カテゴリ:マンガ/アニメ
昨日の記事は、読む人が読んだら痛烈な皮肉や揶揄に見えたかもしれないですが、ちょっと個人的に虫の居所が悪かったという事件があって、批判色が強かった模様。
プライベートもいいところだからネットリテラシーを考慮しないところじゃ具体的に書けないですけど、油断して愚痴っぽいことをばらまくのは、ブログとしてはいささが下手すぎるかもしれません、精進精進。 とはいえ、このところトレス疑惑を含めて検証がブーム化しているので、これっぽっちの文言でも特定されかねないことがあるのは確か。用心に超したことはありません。 ところでこのところ『トレス疑惑』という話しをよく聞きます。実際、ネットの画像をトレスした(主線が完全に一致するとか)マンガやイラストがあちこちで特定されて、魔女狩のごとく暴き立てられているのが現状。ただ個人的には『トレスなんていうプライドの無いことをやるから悪い』というのがスタンスで、『みんなやっているから』というご託は、少なくとも私には通じません。 つーか、そんな底の浅いコトやっても100万のネット民にかかればあっという間に暴露されるし、トレスするような情熱の無さに、快楽を求めて検証に躍起になるネット民のスタンスが負けるわけねー。借り物を自分のもののように出すのは、創作者としては盗作に近しいので、出版側も擁護出来ないですしね。ギャルゲ作っているとき、サンプルで持ってきた絵はマトモなのにいざ本番を描かせると突然絵が崩れて、実はサンプル品がトレスだったってことがあって大変な目に遭いました。 ただ、自分も『模写』は認めています。フィクションは大半『リアルの模写』ですから、お手本にすることはなんら問題無いでしょう。 でも『複製』は絵画の世界では『贋作(模作とはなかなか言われない)』で、結構忌避されているもの。名画の保有者が「目垢が付く」とかいって模作を美術展に出したら、それは金払っている入場者からすると深刻な裏切り行為です。トレスがアウトなのは、その辺の線を踏み越えているから。日本で許されているのはジャンプの人気作家ぐらいです(それも大半は正々堂々ではない)。 ネットにある映像は、検索できるということは誰でも見られるということです。『俺だけは大丈夫』は通用しないので、そのつもりで描きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月03日 21時17分53秒
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