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テーマ:マビノギ日記(790)
カテゴリ:マビノギ日記
このストーリーの時系列はG19実装当時のものです。
また、このシリーズの更新感覚は不定期となりますのでご了承ください。 前回のあらすじ 後でアルターに覗かれないように、今のうちにトイレに行った。 (よし! 覗かれない場所で用も足して来たし、準備万端だ! シドスネッターに来たけどアルターはいるかな?) 【コオシン】 (お、いたいた。) 【コオシン】 (あれ? なんか叱られてる? もう1人女の人がいるぞ。 あの人がアルターの言っていた「姐さん」かな? むっ・・・!! あれは!!!) 【コオシン】 (デカい!!!!! ・・・じゃなくて、あれはかの有名なおっぱいアーマー!!! 敵の攻撃を防ぐための鎧なのに、わざわざ胸の形を強調する伝説の装備じゃないか!!! あの鎧は古来より、オークをそれとなく誘惑するために女騎士がよく着けていた装備・・・ まさかあの女・・・女騎士か!!?) 【女騎士】 それは規律違反よ、アルター! それが何を意味するか、よく分かっているでしょう?! 【アルター】 そ・・・それはそうですけど・・・。 !!!! 【振り返るアルター】 これはコオシンさんの匂い!!!? あっ、来てくださったんですね! コオシンさん!! 【コオシン】 やぁ、アルター・・・。 (今すごい勢いで振り返ると同時に、「これはコオシンさんの匂い」とか聞こえた気がしたけど、、気のせいだよな・・・?) 【女騎士】 アルター! あなた・・・まさかもう言っちゃったの!? 【女騎士】 アルター! あなたって子は・・・。 自分が何をしたか分かっているの? 大丈夫ですよ! アヴェリン・・・姐さん! コオシンさんに来てもらったから、あんなモンスターなんてへっちゃらですよ! ね、姐さん・・・? ・・・あの? ちょっといい? アルター。 この人がさっき言っていたアルターのリーダーの姐さん? ってかモンスターってなんの話? ・・・? ・・・。 ・・・?! そういえば、言い忘れました! すいません、コオシンさん! あぁ・・・またやっちまった・・・。 ・・・ハァ。 アルター、落ち着きなさい。 まだ問題が起きたわけではないんだから。 えぇと・・・僕はただ・・・コオシンさんと一緒なら愛の力でアイツを倒せると思って・・・。 コオシンさんはこの世の誰よりも信頼できる方ですし・・・。 【コオシン & 女騎士】 (・・・愛の力?) 【女騎士】 (というか、「この世の誰よりも信頼」って、、 リーダーの私よりも?!!) アルター、「多言は身を害す」。 私の忠告をもう忘れたの? とりあえず落ち着きなさい。 【アルター】 はい・・・。 【アヴェリン】 コオシンさん、はじめまして。 私はアルターと行動を共にしているアヴェリンと申します。 アルターが切羽詰ったあまり、なんの関係もないコオシンさんにご迷惑をおかけしたようですね。 この件は私たちの手で解決しなければならない事なのです。 わざわざ来てくださったのに申し訳ございません。 どうかお引取り願います。 ハァ・・・ え? 関係ないの? さっき言ってたモンスターっていうのは? あ・・・それは・・・。 ・・・ その件につきましては何もお答えする事ができません。 もし本当にモンスターがいるとしたら、村人に注意を促してください。 この程度の事しか言えません。 んん~・・・ そっか。 わかった。 なら気を付けるよ。 そっちも気を付けて。 有難う御座います。 では私はアルターと話がありますので、失礼します。 ぁ・・・ コオシンさん・・・待って・・・。 もっと近くでお話を・・・ アルター!! 早く来なさい!!! 【コオシン】 ・・・・・・ (ハァ・・・ 結局なんの話しだったのかさっぱりだったな。 いったい何が起きてるのやら・・・ 話すのを渋っていたけど、もう少し情報収集してみるべきだったか? 「先日シドスネッターであがった、黄金色の光の柱についてなにか知っていますか?」 とか、 「そのモンスターって、南のほうで現れている巨大なモンスターのことですか?」 とか、 「そのおっぱいアーマー、中身はどうなっているんですか?」 とか、 「その立派なバストは、アーマーでかさ増ししてるんですか? それともアーマーで押さえつけてパツンパツンなんですか?」 とか、 「アーマーのせいでよくわからなかったんですけど、スリーサイズはいくつですか?」 とか・・・ 情報は足りないけど、ひとまず考えていても仕方がない・・・ 夜になってきたし、今日のことをダンカンさんに報告してこよう。) 【コオシン】 ダンカンさーん。 昼間の調査の件なんだけど・・・ 【ダンカン】 おお!ちょうどいいところに! 大変だ!コオシン! ラサ先生が咲夜シドスネッターに行ったっきりで、まだ帰ってきていないんだ。 わしがあれほど気をつけろと言ったのに、どうしたものか・・・。 なんだって!!? 昨夜からって、ディリスちゃんも行方を知らないんですか? あぁ、ディリスにももちろん聞きに行ったが知らないそうだ。 彼女は優秀な魔法使いだが、あの森は一人で足を踏み入れる場所ではない。 特に夜の森はとても危険だ・・・。 頼む、ラサ先生を探してくれ。 わかりました。 シドスネッターにラサちゃんを探しに行ってきます! (あそこはただでさえコヨーテがたくさんいて危険なのに・・・ アルターが言っていたモンスターと、行方不明のラサちゃん・・・ 嫌な予感がする・・・ 間に合うといいけど・・・!) ・・・ ・・・ ・・・ 【コオシン】 (おっ! 良かった!!! ラサちゃんいた!!! 気を失っているようだけど大丈夫か!? 幸いコヨーテに襲われた様子ではないけど・・・) 【コオシン】 おいっ!! ラサちゃん!無事か!? ペシペシ おいっ!! ラサちゃん!大丈夫か!!? 生きてるか!? ムニムニ モミモミ 良かった・・・ 心臓は動いているみたいだ・・・ (顔色も悪くないし、とりあえず意識を失っているだけで大事無いみたいだな。 さて・・・ どうしたら目を覚ますか・・・) 【コオシン】 おーい!! ラサちゃん!大丈夫か!? 起きてるか!? おーい!! モミモ・・・ !!? 【コオシン】 なんだ・・・!? あのモンスターは!! 【コオシン】 (武器を持っているが・・・ポウォール・・・? だがなんだこの気配は・・・ この気配はまるで・・・) 【アルター】 コオシンさんっ! あなたのピンチを感じて駆けつけましたっ!! 大丈夫ですか!? 僕たちの愛・・・ゲフンゲフン絆の力でアイツを倒しましょう! !!! アルター! 今なんて言いかけた!!? ってか僕達にそんな言うほど絆とかあったっけ!? って、そんなこと話してる場合じゃない! このまんまじゃそこのラサちゃんが危ない!! 力を貸してくれるなら頼んだ! 待ちなさいっ! アルター! コオシンさん、この敵は私たちが対処しなければならない相手です! 関係ないあなたを巻き込むわけにはいきません。 その人を連れて逃げてください。 なるほど。 ってことはやっぱりコイツが君達が言っていたモンスターか。 確かにコイツがなんなのかは知らないけど、うちの村人が襲われそうになってる時点で無関係じゃないんだよね~! 無関係って言うんなら、うちの村人に危険が及ぶ前に言ってくれるかな!! 戦闘モード!!! くっ・・・。 わかりました。 よろしくお願いします。コオシンさん。 【アルター】 やったーーー!!! コオシンさんと2人で戦えるなんて!! 僕感動です;;; 【コオシン】 いや! そんなこと言ってる場合じゃなくない?! 【アヴェリン】 アルター!!! 私もいますよ!!? ってかこいつ全然怯まないな・・・! でも手応えはある!! そろそろトドメか!? コオシンさん! アルター! 下がっていてください。 ここは私が! 【コオシン】 !!!!! (なん・・・だと・・・!? この技・・・そしてこの光は・・・! まさか!!僕と同じ!!?) ズバンッッッッッ!!!!! 【謎のモンスター】 グエエエエエヤラレタンゴォオオオオオ!!! ふぅ。 どうにか無事片付きましたね。 (そんな馬鹿な・・・ あの技はハゲ以外でも使えたのか・・・? まさか彼女はヅラ・・・? いやでも抜け毛は見当たらなかったし・・・ そもそもなんであの力を使えて・・・ 彼女達はいったい・・・) ブツブツブツ さすがコオシンさん!すこくカッコよかったです! やっぱりコオシンさんの手に掛かれば、あんなモンスターイチコロですね! アルター・・・ 止めを刺したのは、一応私なんですけど・・・。 あれ? そうでしたっけ? !!!!! あっ! コオシンさん後ろっ!! !!!!! 奴は・・・!!! 【振り返るコオシン】 ん? 後ろ? あぁ、後ろのアレ? あれはこの辺りによくいるコヨーテだよ。 凶暴だから襲われたら危険だけど、ここらへんによくいる動物だから気にしないで♪ 【コヨーテ】 ワンワン! オレはコヨーテだわん!! いつもこの辺りでウロウロしてるわん!! ワンワン!ワヲーン!! 【コヨーテ・・・?】 って・・そんなわけがあるかッッ!!! 【コオシン】 野生のコヨーテが喋った!!? コイツ・・・ただのコヨーテじゃないぞ!!! 【アヴェリン】 知っていますっ!!! そこのハゲ。 こんなに早くアレを倒すとは・・・ なかなかやるようだな。 【アヴェリン】 あの・・・ だからトドメを刺したのは私なんですが・・・。 【消えていくペナール】 挨拶はこの辺にしておく。 おまえとは近いうちにまた会える気がするからな・・・。 消えた・・・ コヨーテなのにあんなことも出来るのか・・・? それにアレって・・・あの大きいモンスターのことか? アヴェリン。 さっきのモンスターはいったい・・・ そうですね・・・。 話しましょう。 ただ、詳しい事は今の段階でお話できない点、ご了承ください。 ・・・この怪物は本来、人間でした。 これが、別世界の不浄なオーラに染まり、自我を失った者の哀れな末路です。 (別世界の・・・オーラ・・・) さっきのコヨーテは? まさかアイツもなにか関係があるのか? あれはコヨーテではありません! あれはこのような怪物を造る存在です。 彼一人だけではありません。 3人・・・いや、それ以上がウルラ全域でこのような怪物を造っています。 恐らく彼らも上の者の指示で動いていると思いますが・・・。 これ以上の事はお話する事はできません。 え!? あれはコヨーテじゃないんですか!!? 違いますッ!!! アルターはあれが何者なのか知っていますよね!!? 教えたはずです!!! あ・・・いえ、そうなんですけど・・・。 コオシンさんがコヨーテと言っていたので、、、 姐さんに教わっていたことは間違いで、本当はコヨーテだったのかと・・・。 ・・・・・・っ!!! (なんだか可哀想になってきた・・・) それで、君達はいったい何者なの? (あの技を使えるとはいったい・・・) 申し訳ありません。 それについてもお答えできません。 彼らと敵対する者達・・・くらいにしておきましょう。 今回は止むを得ずこんな形になってしまいましたが・・・ 本来、こうして外部の人とお話をするのも規律違反です。 そっか・・・。 わかった。 なら聞くのはこのくらいにしておくことにするよ。 (これ以上こんな寒い場所で、ラサちゃんを放って置くのもあれだし・・・) ご理解いただけたようで。 それでは、私たちはそろそろ戻ります。 えぇっ!? もう帰るんですか? そんな・・・ ・・・ それでは、コオシンさん! お気をつけてお帰りください! また会いに行きますね! アルター! は・・・はいっ! 姐さん! ハハハ (次に会いに来るのなら、トイレをこっそり覗くとかそういうんじゃなくあってほしい・・・) 【ラサをおんぶして運ぶコオシン】 サワサワサワ (しかし・・・彼らはいったい何者なんだろう・・・ 教えてもらったこと以外で、今わかっていることは ・彼らが規律の厳しいそれなりに大きそうな組織に所属していること。 そして、あのコヨーテの話をするときに 「恐らく彼らも上の者の指示で動いている」 と言っていた。 ということは、 ・組織には彼女よりもっと上の存在がいること。 そしてあの力・・・ まさか僕以外にあの技を使える人がいたなんて・・・ 技の力の仕組みは、僕とはちょっと違う感じがしたけど、 ・もしかして彼女達も、あの神に関係が・・・? サワサワサワ 続く・・・ 友人である奥原世詩絵の初個展。 2018/10/25 ~ 2018/10/28 に 深谷駅市民ギャラリー2階 にて開催!!! 詳しくは↑のツイートを参照! 当ブログでの紹介ページはコチラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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