|
テーマ:障害児の親として(1435)
カテゴリ:障害児の親として
なあくんの養護学校は普通小学校の敷地内に設置されている。
先日の参観で運動会の練習を外でやっていたのだけど、普通小のグランドは使わせてもらえず、 養護学校に与えられたスペースはグランドの片隅。 とっても狭い!! 去年運動会を見学に行って、まず最初に感じたのがこのことだった。 どうしてグランドを使わせてもらえないの??? プールだって普通小の子が使わない時間にしか入ることができないし、 4年生からはそのプールは使わせてもらえずに市営プールまで行かなければならないという。 なんて肩身の狭い思いをしているんだろう。 そして私が見たくなかった光景。 ちょうど普通小の子たちも運動会の練習でグランドに出ていたのだけど、 養護の子たちが一生懸命に走っている姿を指を指して嘲笑する子供たちの姿。 個人走の直線のコースに入ってきて練習の邪魔をしているのに注意しない教師の姿。 どうして??? 一度だけなら仕方ないけど、何度もコースの中に入ってくる子たちをどうして放っておくのか? まっすぐに走れない子、身体の障碍でうまく走れない子、歩くのが精一杯の子。 そんな子供たちをどうして笑えるの? どうしてそのことを注意しないの? 一緒に見ていた他のお母さんも怒っていた。 こんな視線の中でなあくんが過ごしているのか・・・ そう思うと悔しくて悲しくて。 ゆっくりでも笑顔いっぱいでゴールを目指している子を先生達がみんなで応援している。 こういう光景を見てなんとも思わないのだろうか? これまで普通小の子供たちの接している様子を見る機会がなかったけど、 今回この光景を見てまたあの時の悔しい気持ちがこみ上げてきてしまった。 あんな大人たちがいるから子供たちも障碍を理解しようとしないのではないか?って思ってしまう。 先生達はこういう視線に出くわす機会がたくさんあるんだろうね。 私が感じた悔しさを何度も感じているんだろうなぁと思いました。 だってこの養護学校の先生たちは愛情たっぷりで子供たちと接しているもの。 なあくんたちはわからないかもしれないけど、先生たちは辛いだろう。 注意したくても普通小の先生の手前できないだろうし・・・ うちの養護学校は『地域を教室に!』という教育方針のもと活動している。 素晴らしい方針だと思う。 共生・共有を実践しているというけれど、 ここは受け入れる体勢になれないじゃないか!と叫びたくなった。 やっぱり理想と現実は・・・違うものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[障害児の親として] カテゴリの最新記事
|
|