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カテゴリ:マラソン/山/トライアスロン
土曜: 水泳:2キロ ランニング:16キロ 日曜: 自転車:71キロ さいきん楽天日記には書いていないが、短かったトライアスロン・シーズン後も地道にトレーニングを続けているのである。 次の目標は、アイアンマン(水泳3.8キロ、自転車180キロ、マラソン42.2キロ)の前哨戦として申し込んだ4月の宮古島トライアスロン(水泳3キロ、自転車160キロ、マラソン42.2キロ)である。書類選考に通らないと参加できるか否か分からないのだが。 水泳は1月から練習を開始したのでもうすぐ10ヶ月、自転車は4月中旬からだから半年が経過したわけだが、どちらもそれなりに上達して満足している。 水泳は、開始した当時は100m 4分ペースで泳ぐのがやっとだったのが、現在は2分30秒ペース(5分で200m)で泳げるようになった。並みのトライアスリートに比べたらまだはるかに遅いのだが、とりあえず制限時間内に泳ぎ切れる速さに達したし、これでもうビリにならずに済みそうだ(笑)。 自転車のほうはさいきんメーターが壊れているためどれだけスピードが向上したのか不明なのだが、週末に2~3時間(60~90キロ)苦もなく走れるようになったので少なくとも持久力は向上しているに違いない。 意外だったのが、水泳と自転車のトレーニングに時間を取られてランニングの練習が“ご無沙汰”になっているにもかかわらず、それほど顕著な能力の低下が見られないことである。 マラソンにハマっていた頃の月間250~300キロという距離に比べると、今ではその3分の1しか走れていないのだが、ジョギングのつもりで15~6キロを軽く走ってもまだフルマラソンのペースは維持できていて、かつ同じ主観的強度でもスピードが微妙に向上している。 これは、もしかすると自転車の練習がそのまま「インターバル・トレーニング」になっていたのではないかと想像される。上り坂で必死でペダルをこいでは下り坂で休む、公道では自動車に負けじと必死で飛ばして、赤信号で停止…といったサイクルを自然に繰り返しているうちに、スピード持久力に結びついたのではないか。 あるいは、泳いだり自転車をこいでいるうちに身体の左右のバランスが改善され、走るフォームによい影響があった可能性もある。 とにかく、毎日泳ぐ、漕ぐ、走る を繰り返しているので、体調はすこぶるよい(笑)。マラソンにハマっていた市民ランナー時代には、しょっちゅう足や脚を故障したり体調を崩したり痔になったりしていた。なんせ練習というと「走る」以外にないので、夢中になるとつい“やり過ぎ”てしまうからである。 しかし、泳ぐ・こぐ・走る を交替でやっていると、走るのも泳ぐのも自転車に乗るのも1~2日おきにならざるを得ず、使う部位の筋肉を少なくとも1日休養させることができる。それでいて毎日運動をしているので、総合的な持久力は維持・向上される。 運動の総量では、アイアンマンに向けてトレーニングをしている今も、マラソンをしていた当時もあまり変わらないと思うのだが、トライアスロンを始めてから痔が再発していないのは特筆すべきことだと思う。 マラソンを練習していた当時は 「長距離を走る→腹が下る→頻繁に排便する→痔になる」あるいは 「無理して速く走る→力んだ後にケツが弛緩する→脱肛する→痔になる」 というお決まりのコースだったが、長い間泳いでいても、自転車に何時間乗っていても不思議と腹が下ったことはない。要するに、走ってばかりいた頃と違って「無理する」ことがないからだと思う。 あと、これは副次的なことではあるが、マラソンにハマっていた頃はガリガリになっていた上半身がだんだんガッシリしてきて、微妙に逆三角形体型になってきている点も見逃せない。水泳で上半身が鍛えられ、自転車で腹筋と太ももの筋肉がつき、ランニングで脚の筋肉が締まる…というバランスのよい「エリート・アスリート体型」へと変わっていっているのが分かる。 …とまあ、トライアスロン1年目を振り返ると、あらゆる面で申し分ない。 マラソンは始めてから飽きるまで3年かかった。トライアスロンもたぶん再来年の暮れ頃には飽きが来るのではないかと予想している。しかし、いちど飽きたとしても、トライアスロンは「ソロ競技が行き着く究極の到達点」として、きっといつかまた復帰するだろうな…という気がしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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