1018739 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ブログ05

ブログ05

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

MY HEART WILL GO ON。(珊瑚礁。蟻塚。)。めだか。小赤。ウーパールーパー。アカハライモリ。アカハライモリ2。LP・EPレコード&ソノシート&AMラジオ&拡声器&三角コーンスタンド。山崎拓。加藤紘一。神崎武法。緒方貞子。野田聖子。息子・中曽根康弘・藤原道長・太陽が、娘・宮澤喜一・菅原道真・地球の下の地位・上の位をし続けて、月・菊池桃子・小倉優子・その他の息子の精進努力の道を行く。それで、お金・金星・英国を通過して、学問奉職芸術・真善美・水星に到達した。珠。徳性。真髄。精髄。メンタル界・愛の世界・色界、上位アストラル・女神&男神の世界、上位コーザル・多面鏡の境地の世界、華・精髄の世界が、自らの精進努力の結果の世界。徳性の世界。内的充実の世界。(私は、塵、埃の災難すら、気をつける。完成人類始祖アダムの位の途上だから。1人に倒されたら、No.2の位に墜ちた。完成人類始祖アダムの長男。という事です。)。(マスター、地球の守護者の修行、修業中。共生、共存の修行、修業中。自衛?。永世中立の瑞西のさらに内心の存在と成る修行、修業中。)。私が、青山愛、(遠藤玲子)に、期待し続けている事。山崎夕貴にして上げなければいけない事と思っている事。以上、現実決済。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

聖勇rakuten

聖勇rakuten

カレンダー

お気に入りブログ

どっちに転んでも、… New! かめおか ゆみこさん

2373. 出遅れた秋色… カズ姫1さん

幽界の温泉場 sinoraさん

陰陽師と式神と私 陰陽師6213さん
教えて!おもかれ(… おもかりさん

コメント新着

フリーページ

職歴&私が成し続けている御仕事


私が成し続けている御仕事002


私が成し続けている御仕事003


私の学級の全生徒と御両親様への報告


私の学級の全生徒と御両親様への報告02


私の学級の全生徒と御両親様への報告03


イチロー、小泉孝太郎、安倍晋三


人生とは副担任を生き続ける事


夫の現実は無い


星野仙一を越える為に勝ち続けなければなら


文化文明の物代金


神・イエスキリスト・皇太子は犯すだけ


SKアナ、DTアナ、MMアナ


ラストマンの摂理


需要と供給、物々交換


犯人、事件救命医、刑事


原理数


女は雄


夕食



蛇校長、追い出し部屋


富士山の神は魔神


天命界は副担任


両親の担任をされた


三対と干支


織田信長は魔神


夫にする得、雌にされる損


この両親、幼稚過ぎる


更新された


鏡に映った自分を自覚、自我


分類


水野真紀、横浜銀行、西山喜久恵


アンパンマン、生田竜聖


松嶋菜々子、反町隆史


殉職した小渕恵三は教務を犯したから


菩薩、母の愛、如来、父の愛


ホログラフィー、創造原理


悪オヤジ、腹黒オヤジ


卵子の言葉遣い


ガブリエル菅直人、ルーシェル小渕恵三


結婚は婚前ファーストセックスの相手の担任


信頼関係も無ければ


結婚する気が無いなら第二子


婚前ファーストキスの誠


サザエさん


平成10年度、平成11年度


エネルギーの効率はマイナス


新婚初夜


これが日本人だ


ウエンツの相手は神田沙也加、聖子は母


二度の世界大戦と娘、そして、息子


物扱い


学生は制服の部下


複式簿記と価値


女優は仕事、ファザコンは仕事していない


一本道


上司しか障害年金の再認定出来ない


保育園と結婚式の服装の色


世の中はメリットではない、世の中の仕組み


喰うか、喰われるか


宇宙の大規模構造


世の中はお給料、即ち、上下関係


小泉純一郎とみのもんた


はりぼて、虚飾


英仏米露中の役割


ぎりぎり


実体の天皇は、実体の責任を取る


童貞の私は中曽根康弘首相と信頼関係が有る


ステネロス


針の筵


サットヴァ・神性


結婚は生活


甘受かな


大三、大四


天皇は一番の極悪党


誤表示は音を上げない


ヒトラー、K


人間は物ではない


上司


首相でなければ青春


地球人類消滅


私はアルバイトが先


最低限・最小限・マスト記事


放送局


血の繋がりの意味


産土、現実


結婚相手


仕事は手間


結婚はおそらく年貢


心が折れた芸人


非処女は子育て


カルマについて


発情


非担任


大帝神


文化文明の衣食住等の物代金


無自我


童貞は学問、非童貞は学者


まさかとは思いますが


宮崎あおい、父


時間は地球の自転と公転


極悪党をやった店長異動


選手寿命


意識


損得の意思


DJ


ビジネスはカネ


山崎製パン、松たか子、マツコ・デラックス


送信メール


手紙


管理通貨のリセットが食材偽装に成った


この世に利益は有り得ない


マネジメント


Top500 List - June 2013 TOP500 Supercom


(2)


(3)


(4)


(5)


映像、画像、音声は物


婚前セックスは、強.姦、強盗


国家の威信は8千万円ではない


仕事は損だったから寿結婚退職


全国知事会、全国市長会、全国町村会


現実は交尾


一原料、二加工、三営業


選挙資金ではない


マー君は監督、参議院議員


隠す


23時間59分営業


富士山との勝負


仕事ではなかった


労働だった


中国共産党の業・カルマ


生物


海鮮丼


スパイ防止法


白龍


強.姦&強盗の神は恥を知らない


22組


ルーシェル


スパッツ


島田紳助の二の舞


義憤


小学校校長の担任


国家秘密


富士山一日二往復年二百回登頂


防空識別圏


阿修羅と天


恋、松山千春


聖聖勇


聖勇YS


天、雌、天使は自己愛者


蛇校長が現実と離婚した


チェリー


自分


ライトエース


文化文明の物代金


私とクレジットが無い会社


筆下ろしと婚前ファーストセックス


YSは非処女だから童貞の私の上の地位


YSのラストセックスの相手が私の上司


私のリアル


アベルは蛇の現実


統合失調症


JUJUと松任谷由実


現実は肉体


仕事は鍛練


世の中は登山


妻をやらない敵はお話に成らない


障害年金


クレジットは人生かな


色が太陽系


穀潰し、食い扶持


本質は北朝鮮の維持


堕落アダム


まさか


天使


イエスの現実は無い


ゴール


婚前セックスをしたら成人


雌は後出しジャンケン


デート相手は上司


ポケモン


長老の務め


東日本大震災が起きたわけ


フェチ、オタク、コア


どちらがより善か


堕落エヴァ出現


税金泥棒


世界は言葉では出来ていない


神は世界支配だった


結婚の理由


激務と山登り、境地


小泉純一郎と福田康夫


惚れられる


霊言集


首相の神の摂理


毎日、サバイバル


これ、天国、メンタル、五


バーサス


来世が有る方々


女子は月


しりすぼみ駄目


聖聖勇・YS大帝神(大帝神)


地球人類への報告


英国&中国&米国は昭和天皇の上司


現実は食物連鎖と循環経済・法輪


白血病再発で再入院はイエスキリストだった


人事異動通知書等


修行成果H20.5.20から


修行成果H20.5.20から2


修行成果H20.5.20から3


修行成果H20.5.20から4


霊界について


天命界の親神様との対面場面


大霊界 隈本確 著 紹介


神奈川県・三浦市・藤沢市 人口


“LOVE”


これが私の生き様、天命、全人類への法施


最終エヴァ(人類始祖エヴァ)救出の摂理


精神科医提出の文書


ヒト&細胞&ウイルス&鉱物&大気圏&大気


これが男と女の世界


日本国の祖霊(神々)と初代天皇


人生の支払いについて(深奥の摂理)


校長の上司の方々への御報告0000001


メシア(救世主)論


何故、詐欺師に欺されるのか


意味・意義が有る事しかやらない


市立中学校の教諭の仕事とはこれだ!


市立中学校教諭退職後1


太陽人類と致して生きる


太陽人類と致して生きる2


太陽人類と致して生きる3


対話能力を育てる為に我々は生きている


行動の摂理開始


世間に土下座致して為すのが出家


物々交換の現実、支払い


無給となった


神国日本&女は操&夫婦の修行


これが神の愛の世界


ご報告H201214


非童貞独身者は前閉じのパンツ必要


男女関係の世界について


非童貞・非処女の方々へのご報告(給料)


悪女との闘いはここまでやる必要が有る


世界平和への道


代金と料金&心の姿勢


ノアの信仰心がセックスを致す為には必要


人間界の摂理


統一原理が完成致すまで私は童貞と


神の心情・夫婦の絆・親子の絆の世界


万物復帰


愛は責任


統一原理の第一歩目


統一原理というゲーム


世界統一&世界人類の両親に成る=統一原理


日本人の使命


信仰


サタン復帰の法


婚前セックスをしてしまうとこうなる


ここまでやると夫に成れる


大人の世界


立場をわきまえる


小中学生の男の子達を護る


これが私の本音です


赤誠


金は物ではない


統一世界


私の天命


神の息子の権威(ソロモン王の秘儀)


世の中は猛烈なサタン(悪意の塊の蛇)


私の天命界の親神様への祈り


三種類の貨幣


史上最高の反面教師


その本性がサタンである地球人類の神、死刑


神の夫婦、神の家庭


尊厳を失うと北朝鮮、中国転生


為に生きている分だけ自分が支払い致される


信仰の基本


これが統一原理


個人の家庭の幸福は無世の中人生だから当然


二兎を追う者は一兎をも得ず


わたくしの生命の本質的平等・対等観


信仰のベーシック


完成人類始祖アダムと成る方法


米国アニメ&英米中連合国の心


神の摂理の現状説明


クリスタル


天命界の親神様の創造目的


生きる仕組み、目的


万物、万物代金の請求が恋愛かな


先祖の自分が有る方々は歴史認識が有る


蛇はプーチン、アラーは英国女王を認めない


SP、影武者の部下をやる


人工知能プログラミング


蝶ネクタイ、棒ネクタイ、身体障害


言語


語彙


概念


楽天カード

カテゴリ

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2007.10.21
XML
テーマ:神(510)
カテゴリ:神の摂理
ナレーンドラは、ラーマクリシュナの下での5年に及ぶ霊的訓練の後、落ち着きのない、悩み多き性急な若者から、神を悟るために一切を放棄する準備ができた成熟した男性になるまでに成長を遂げた。まもなく、ラーマクリシュナの最期が、喉頭がんという形で1886年8月15日に訪れる。ナレーンドラが23歳のときの出来事であった。

その後、ナレーンドラを含むラーマクリシュナ・グループの中心となる弟子達は、僧になって一切を放棄するという誓いを立て、バラーナガルの幽霊が出そうな家に住み始める。彼らは、ラーマクリシュナの弟子で富豪でもある家主によって、食事その他の生活の施しを受けることとなる。

インド国内を放浪
バラーナガルの若い僧の心に、ボロ着と托鉢椀だけを持った流浪の生活を送りたいという欲求が生じてくる。1890年7月にヴィヴェーカーナンダは、行く当てのない放浪の長旅に向けて出発した。彼は、インド亜大陸の至るところを放浪する。

この間、ヴィヴェーカーナンダは、ヴィヴィディシャーナンダ(サンスクリットでは、ヴィヴィディシャーは「知的欲求」を意味し、アーナンダは「至福」を意味する)、サッチダーナンダなどの名で呼ばれる。その頃に、彼の事物への鋭い洞察力のために、ケートリーのマハーラージャによってヴィヴェーカーナンダ(識別する者)の名が授けられたという。

このさすらいの日々に、ヴィヴェーカーナンダは貧民の小屋から王の宮殿まで様々な場所に滞在した。彼はインドの様々な人々に親密に接し、異なる宗教の文化と交流した。ヴィヴェーカーナンダはこの旅でインドの荒廃を目に焼き付ける。カースト制度がインドの社会に不平等をもたらしている。更に物質の貧しさが悲惨な状況を作り出しているのに、観念的な教えばかりを説くインド人が多い。ヴィヴェーカーナンダは心の教えだけを説く無益を悟る。社会的実践が必要だ。社会の平等を西洋に学ぶべきだ。西洋は精神的な教えをインドに学ぶべきだという信念が生まれた。

カンニヤークマリのヴィヴェーカーナンダ岩1892年12月24日、彼はインド亜大陸の最南端のカンニヤークマリに辿り着く。そこで、彼は海を泳いで渡り、ぽつんと聳え立つ岩の上で瞑想をし始める。彼はそこで3日間、インドの過去、現在、未来について沈思黙考する。その岩は、今でもカンニヤークマリのヴィヴェーカーナンダ記念の岩として残っている。

ヴィヴェーカーナンダは、マドラス(現在のチェンナイ)へ行き、インドとヒンドゥー教についての展望を青年たちに話す。彼らは感動して、彼にアメリカのシカゴで開催される世界宗教会議のヒンドゥー教代表として出席するよう懇願する。実は、ヒンドゥー教代表への招待状は、バースカラ・セートゥパティとラームナードのラージャーに対してのものであったが、彼らはヴィヴェーカーナンダを送り出すことを決断する。チェンナイの彼の友人、バースカラ・セートゥパティ、ラームナードのラージャーとケートリーのマハーラージャーらの援助により、ヴィヴェーカーナンダは米国へ渡航することとなった。

西側諸国を外遊
1893年5月31日(当時30歳)、ムンバイを出港しセイロン、ペナン、シンガポール、香港、広東を経由し日本の長崎に入港、長崎から大阪、京都、東京を経由し横浜港からアメリカ・バンクーバーへ渡り、7月中旬、ようやく汽車でシカゴに到着した。
そして同年9月11日、世界宗教会議第一回集会は始まった。出席者は多かったが、大部分が用意してきた原稿を読み上げるだけであり、聴衆はその形式に退屈していた。ヴィヴェーカーナンダの番が回ってきたが、彼は原稿を何も用意していなかった。「アメリカの兄弟姉妹諸君、汝ら互いに受け入れ、理解し合うべし!」という言葉でヴィヴェーカーナンダが講演を始めると、拍手が会場を包んだ。彼はラーマクリシュナの教えを継承した普遍宗教の理想を語った。この考えは西洋人には極めて新鮮だった。彼の巧みな弁舌に聴衆は魅了され、演説は大成功を収めた。新聞が彼を取り上げたため、宗教会議はヴィヴェーカーナンダの名声を一気に広めた。

1896年、ロンドンにてヴィヴェーカーナンダのアメリカにおける伝道は、これが単に東洋の物珍しい教えではなく、西洋人になにか重要なことを伝えているかもしれないという関心を呼び起こす。インドの宗教と哲学への関心が彼によって引き起こされたことが、多くの記述によって確認されている。

会議が終わって2、3年の間、彼はニューヨークとロンドンにヴェーダーンタ協会を開設し、主要な大学で講義を行って注目を集めた。彼の成功は、当時の保守的なキリスト教徒や宣教師による激しい批判や論争を巻き起こすこととなる。宗教の融和を主張してもヴィヴェーカーナンダは全てを無制限に受け入れたわけではない。堕落した宗教には容赦がなかった。剣によって物事を成し遂げんとするキリスト教徒、贅沢の傍らで教えを説くキリスト教徒、口先だけの偽善的なキリスト教徒に対し「彼らはキリスト教徒ではない。キリストに帰れ」と批判している。ちなみにヴィヴェーカーナンダは利己心の無さと他人への愛が宗教のテストだと述べている。

なお、この外遊の間、ヴィヴェーカーナンダの主要な著書に該当する論文が相次いで完成することとなった。1895年の夏に差し掛かる頃に著作『ラージャ・ヨーガ』が完成、同年12月には『カルマ・ヨーガ』に該当する論文を発表。1896年2月には『バクティ・ヨーガ』をまとめ、同年4月にロンドンにて『ギャーナ・ヨーガ』に相当する講演を行った。

4年に及ぶ欧米での外遊と講義ののち、1897年に彼はインドに帰国する。

インドに凱旋
ヴィヴェーカーナンダの支持者たちは彼のインドへの凱旋を熱烈な歓迎をもって迎えた。彼は、当時の圧迫されたインド社会の士気を高めるために考案された、「コロンボからアルモラまでの教え」として知られる一連の講義を行った。

その後、彼はラーマクリシュナ・ミッションを興す。この機関は現在のインドのヒンドゥー社会における最も大きな教育機関の1つである。
しかしながら彼は、西側諸国を外遊したため、西洋文明は穢れたものであると考えている保守的なヒンドゥー教徒らの強い批判を浴びることとなる。彼と同世代の人たちも彼の動機を疑い、彼のヒンドゥー教の伝道活動から得た名声と栄誉が、彼の最初の僧院での誓いを忘れさせたのではないかという疑念を抱いた。彼の米英に対する熱意と祖国への霊的献身は、彼の晩年、大きな葛藤を引き起こした。

そんな中、1898年11月に彼の女弟子であるニヴェーディターの女学校が開校、12月にはベールール僧院が建立する。1899年1月から1900年12月にかけて、彼は再度一度欧米を外遊した。

肉体を去る
ヴィヴェーカーナンダはラーマクリシュナ・ミッションの組織の整備に福祉の実践に加え、布教や修行も平行して行うという多忙な生活に追われた。その忙しさと共に、病が彼の身体を蝕みつつあった。1901年、ヒマラヤのアーシュラムの創設に尽力。1902年7月4日の朝、コルカタの郊外に自身が創設した、ラーマクリシュナ僧院の前身であるベールール僧院にて、彼は一部の生徒にヴェーダーンタ哲学を教授した。彼は、スワーミー・プレーマーナンダと散歩し、兄弟弟子にラーマクリシュナ僧院の将来に関する指示を下した。同日、ヴィヴェーカーナンダはサマーディに入定し、その後肉体に戻ることなく彼岸へと旅立った。師の没後わずか16年、39歳の若さであった。

ヴィヴェーカーナンダの思想

普遍宗教
ヴィヴェーカーナンダはまず、宗教が様々な教えに分かれているという現実を見つめる。霊性の世界では世界の人々を統一する唯一の教えなど生まれようがない。1つの教典から50年経たないうちに20もの宗派が生まれる。まして教典が違う宗教の間に差異が生じるのは尚更のことだ。ヴィヴェーカーナンダはその違いを認めた上で、積極的に評価する。人が思考する限り、宗派は増え続ける。ならば大いに増えるべきだと。活動を生み出すには2つ以上の力の衝突が必要である。多様は生命の第一の原理であり、全てが同一というのは静止した死の世界だ。問題となるのは自分だけが正しいと思い込み、他の教えを抹殺しようとすることだ。彼は「相手の教えを壊すな」、「低いと思われる教えは引き上げよ」という。彼によれば宗教の教義上の違いは矛盾ではなく、1つの真理に対する異なったアプローチである。それらは違いにより補い合う。1つの教義に真理は収まりきらない。多様な宗教の全体が真理である。
真理とは狭量なものではなく、ひたすら広い。それは仏教もキリスト教もイスラム教もヒンドゥー教も全てを含む、彩り豊かな全体としての神の啓示である。

特定の時と場所に現れる有限な宗派に囚われず、大いなる視点から諸宗教の協調を目指す普遍宗教の理想は、頑迷な宗派意識への痛烈な批判だった。ヴィヴェーカーナンダは、宗派が争いではなく協調を始めたときに生まれる大きな力に期待を寄せる。人間にとって魂の探求、神の光の探求ほど多くのエネルギーを費やさせたものはないからだ。なぜ宗教がそこまで大きな力を持つのかといえば、無限という理想を宗教が内に宿しているからだという。感覚界のなかで無限という理想を求めても必ず挫折する。例えば無限の感覚的快楽など不可能である。無限という理想は超感覚の世界の中に見出される。ヴィヴェーカーナンダは、あらゆる宗教に共通な要素は感覚の限定を超えようとする努力だという。自然の背後に働く大いなる力を見るのも、先祖の霊魂を崇拝するのも、霊の啓示を受けるのも、悟りを開いて永遠の法則を理解するのも、超感覚的なものに対する関わりだ。宗教の対象は絶対あるいは無限であるがゆえに人間の理性や感覚に収まりきらない。物質に留まることもない。感覚の限定を超え、無限なるものと合一するのが最高の理想なのだと彼は主張する。そして合一のための手段として彼はヨーガを提唱する。活動的、精神分析的、宗教的、哲学的といった様々なタイプの人間が己の性格に合った方法としてとるべきヨーガがある。それぞれカルマヨーガ、ラージャヨーガ、バクティヨーガ、ギャーナヨーガと呼ばれる。これらはヴィヴェーカーナンダの独創というわけではなく、『バガヴァッド・ギーター』やヨーガ学派の思想を彼が再編成し、人間の生全体に当てはめたものである。

ギャーナヨーガ
ヒンドゥー教

基本教義
輪廻、解脱、カースト
神々
ブラフマー、シヴァ
ヴィシュヌ(クリシュナ)
聖典
ヴェーダ
マハーバーラタ
(バガヴァッド・ギーター)
ウパニシャッド
ラーマーヤナ
人物
シャンカラ、グル
修行法
ヨーガ
地域
インド、ネパール
バリ島





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007.10.22 01:04:29
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X