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テーマ:鉄道雑談(1519)
カテゴリ:車両
※「超割スペシャルの旅―石垣・宮古」は、本日はお休みいたします。
名古屋鉄道(名鉄)は、かつて特急で使用した初代「パノラマカー」を平成21年度までに全廃し、現在特急で使っている「パノラマスーパー」も3分の2にあたる60両を廃止する。特急の編成見直しや老朽化などが理由で、後継車両も、前方が展望できるパノラマ型にはしない方針。パノラマカーは昭和36年に誕生して以来、名鉄特急の代名詞だった。 名古屋線と常滑・空港線を除く路線では、特別料金(350円)がかかる「特別車」のみの特急がほとんどで、乗客から一般車設置の要望が上がっていた。 名鉄では、この乗客の要望を受け、平成20年度までに中部国際空港へのアクセス特急「ミュースカイ」以外の特急すべてに特別料金不要の一般車をつなぎ、350円の料金が必要な特別車を減らす。このため、特別車のみの特急で使っていた「パノラマスーパー」60両を平成21年度までに廃車にすることにした。代わりに増やす一般車用の後継車両はパノラマ型ではない新車を投入する。 第1段階として、来年夏に予定しているダイヤ改正にあわせ、犬山方面と知多半田方面を結んでいる全車特別車の特急の約半分を、一般車つきの特急に置き換える。 同社は「先頭の展望車部分に階段があり、バリアフリーの観点からは今の時代に合わない」と説明。今は特急以外に使われている初代パノラマカーの7000系についても「電力消費が大きく、古い車両で維持修理費用もかかるため、早く整理したい」と話している。 名鉄によると、通勤時間帯では特別車でも満席だが、日中はすいており、「終日でみれば乗車率は平均60%程度」という。一般車を増やす分、特別車を減らすため、年間で8億~9億円の減収を見込んでいるが、木下栄一郎社長は「特別料金なしでも利用できる特急の本数を増やして利用増につなげたい」と話した。 (asahi.com 記事より) …「パノラマデラックス」は、どうなるんだろうか?(多分、同じく廃車の運命か?) 「パノラマカー7000系」平成17年4月2日、中部国際空港駅にて撮影。 名鉄パノラマカー ▽トミカ・チョロQ▽チョロQ【名鉄7000系3次車2個セット】日本車両「日車夢工房」企画 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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