貧乏旅人　アジアの星一番が行く　世界への旅

昨日、キャンパスを歩いていたら、日本語が聞こえて来ました。

あらー？　日本人の人が、又、来たのかなー？　と思ったら、若い
女性数名と、若い男性一人と、そして、見るからにご老人って方の
集団でした。

たまたま、その時、熱血日本語教師の方と一緒だったので、彼が、
教えてくれました。「重慶、１２回目の、９０歳の方だと。」

あいやー！　と驚きました。

熱血教師が、そのご老人に話しかけて、僕も、その話の仲間に入れて
貰いました。ご老人の周囲の若者は、当校、日本語学科の学生でした。

そして、９０歳の、ご老人。どう言う経緯であったかは、聞きそびれましたが、
この四川外語学院に長年、色んな機材を寄付したりして、この学校の
発展に寄与して来た方なのです。


今回も、５万元、日本円にして、ざっと６０万円の寄付をしたそうです。
でかいですなー。ぼくの、一切合財含めた、１年分の留学費用です。


１９５０年に結婚して、奥様も、痴呆症で、ご主人以外の人の認識も
出来ないそうですが、ご健在です。結婚、６０周年です。

すごいですねー！

現役時代は、ソニーに勤めていて、退職後、その関係の機材を
寄付しだしたそうです。


先日は、８０歳の、現役日本語教師の方の、博識さと、回りを思いやる、
その気配りに感服しましたが、昨日は、その９０歳の方の、元気さと、
長年に渡る、ボランティア活動に、感服致しました。

色んな、方々が居るもんですねー！

その点、わたしなんぞ、自慢ではありませんが、自分の為には、
何でも、一生懸命やりますが、他人の為に、一生懸命になるって
ことは、　え？　ん？　あるかなー？　って、程度です。

お恥ずかしい次第であります。