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貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

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2011.01.29
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テーマ:世界への旅(320)
カテゴリ:世界への旅
2011年 1月24日(月)

宿からの、昨日の夕焼けです
実際は、もっとキレイだったのですが、写真に撮ったらこんな程度です。
カメラ、良いのが欲しいなー。

01 DSCF0083a.jpg




この3200mの宿に、2泊するので、二日目に頂上を目指すか、三日目に
登るか、迷っていました。

心配していた、高山病の気配は、着いた時に、若干頭が重い感じは
しましたが、その後、通常と全く変わりません。

三日目にすると、3200mから、頂上へ登り、そして、又、宿へ戻り、
食事したら、下山せねばなりません。かなりの強行軍です。

それで、ガイドには、一応、3時半に待ち合わせをするが、天気の状況、
この僕の体調次第で、登るのを中止するかも知れない、と伝えておきました。



夕食は、この山小屋、19時で閉鎖されます。
パソコンがないと、気が狂いそうになる、アジアの星一番は、宿と交渉して、
閉鎖された、レストラン内で、パソコンを使わせて貰う事にしました。

部屋に電源がないもので・・・。

ネットが繋がらないので、2時間もすると、やる事がなくなり、20時の
ちょっと前に、部屋に戻ると、もう相部屋の二人が、消灯して、毛布
被って寝ています。

本でも読もうと思ってましたが、止む無く、寝るしかありません。

20時にベッドに潜り込んでも、仲々、寝付けるものではありませんね。
21時とか、22時は、眠り込んでいないなー、と思っていましたが、
いつの間にか寝ていました。

2時になったら、相部屋の二人が、電気点けて準備し出しました。
眠っていられません。

2時40分頃、レストランへ行ったら、もう残っている人は、誰もいません。
出発したのです。


食事していたら、3時に日本人の団体さんが、十数名集まって、注意事項を
確認したりした後、出発しました。結構、お歳を召した団体さんのようです。
どこかの、登山同好会でしょうか?

天気も悪くないし、体調も通常と変わらないので、3時半、僕も出発しました。
まだ、当然ながら、真っ暗です。ヘッドライトが必要です。

02 DSCF0087a.jpg




1時間ほど、登ると、下のほうが見えました。宿の明かりや、さらに下の
キナバル公園の明かりなども見えます。

03 DSCF0088a.jpg





月も出ているので、星の数は少ないですが、気持ちよく歩きます
ただ、昨日の疲れが出ているのか、足取りは重いです。


3200mより上には、3668m地点に、最終チェックポイントの小屋が
あるだけで、他には、何もありません。

サヤッサヤッ小屋と言いますが、この小屋の手前が、物凄い
急傾斜の岩場
で、設置されているロープを持たねば登れません。

極度の、高所恐怖症
の、アジアの星一番。
「ダメだー、引き返そう・・・。」、と、心より、思いました。
ですが、このブログに、登頂成功を報告せねばならない事も思い出しました。

真っ暗なので、下が見えないのを幸いに、ガムシャラに登りました。
心臓バクバク、足はガタガタ、息も絶え絶えです
。が、何とか、登りました。

ここまで、距離にして、たった1キロですが、な、なんと、2時間15分も
かかりました。

この小屋で、暫く休んでいると、明るくなってきます。朝の6時です。
3800m地点が、宿から1.5キロですが、このように明るくなりました。

04 DSCF0092a.jpg





サヤッサヤッ小屋の、前から、このような岩ばかりです。
延々と、頂上などがなく、この岩が続くのかと思うほど、長いです。

05 DSCF0093a.jpg




3時半出発は、最終組であり、後ろから登ってくる人はいません。
途中、頂上を諦めて、降りてくる人も、数組いました。高山病でしょう。

こんな山も出てきました。

06 DSCF0094a.jpg




ようやく、8キロ、3929m地点です。

07 DSCF0098a.jpg




富士山より高い位置に居るのですが、心配していた、高山病の症状
全く出ていません。

それよりも、ハァハァ、息遣いをしないと、胸が苦しくなります。
酸素が薄いのですね。
それに、もう、足も、脹脛も、太腿も、限界に近い状況です。

それでも、まだ、こんな所を登らねばならないのです。

08 DSCF0099a.jpg




ここが「ゴジラの顔」とか言われている山で、キナバル山頂上と、
ほぼ同じ位の高さがあります。
写真では見えませんが、本当にゴジラのようでした。(右側の壁です)

もう、頂上は近いのです。

09 DSCF0108a.jpg




この「ゴジラの顔」の手前で、日本人の団体さんが、降りてくるのと
すれ違いました。皆さん、元気ですねー。

「頑張って!」、とか、言われて励まされました。
よっぽど、疲れきった顔をしていたのでしょうか?

下界が見えます。そうです。天気が急に良くなったのです。
風は
、身体が、吹き飛ばされそうなほど、強いですが、良い天気です。

10 DSCF0105a.jpg




頂上への最後の、登りがきついです。
最後の力を振り絞ろうと思うのですが、まぁ、足が動かず、息も苦しく、
5m登っては、数分休むような、登り方です。

全く、お恥ずかしい次第ですが、何しろ最終組で、後ろから誰も来ません。
先に行った人たちは、もう下山しています。

で、誰にも、邪魔されず、ゆっくり、休み休み登れるのです。

たった一つの救いは、あれだけ強い、吹き飛ばされそうな強風が、
頂上を目指す場所は、その強風の反対側なのです。

極度の高所恐怖症である、アジアの星一番は、もしその風が、まともに
当るのであったなら、すぐ目の先に見えている、頂上でも諦めたでしょう。

辿り着きました!

キナバル山頂上です!

アジアの星一番、フードをすっぽり被って、疲れ切ってはいますが、
満足そうな、表情をしています。

11 DSCF0110a.jpg




この座った、向こう側は、このように切り立った崖なんです。
この崖を強風が駆け上がって来ます。

12 DSCF0111a.jpg




ラパン・ラタ・レストハウスを出発したのが、3時半。
頂上へ着いたのが、8時15分。

たった、2.7キロの山登りですが4時間45分かかりました。
下山は、2時間35分でした。

いやー、昨日も、今日も、苦しい登山でした。
もう少し、身体を鍛えて来ないと、拙いなー、と反省仕切りです。



このキナバル登山、ミクトモの、ヨーコさんが、一昨年登っており、
ずいぶんと参考にさせて貰いました。

それでも、この結果ですから、困ったものです。







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Last updated  2011.01.30 07:53:21
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