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貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

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2023.11.26
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テーマ:世界への旅(261)
カテゴリ:世界への旅



行き難い国であるものの、幸せの国とも言われている親日のブータン

ブータンですが、場所は、中国のチベットと、インドに挟まれているのです。
西には、インドを隔ててネパール
南には、やはりインドを隔てて、バングラデシュがあります。

ブータンのすぐ西は、紅茶で有名な、インドのダージリンがあり、多くの
チベット人が住んでいます。







この国は、個人旅行を許可しないのです。
ですからバックパッカーとしては行き難い国なのですねー。

且つ、1日240~290US$を使わねば入国出来ないのです。
ですから、1週間いたら、最低1,900US$=21万円位するのですよ。

高いですねー。バングラデシュや、インドのように、1ヶ月旅して、5万円
なんて安くは、絶対に廻れません。

それで、貧乏旅人・アジアの星一番 は、ブータンは無理と、諦めていたのです。
ところが、7年前、日本・ブータン外交関係樹立30周年で、6月~8月のみ、
1日270US$位が、65US$に引き下げられたのです。

それで、その年、2016年7月ですが、慌てて、ブータンの旅を決めた
次第です。

HISの7日間ツアーで行けば、33万円
それが、ブータン旅行社と直接契約すると、16万円で行けるのです。

安くなりましたなー! それでも、近隣の国々へ行こうと思えば、どえらく
高いのではありますが・・・。

ここは、タイのバンコクから到着した、パロの街です。ブータン唯一の
国際空港のある街なのです。山間を縫って着陸しました。

異国情緒、たっぷりですねー。







ブータンは、性に開放的なのか、市内の至る所に、リアルなチンチンの
絵や飾り物があるのですねー。

これは、美術館の壁に描かれたものなんです。



どえらくリアルなチンチンじゃーないですか? 美術館どころか、
小学校の壁にも、どでかいチンチンの絵が描かれているのですよ。

何故かと言いますと、ブータンでは、チンチンは、悪魔を寄せ付けないので、
悪魔避けの為に描いてあると言う事なのですねー。

日本だったら、セクハラ! とか言われて、訴えられるでしょうか?






ブータンは、日本と似ていると言われる事も多数あります。
一つは、数の数え方なんですね。

下記のように読むようですぞ。

   ブータン     日本
1    チ    →   イチ
2    ニ    →   ニ
3    スム   →   サン
4    シ    →   シ
5    ンガ   →   ゴ
6    ドゥル  →   ロク
7    デュン  →   ナナ
8    ゲ    →   ハチ
9    グ    →   ク
10   チュタム →   ジュウ
11   チュチ  →   ジュウイチ
12   チュニ  →   ジュウニ
13   チュムス →   ジュウサン
14   チュシ  →   ジュウシ

如何ですか? 似てますよねー! 驚きます。

ブータン語の語源は、チベット語らしいのですが、ブータン語も日本語も
古代中国語から来ていると言うのですね。、古代中国語では、数を、
1→イェット、2→ニエイ、3→ザン、4→シェッドと発音するらしいです。

ブータン人と日本人は顔も似ています。
それは、東アジアのモンゴロイドが、東へ移動して日本人となり、
西へ移動してブータン人になったと言う説があります。

言葉も、古代中国ですから、位置的にも合致します。

こんな方々が、ブータン人です。日本人が着るような服装を着て
貰ったら、日本人と間違いますよね?








ブータンの国名は、サンスクリット語で「チベットの果て」と言う意味で、
インドが付けた名前らしいですぞ。ブータン人は、「ドゥルク・ユル」と呼んでおり、
ドラゴンの地、と言う意味です。

インド人が付けた国名を、ずっと使っているのが面白いですね。
ドゥルク・ユルに変えれば良いのにね。

さて、首都ティンプーに移動しました。
ここティンプーは、標高2.350mの高地にあります。

首都ティンプーですが、全国の国民が、たった75万人ですから、首都と
言っても、日本なら、田舎町みたいなものであります。



日本は、徳島県が、75万人でブータンと同じ人口。
その下位は、高知県(73万人)、島根県(69万人)、鳥取県(57万人)と
続きますが、日本へ来ても、人口的には、最下位争いの国なのです。






ブータンは、幸せの国といわれていますが、国民総幸福論をもって、
ブータン発展の目標は、「変わらない事」、であるそうなのです。

国内では自給自足生活が可能で、お金はそんない重要でないと
言われています。老人は、家族と過ごして、日本のような孤独死は
ないし、家族で幸せに暮らしているようです。

さて、日本のように高度成長して、変わってしまった国と、変わらない国、
ブータンと、どちらがいいでしょうか?

因みに、国民の9割は農民で自給自足しているそうですぞ。

そして、教育費と医療費は無料なのです。その財源は、観光客の
公定料金なのですねー。ですから、高い入国税的なお金を取るのです。

それから、ブータンは、ほぼ全員が民族衣装を着ているのです。
日本なら、全員が着物を着ていると言った状況です。

この娘さんは、高校生でしょう。写真を撮らせて貰いました。







ティンプーからプナカへの移動です。高度2,400mから、
3,100m(ドチュラ峠)まで登り、1,300m(プナカ)まで下ります。

ブータンの食事です。こんなものを毎日、食べていました。







ポプジカと言う高原です。広々として、とっても気分が良かったです。







ホテルだけでは、面白くないので、パロでは、民家に泊まりました。
驚いたのは、家の壁にこんな絵があるのですよ。

女子高校生の娘さんのいる家なんですがね。

驚きますなー!







ここが、民家の部屋です。板の間ですが、靴を脱いで上がりますし、
日本的ですね。







湯に浸かる習慣があるのは、日本、韓国、中国、ギリシャ、アメリカ
のようですが、ブータンも湯に浸る習慣があるようです。

それで、お風呂を見せて貰いました。 これです。



薪を焚いてお湯を沸かすのではなく、石を熱して、それをこちら側に
入れて、お湯を作るようです。

いつも、この風呂に入るのではなく、1週間に一度とか、10日に
一度しか入らないとの事であります。

普段は、水を身体にかけて洗う程度との事であります。
寒い時は、冷たいですよねー!





タイガーネストと呼ばれるタクツァン僧院です。

往復5時間かけて、絶壁に建つ「タクツァン僧院」へのトレッキングです。
この僧院が、ブータンで最も有名なようです。

ツアー客なら、誰でも行きます。







ブータン国王は、日本の皇室とも親しいようですし、若い国王は、
新婚の時、訪日し、日本の国会でも演説を行いました。

日本びいきのブータンです。
お金は高いし、ツアーでないと行けないし、ガイドも雇わねばなりません。
ですので、行き難い面はあろうかと思います。

しかし、国民全員が、民族衣装を着ていると言う国は、世界広しと言えど、
ここブータンと、イエメン位しか知りません。

秘境と言って良いでしょう。

一度は、訪ねたい国ですね。





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Last updated  2023.11.26 15:13:07
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