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カテゴリ:政治
TBSのニュースで安倍さんと加藤さんが討論したようで、ネットにもでていました。
安倍・加藤両氏、「靖国」めぐり平行線 小泉総理の靖国神社参拝をめぐって、自民党の安倍幹事長代理が「総理大臣は参拝すべき」という考えを示したのに対し、加藤元幹事長は慎重な考えを示し、議論は平行線をたどりました。 「(首相の靖国参拝は)慎重でやるべきだと思いますね。昭和53年にA級戦犯の方々が靖国に合祀される前は、これは国内の問題でした。しかし、その後は外交問題になりまして、日中、日韓の問題になってますけれども、最近の発展状況を見ますと、もしかしたら日米にも影響が少し出てくるかもしれない」(自民党・加藤紘一元幹事長) 「中国に抗議されたからやめるのか。あるいは、そもそも、では政教分離上の問題があるからやめるのか、という議論になると思うんですが、それはあくまでも我が国が判断するべきなんです。日本に対しての反日的な行為に我々は屈する形で、今まで総理が行ってきたことをやめるべきではないと思います。では、(首相として初参拝の時に)日にちを変えるかどうかというのは、私は変えるべきではなかったなと。変えたことによって、彼らは、言えば日本が変わっていくということだったのかなと思います。なぜ、中国がこれだけ非難をするか、では、これをやめれば問題は解決するかといえば、私は一時的な小康状態しか得られないと思います」(自民党・安倍晋三幹事長代理) 「靖国問題が解決すれば、日中間の問題の7割くらいは打開されると思います」(加藤紘一元幹事長) 「私は一国のリーダーは、その国のために戦った人のために祈りを捧げるその義務があると思います。そのリーダーになるためにその義務の法を適用してしまうならリーダーたる資格は、私はないなと思います」(安倍晋三幹事長代理) (27日17:51)TBSニュースから 前に加藤さんが七割といったとき、七割の数字の根拠がわからん!といいましたが、相変わらずテキトーこいていますね、この人は・・・・。 ここで思ったのは、そもそも、安倍さんと加藤さんとでは、「日中関係の正常な状態」の概念が違っているということですね。 加藤さんのは、関係が平静な状態をいっている。 安倍さんのは、互いに内政干渉しない、尊重した関係を築くことによって、このような問題を起きない状態です。 加藤さんの、考え方は、従来のトラブルが顕在化しないようにする処置にすぎません。それでは、根本解決になりませんよね。潜在的に問題の根は残ったままです。一時的に靖国にいかなくても、また必ず噴出します。 「A級戦犯」を迂闊に口にする政治家が多いけど、その意味するところを弁えていっている人はほとんどいないのではないでしょうか。 それは「平和に対する罪」という極東軍事裁判での定義のことではありません。 彼ら「昭和受難者」はなぜ、「A級戦犯」とされなければならなかったのか、(そもそもA級という訳し方が間違っている「分類A戦犯」とすべきである)、 そして、彼らに昭和の政府(先人たち)はどう遇してきたのか(名誉回復をしてきたこと)などです。 これらを鑑みず、相手の国が抗議をしてきたから、ホイホイと変えるというのは、政治家の資質以前の問題です。 「歴史感覚」の喪失、そして「言葉」の粗雑さが目に余ります。 嫌中、嫌韓とか反米というのではなく、日本はいかに自立してあるべきかが大切であると思います。自立した日本が、自己の国益にしたがって判断するべきです。しかもここでいう国益は、一時的で物理的な国益ではなく、過去から受け継ぎ未来につないでいく、日本人の「よきところ」、国柄・国魂を守っていくことを意味します。 軸の無い政治家は、選ぶべきではないと思います。 その意味で、ライオンハートさんもNGです。 「不戦の誓いを靖国に・・・」なんてことを英霊はのぞんでいません。 「心ならずも・・・・・」なんて失礼です。 結局、かっこつけのために行っているだけなのでしょう。 (腰砕け度が橋本さんよりも低いのでましにみえますが・・・) 可能性は少ないと思いますが、結局解散になって、自民党が割れた方が面白いと思います。平沼さんや安倍さんといったマシな人材で真自民党を作って欲しいと思います。素人の願いですが・・・・。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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