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カテゴリ:ワーキングマザー・子供たち
続きです。
彼は前社長の頃から実績を積んで顧客の信頼も厚い。 だからと言って天狗になるわけでもなく、新社長にもきっちり礼を尽くし、できるだけ目立たづ、社長を立てながら業務を回すということにものすごく神経を使い丁寧に対応しているように見えました。 でもやっぱり優秀な部下ってジェラシーの対象になるんでしょうかね。(小さい器の社長にとっては) 重箱の隅をつつくような小さなパワハラを重ね続けます。 かれこれ7年とか8年とか???(よくそんなに我慢できたよね。。) 雇われているだけのサラリーマンであっても、日本人の多くは会社に愛情を感じていると思います。 だから日本は強い、と私は思う訳ですが彼も極めてその愛情が強い人だったと思います。 彼が自分が長く付き合って来た顧客と会社の商品を愛している事を私は知っていました。 その愛するものを全て捨てて辞めるという決断がどれほど苦しいことか、同じく昭和な私にも分かりました。しかも、パワハラは受けていてもそれなりのポジションを確保していましたし、それはサラリーマンとして大事なことの一つだとも思うからです。 気まぐれな新社長のことも私は知っていたので、いずれ落ち着くかなとも思っていました。 でも長すぎました。 ようやく彼は切れるのです。 私たちは幸せに働く権利があると思いますので仕方がありませんし、正しい判断だったと思います。 そして果たして。 現会長(社長の父親)は、実の子供である現社長を会社から出すという判断をしました。 子供を切って、優秀とはいえ縁戚関係の一切ない一社員を慰留したのです。 皆んなが心の中で、それがベストだとは思っても決してそうはならないだろうと思っていた結果となりました。 色々な会社を私も見て来ましたが、実の子供を切った親を見たことはありません。 子供はやっぱり可愛いだろうし、お金も絡むことなのでやはり最後、ファミリーを人は取るものだと思っていました。 そもそも、問題に気がつかない場合が極めて多い。 こんなことが起きるんだ。。 辞めると決めて会社には来週伝えると聞いた後、全く音沙汰がなくなったのでどうしたんだろうと思っていましたら、紆余曲折ありまくりだったと後から聞きました。 退職というカードは一度出したら引っ込めるべきではないというのが私の持論です。 なぜなら会社を辞めるのはサラリーマンが持っている最大の権利だと思うからです。 この権利を使うならやはり大きな責任を持って使うべきだと思うからです。 でも、このケースなら元サヤが一番。 何しろ、大好きな仕事を続けることができることになったのですから。 それが一番良かったよ。 会社は誰のものか。 それはオーナーのものなのでしょう。 だからできた選択です。 会社は誰のためのものか。 この答えはこの騒動を経て尚更、深い課題だなと思っているところです。 選択肢は無限大。 明日は月曜日。 それぞれの人生。がんばりまっしょい にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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そんな決断をされる方もいらっしゃるんですね。
その会社はこれからも繁栄してゆくでしょうし、転職者も少ないだろうなぁと思いました。 「優良企業」でよくメディアに取り上げられてた前職のグローバル企業ですら、社長が連れてきたパワハラVPが辞めるまでに3年かかりました。 その間に部門異動や転職で私も含めその部署のメンバーの半分がいなくなりました。 何人も人事にパワハラ訴えてたし、メンタルやられて産業医に相談に行く人も多かったそうですが…。 (2021年10月05日 00時25分45秒)
そんな決断をされる方もいらっしゃるんですね。
その会社はこれからも繁栄してゆくでしょうし、転職者も少ないだろうなぁと思いました。 「優良企業」でよくメディアに取り上げられてた前職のグローバル企業ですら、社長が連れてきたパワハラVPが辞めるまでに3年かかりました。 その間に部門異動や転職で私も含めその部署のメンバーの半分がいなくなりました。 何人も人事にパワハラ訴えてたし、メンタルやられて産業医に相談に行く人も多かったそうですが…。 (2021年10月05日 07時56分31秒)
reirinさん
若手を中心に転職者が沢山出てしまっているようで、まずは人集めからだーと言っていましたが、きっとここからぐんぐん良くなっていくのだと思います。 その決断に応えるのは大変でしょうが しかし、なんで何人も訴える人が出たり辞めたりするのに認めないのか。 どの会社も似たり寄ったりな気がしますがその心理が不思議です。 (2021年10月05日 23時28分32秒) |