素敵な日々を素敵なものと

正直なところ。。
父のこと
まだ、語ったり、書いたりするには、目頭が熱くなる為、、

控えていたのですが、、かいてみます。

そろそろ100か日が近づき、
荷物置き場になっていた仏間も片付けなくてはいけないと、
先日、いろいろ私も手伝いました。

遺品の整理、これはほんとにつらいんですよ。

以前、何年も前になくなった祖母の日記がでてきて、
何気にひらくと、
私が中学に合格したときのことを、

「こんなにうれしかったことは、ない。
　　涙がでた。。」
　と記してあり、それをみたとき、号泣してしまいました。

だから、私は、避けていました。父のものに触れること。

でも、母が、
急に、一気に捨てだしたりして、ばたばたしてるものだから、
手伝わざるを得なくなったのです。

片付けの途中、
もう何年も前の引退した会社の書類がでてきて、
父の仕事人間だった様子を思い出してはウルウル。

現役時代の父、
引退後の旅先での父　私の知らないいろんなシーンがでてきました。。

この3ケ月。
もちろん、　仏壇に手を合わせることほぼ毎日。。
でも、いろいろと動き回っては、
思い出さないうに、考えないようにしていました。

でも先日、
韓国冷麺をたべていたら、
父の食べてる様子がとたんに現れ、
おもわず、しょっぱい涙とともに味わうことになってしまったのです。

父は、韓国冷麺が　大好きでした。

病気で体力がおちてからは、
のどがつまるといけないから、
ほんとはあまりたべてほしくなったけど、
好物だし、やわらかめにゆでてもらえるか聞き、注文し、

食べてる途中に、吸い込みきれない麺を
肉ばさみで、切ってあげながらの食事でした。

そんな様子が、、
思い出されて。。ウルウル。

と、やっぱり今も画面が見えにくくなってしまいました。。

でも、今は、
きっと思う存分たべられてますね。。

遺影の前には、長いこと
お酒や、チョコレート、これも好んで食べていたバナナチップが並んでいました。
アイスクリームを供える母もいました。


夏になって思い出したことがあります。

何度か　川遊びに連れて行ってくれました。

いろんな食材をスーパーで買い込み、涼をもとめ川の上流へ。
仕事人間だった父は、
ほとんど家にいずに、寝ている姿をみたことのなかった父ですが、

山歩きや、
皆で、伊豆の温泉に何度もいった写真もありました。

そう思えば、仕事人間だったけど、
家族はとても大事に思っていたのでしょうね。

日常の家のことをすべてすべて母にまかせていたけど、
進路や、就職のことは、すべて父が導いてくれました。

大きな家をたてたけど、
自分の欲しかった車はかえなかったし、
がむしゃらに働いていたのは、
父なりの家族への愛のひとつだったのでしょうね。

なくなった日も、、前日すごく元気だったので、
私がそばにいたのですが、、
「○○ちゃんは？」と母の名前を何度も呼び、
ほんとに母をたよりにしていました。

病院だったけど、母と子供たちみなに囲まれ静かにいけたのも、
神様のご褒美だったと思います。

父がなくなり、
おんな3人気ままにやっているのですが、
だからこそ、
父の存在がいかに大きかったか！を感じている今日この頃です。

安らかに。
そして、ありがとう