冠婚・葬祭・森羅・万象

お葬式ってほとんどが同じ。
祭壇に飾ってある写真を変えれば誰でもかれでも使用できる。
全国で会館建設をお手伝いしていると、いつもそのあたりで？？？？になってしまう。

なくなられた方の人生最後の儀式であるお葬式。その人の生き様を表し、お世話になった人々にお別れをする場所と考えれば百人百様のお葬式があっていいと思う。宗教的に難しいのであればその人の生き様を表すコーナーがあってもいい。
そんなコーナーが近頃増えてきた。10年前にそんなコーナーを作った会館がある。回廊というギャラリーである。富山県にある葬祭会館クレオホールだ。http://www.creohall.co.jp/
著名な建築家をプロデュースし物語りのある素晴らしい会館です。当然スタッフもそのコンセプトに合わせて日々努力をしています。当然地域ダントツ一番です。

また数年前にリノベーションにより現れた新しい感覚の葬祭空間スペースアデューではコンセプトなどをお手伝いさせていただきましたが切り口が今までの会館とまったく違い今からの会館のあり方を感じさせられます。

通常の儀式が執り行われる葬祭会館がほぼ各地に整備され、今後形態の違った会館が出現してくることでしょう。

会葬者の減少や宗教観の変化、会館での葬儀に対する習慣化などで会館事業そのものが数年で大きく変わっていくのではないのでしょうか。

結婚式が大きく変化したように　お葬式も大きく変化してくるのでしょう。急速に。