カテゴリ:葬祭会館
地域密着してますか?
葬祭会館の建設や葬祭会館の活性化、葬祭業の活性化などをする場合 必ず規模の大小はアレ市場調査をします。 そして地域の市場規模を考え投資をしたり広報をしたりするわけですが 私たちが考える絶対的地域密着産業の葬祭業としての活動をなかなか しておられる業者が少ないのです。 たとえば宣伝広告に使われるチラシであったりパンフレットであったり。 どれもこれも美しい。 会社の良いところ、施設の良いところ、会員制度がありますよ・・・・ 等々の写真やコピーが羅列されている。それも標準語で。 という事はどこの地域の広告物でも会社名などの条件を入れ替えれば 全国共通で使えるという事。 なんかおかしいと思いませんか? 地域の言葉が無い所ならばいいでしょうが 地域密着と言っておきながら第一歩から違う。 以前老舗の経営者とお話しをした時の経営者の第一声。 「私どもは先代からこのエリアでは葬祭業を営み近隣の皆様は 私どもを良く理解して頂いている。ただ今は葬祭会館でのお葬式が 当たりまえになり、弊社は会館を持っていないので施行数が極端に減ってきた・・・」 とおっしゃる。 私は「近隣の皆様は御社の名前や業種をご存知ですか?」 老舗経営者「失礼な。皆さんご存知ですよ」 私「どの位のエリアまでご存知ですか?」 老舗経営者「この前の道路に面している商店街を含めて2町先までだよ」 私「では聞いてきます」 と街をふらふら。あっちこっちで聞き取り。 結果は惨憺たるもの。 その結果をお知らせしたら まあご立腹された事。 その後地域密着のためのお話をしたけれど 格好良い宣伝文句で折込をされたり テレビコマーシャルをされたりしておられたようだった。 今はどうされているのだろう。お声を聞くことが無くなった。 お葬式は非日常的なもの。 だからこそ余計にどっぷり地域密着が必要なのではないだろうか? コンビニエンスのように商品までも地域で変える。 徒歩5分以内では徹底的に市場調査をする。等々。 葬祭業では徒歩10分以内では徹底的に地域密着。 半径800メートル程度は完全に 大阪風に言えば「まいど!」の雰囲気。葬祭業にまいど!は無いけれど。 地域町内会の婦人会、自治会、老人会、何だかの会等々はおさえとかないとね。 最低限。 1会館あたりの市場がどんどん狭くなってきた近年、 是非とも足下を見直し、地域にどっぷりと浸かって欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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