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・・・・勝ち犬は争いに勝ったあとは吠えることなく、威風堂々としているものです。ところが清水さんは勝訴したにもかかわらず、まるで負け犬の如く、自分のブログ「カルトからの自由」で、キャンキャンと吠えています。
直接、この火の粉ブログで(このコメント欄は清水ブログと違って字数制限なし)威風堂々と反論すればいいのに、彼が投稿するのは自分のブログないし拉致監禁に批判的でない人のブログばかり。 それで、「勝ち犬の遠吠え」という用語が浮かんだ次第です。 (火の粉を払え より) 『キャンキャンと吠えています。』は、米本さんの主観であって、そう感じていない人もいます。 ヨシュアさんは、火の粉ブログで反論する必要性を感じていないだけでしょう。 それにヨシュアさんが、米本さんと議論しようと思わないのは、ある“確執”のせいかも知れません。 「我らの不快な隣人」(以後「我隣」と省略)に、長田典子(仮名)という女性が登場します。 長田は拉致監禁を二度体験していた。・・・・二度目の清水のところで脱会したが、結婚相手だった男性が忘れられず、その男性を何とかして脱会させたいと思っていた。<注二> (「我隣」P97) <注二>長田はその後、男性の拉致監禁に積極的に関わり、脱会させることに成功。念願の結婚を果たした。 (「我隣」P369) 「我隣」に登場する長田典子(仮名)さんは、米本さんに感謝の手紙を何度も送っています。 それだけではなく、「我隣」P359の注釈に小さく書かれているように、結婚相手だった男性を保護説得することをヨシュアさんと彼の家族にお願いし、「拉致監禁に積極的に関った」方です。 ヨシュアさんと長田さんには深い信頼関係がありました。 部屋の壁を凹ました前出の長田典子も、依頼に応じ陳述書を作成した。 長田は裁判が始まってからは仕事を休んで傍聴するほど熱心な支援者だった。 しかし、嘘を書くことはできなかった。 清水牧師の説得によって脱会したことには深く感謝しているが、保護に至るまでの経緯に関しては問題があったと、是々非々の立場から「ありのまま」を書いた。 「清水牧師に問題があったと思う。神の言葉を伝えるべき牧師にあるまじき言動があった」と。 すぐに「黒島・清水牧師を支える会」の事務局をしている日本基督教団荻窪教会牧師の小海基から「今回の訴訟の証拠としてふさわしくない点があるので一部を削除・訂正して欲しい」という連絡が入った。 長田は事実を曲げることはできないと突っぱねた。 その後、両牧師の代理人の一人、渡辺博弁護士から「ボツにさせてもらう」という連絡が入った。 小海の申し入れを断ったあと、清水から電話が入った。夜10時過ぎだった。 「あのまま統一教会にいた方が良かったのか!保護説得に感謝していないの?私に謝って欲しいというのか!」 ときに怒声がまじる電話は二時間にわたって続き、長田は体調をすっかり崩してしまい、清水に恐怖心を覚えるようになった。 (「我隣」P145~146) 最初は部屋の壁を凹まし、相当に暴れた長田さんですが、彼女がヨシュアさんに送った手紙では、逃げようとした自分を保護説得してくれたことを感謝するようになっていました。 その長田さんが米本さんの取材を受け、米本情報に接する中で、考え方が微妙に変りました。 つまり長田某氏は、統一協会から脱会することができたのは、ヨシュア牧師のおかげですという、涙なしには読めない感動的な「感謝の手紙」をわたしに送ってきていたのですが、 米本氏と接触してから後には、別人のように「豹変」していて、ヨシュアが統一協会側から提訴された裁判において陳述書を依頼したところ、自分が傷ついたのは、ヨシュアや某牧師にも責任があるという主張の持ち主になっていました。 それで長田氏の陳述書は採用しないことになったのです。 (カルトからの自由 より) 「我隣」しか読まない読者にとっては、長田さんが最初から『保護に至るまでの経緯に関しては問題があった』と考え、ヨシュアさんが一方的に感謝を強要してきたかのように読めます。 しかし長田さんは、夫になる男性の「拉致監禁に積極的に関わり」、保護されたことも感謝していたのですが、後になってから考えが変わったのです。 ヨシュアさんは、長田さんが米本情報に接して心変わりしたことを知らなかったので、「我隣」P145~146のような展開になり、米本さんの取材によれば、上記のような会話があったそうです。 同じように、米本情報に接して心変わりした方がいます。 別の“感謝強要話”もある。 ある元信者は引越しを機に、清水との連絡を絶った。 もう関りたくないと思ったからだ。 横浜裁判が始まってから、元信者の母親のところに電話が入った。 「息子さんの住所を教えてくれ」。 母親が息子の意志だからと断ると、ねちねちとしゃべり続けた。 「どうして態度が変るの?あんなに世話をしてあげたのに。 今は息子さん、幸せになっているでしょ。あの時に感謝してくれたことをもう忘れたわけ。 ところで、裁判の支援金、何とかならない?脱会できて良かったんでしょ!」 母親はため息をつきながら私にこう感想を述べた。 「脱会できたのは誰のおかげか。もっと感謝してもいいじゃないかと言いたげでした。 感謝は強要されるものではなく、芽生えるものなのに・・・・。 謝礼金はきちんと払いましたし、裁判の支援金も送り続けてきたけど、もうこれ以上、お付き合いしたくないと思うようになった」 ・・・・牧師たちは「無償の奉仕、ボランティアとして脱会活動を行っていると、ときに口にする。 しかしながら、その内実が感謝を強要するようなボランティア、断られたら捨て台詞を吐くボランティアだったとは驚きだ。 (「我隣」P146~147) 上記の元信者の母親について、米本さんはヨシュアさんのブログでコメントしています。 (1)故KHさんはトータル65万円(司式費用を除く)のお金をあなたに渡しています。内訳は拙著150頁。それなのに「偽装脱会の母親」だと貶めるのですか。ご主人や2人の息子家族がこのブログを読んだら怒り心頭ですよ。・・・・ (カルトからの自由 より) 「反対牧師は商売をしている」と言うのが、統一協会と米本さんの主張です。 清水がマンションに説得にきたのは四回。 「高いと思ったけど、謝礼金として20万円。 説得に同行してきた脱会者たちに食事代として10万円渡しました。」という。 このあとも、感謝の気持ちをこめて、教会を訪ねたときに10万円、息子が結婚したときに10万円、孫が生まれたときに10万円、二人目の孫のときに5万円渡している。 清水が手にしたのは合計65万円である。 ここまで感謝の気持ちを表しているのに、前述したように、さらに感謝の強要をしてくるのだから、母親は呆れてしまったわけである。 今利理恵たちの提訴段階で、清水が説得した人の数は50人以上にのぼる。 先の母親は65万円、麻子の両親は30万円だが、少なく見積もって仮に一件あたり平均20万円受け取っているとすれば、合計で1千万円にもなる。 (「我隣」P150) 「我隣」には『謝礼金として20万円。』と書かれています。 それ以外は、説得に同行した脱会者たちへの食事代や、教会を訪ねての感謝献金であり、息子の結婚や、孫が生まれた時も、教会への感謝献金をしています。 謝礼金の20万円も、必要経費(交通費、食事代)を引くと、実質的な謝礼の額は分かりません。 しかし、米本さんの頭の中では『清水が手にしたのは合計65万円である。』であり、現実との差異があります。 麻子さんの両親は、謝礼金として30万円渡しているそうですが、こちらの内訳を考えてみましょう。 清水は黒島と違って、4月15日以降、土日を除いて連日、元信者を引き連れてやってきた。 いつもきまって夜10時頃にやってきては、夜中の1~2時までしゃべった。 (「我隣」P93) 30万円の中から、ヨシュアさんと元信者たちの食事代と交通費を除くと、手元にいくら残るのでしょうか? 「反対牧師は商売をしている」との主張を裏付けるために、このような事情を考察せずに、『少なく見積もって仮に一件あたり平均20万円受け取っているとすれば、合計で1千万円にもなる。(「我隣」P150)』と書いてしまうのは問題です。 読者の大半が無批判に信じてしまえば、統一協会による情報コントロールと同一の効果を発揮します。 ちなみに、浮気の尾行調査を依頼すると、4日間で約30万円~80万円はかかるそうです。 http://www.akai-web.co.jp/l_m/price_list.html KHさんが長田さんと同じように、米本情報によって心変わりしたことは、米本さん自身が語っています。 Re:彼は知っている(08/03) ・・・このKH婦人は、清水牧師が強制説得した信者のお母さん。前日記のコメント欄の最後に書きましたが、説得してくれたお礼として、清水先生にトータルで65万円渡した人です。・・・ちなみに、清水氏は婦人の態度が変わったのは、私と接触するようになってからとおっしゃるが、私が婦人に実際にお目にかかったのは、すでに清水氏への尊敬の念が完全に消滅してからのことです。 つまり、私に何か言われて豹変したわけではなく、清水氏の態度がイマリ裁判で訴えられたのをきっかけに豹変し、それによって婦人の態度も変わったというのが真実です。・・・ (2010年08月03日 17時53分34秒) Re[2]:彼は知っている(08/03) ・・・清水氏が裁判に訴えられたのは99年1月。KHさんから私のところに突然、電話があったのは00年の3月以降。このとき、婦人は保護説得賛成、マインドコントロール論賛成、清水先生尊敬!という立場でした。 私とは逆の立場だったので、電話でずいぶんやりとりをしました。一途な方で、執拗に私に食ってかかってこられました。 まあタラタラとやりとりをしているうちに、清水氏の態度(というか立ち位置というか)がだんだんと変わってきました。裁判に金がかかり、その支援金を執拗に要求するようになってきたのです。それが婦人には「感謝の強要」と思えるようになった。そして、私が電話で話したことが、心に届くようになり、さらにいろんなエグイ事実がわかり、清水さんへの尊敬の念が完全に消えてしまった。 この後、滋賀県に出向き、初めて彼女とご対面したという次第です。・・・ (2010年08月03日 20時33分38秒) (早川さんのブログ より) 米本さんは、『私に何か言われて豹変したわけではなく・・・・』と、コメントした3時間後には、『電話でずいぶんやりとりをしました。』と、電話での会話を経て、考え方が変ったことを認めています。 長田さんやKHさんが心変わりしたこと自体は悪くありません。 誰かの情報に感化されて心変わりした、その事実を隠すようにして、最初から牧師の品格に原因があったように書くのは、言論人としては問題があると思います。 このような確執があれば、ヨシュアさんが米本さんのブログに書き込まないどころか、「我隣」さえ読んでいないのも無理はありません。 ちなみに、米本さんが取材した相手から信頼を失った事例は他にもあるようで、同様な問題を繰り返してきた人物なのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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