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少し前のニュースですが、統一食口がストーカー容疑で逮捕されました。
「地上天国」を目指すはずの統一協会ですが、何故か警察のお世話になる食口が後を絶ちません。 (霊感商法の実態 より) 末端の食口の多くは善良でお人好しです。(笑) それでは何故、善良でお人好しな彼らが警察沙汰を繰り返すのでしょうか? 純粋なイスラム過激派の青年が、死後に天国に行けると信じて(騙されて)自爆テロを行う。 純粋なオウム信者の青年が、崇拝する教祖の言葉を信じて、「ポア」の為にサリンを撒く。 純粋な統一協会の食口が、崇拝する教祖の為に、家族や友人を騙してお金を騙し取って献金する。 本来は善良な末端信者が犯行を犯す背景には、教義によるマインドコントロールの影響が有ります。 統一協会の場合は「天法」という天の法律が存在します。 簡単に言えば、文氏のみ言が天法になります。 文氏の命令に反抗すれば、たとえ実の息子であっても天法に違反する「爆破者」と呼ばれます。 勿論、末端の食口は文氏のみ言を直接拝聴する機会が少なく、多くは間接的にみ言を聞くことになります。 それでは、天法と法律が相反する時、食口はどうするのでしょうか? 例えば、アベルが「○○摂理を勝利する為に、お父様(文氏)が一人120万円の献金を願われた」と言う時があります。 時には韓国から来た巡回師が、「家や土地やたんぼを売って献金しなさい」と“脅迫”する時があるかも知れません。 しかし、手元にお金が無かったり、お金を管理しているのが家族だったりします。 そのような時、食口はしばしば法律やモラルや社会通念よりも、文氏のみ言を優先してしまうのです。 例えば、物質――お金を扱う場合を考えてみましょう。それは自然から生まれたものであり、それゆえに私たちはそれを大切にします。 あなた方はお金に、「君は今まで、神の目的のために使われることを待ってきたのでしょう。今ようやく、本来の位置についたんだよ。私が君を真の父母と神につなげてあげよう」と言うことができます。 あなた方は世界のどこへ行っても、ある困難や迫害に遭いますが、そこからあなた方は、自分の仕事にふさわしい、より大きな価値を獲得するのです。 もし、容易にできるとするならば、それにはあまり価値がないでしょう。あなた方は持っているお金や物が大きかろうと小さかろうと、それを真の父母に連結させたいと願っています。 そうすることによって、それが真の価値をもつためです。万物は熱心にこの関係を待ち望んでおり、あなた方はその仲保者なのです。 たとえあなた方が、年を取った著名で社会的に熟達した人であったとしても、あなた方は自然とこのような連結をつける、そういう役割を果たす必要があるのです。 (私たち自身を知ろう 1979年9月30日 ニューヨーク ベルベディア) 文氏の妄想では、お金が熱心に文氏の所有物に成りたいのだそうです。(笑) 世の中のあらゆる物は、自分の所有物になる前に、まずもって、神の所有権の認定を受けなければなりません。それから、真の父母の所有物になる。 神の物から、真の父母に相続されたあとに、真の父母によってあなたたちの相続物が始まるのである。 国家以上の基準から、そういうような整備の基準がまだなされていない。統一勇士は今、国を求めてさまよっているというんだね。 それを果たさないと、あなたたちの分配地、所有権は生まれてきません。 (信仰の三子女と本然の家庭基盤 1983年5月13日 韓国 済州島) 全てのお金は神様と文氏の所有であり、それから食口に分配される為、北朝鮮のような貧富の差が統一協会内部に生まれるのです。 それでは、どのように文氏に捧げれば良いのでしょうか? 堕落の過程において母親が、その堕落行為を先導し、息子がその行為を完結したのでありますから、両者は協力し合って、人間に堕落をもたらしたことになります。 ゆえに復帰の過程においては、この逆の経路をたどらなければならないのですから、ヤコブの時には、母リベカと、次男ヤコブが、ヤコブの目標達成のために共に協力し合ったのであります。 堕落の過程において、エバは父親にうそをつき、自分の兄アダムにうそをつきました。 ゆえに復帰においても、リべカは、ヤコブに祝福を得させるために夫にうそをつき、長男にうそをついたのであります。 二人の兄弟の父親イサクは、神の立場であり、その息子エサウは、カインの立場であります。 (復帰の道 1972年4月1日 フランス パリ教会) 統一原理によれば、嘘をついて堕落したのだから、嘘をついて復帰しなければならないのです。 ヤコブが目標達成の為に兄を欺いたのは、復帰摂理の法則に適っており、一時的に怨まれたとしても、それが神の祝福を得る方法だと言うのが統一原理なのです。 ゲストを欺く霊感商法も、文氏のみ言に忠実に、騙して復帰して捧げるのです。 それでは、充分な万物を捧げることができないと、どうなるのでしょうか? エバ国の使命の不徹底のために、先生まで困るようになってきたのです。 ・・・・自分のお金ではないのです。お金は女の所にみんな集まっているのです。そうですね? お金は女の所に入ってくるのです。 それをしないと日本は滅びるのです。見ていなさい。めちゃくちゃになるのです。 こういうふうにして、先生がつばを吐いて、回れ右した場合には、日本は希望がないのです。 先生の苦労した四十年間を、エバ国を立たせて苦労したすべてを、獄中の苦労、四十年間の苦労を、みんなエバ国家が蕩減しないといけないのです。他に抜け出る道はありません。 こんな最後の話はしたくないのですが、終わりだから言うのです。分かりましたか? 何のことか、分かりますか? これは先生の話ではないのです。原理原則がそうなっているのです。 だから血統転換、所有権転換をするのです。・・・・ (真の自分を探しましょう(女性修) 1993年12月19日 韓国・済州研修院) 献金実績が悪いと「日本が滅びる」と繰り返し“脅迫”されます。 食口は「神様の為」「父母様の為」「復帰摂理の為」という前向きな動機だけでなく、「日本が滅びない為」にと“脅迫”されるので、必死に家族、友人、ゲストを騙すのです。 何度も何度も反復教育される文氏のみ言、教義によるマインドコントロールによって、「復帰摂理の為に一時的に騙すのであり、霊界ではむしろ永遠に感謝される」という強い信念が生まれます。 その為、あまり良心の呵責を感じず他人を騙すことができる人間に変貌する者もいます。 それでは今回のようなストーカー事件の背景には、どのような心理が働いているのでしょうか? <ストーカー被害から逃れるために何度も引っ越しを重ねた被害女性、しかしその都度宇佐美容疑者らが現れしつこく復縁を迫り教団に戻るよう説得してきたという。> <度重なるつきまといに被害女性が「一体何で居場所が判るのだろう?」と半ばノイローゼ状態にあったと明かした> <今回宇佐美容疑者と共に複数の統一協会信者が被害女性の自宅に押し掛け教会に戻るよう説得していたことが判っている。公安部は、統一協会の組織的関与についても捜査を進めている。> <宇佐美容疑者は、小型の磁石を貼り付けた携帯電話をビニール袋に包んで被害女性が使っていた車のマフラー付近に取り付け、GPS機能を悪用し被害女性の居場所を探っていた。> <しかも携帯電話のバッテリーを韓国製の大容量の物に交換していたという粘着ぶりだ。2010年10月1日から14日の間に約760回位置情報を取得していた宇佐美容疑者。> (やや日刊カルト新聞 より) 末端の善良な食口にとって、祝福(合同結婚式)というのは何物にも換えられない大きな価値があります。 人類祖先のアダム、エバは堕落したために、後孫にこれだけの血を流し、苦労をさせるような悲惨な歴史を残してきました。 しかし、あなたたちはそうではありません。いかなる犠牲を払っても、自分の後孫には蕩減の罪を伝えない、堕落の後孫のような立場ではなく、新しい次元においての善なる後孫を残すのです。 ですから生涯いかなる犠牲を払っても、感謝して行くのです。それを不安に思ったり、不平を言いだしたりした場合には、大変なことになります。そういう立場です。 ですから過去、現在、未来の三時代を解放する使命があるのです。今、後孫に蕩減の伝統を残さないために、徹底した勝利の伝統を残さなければなりません。 祝福された立場とは、過去も全人類も私たちに頼っている、そういう重大な使命をもった立場です。 祝福とは何でしょうか? 永遠の宝物として、子孫万代に残すようにと願って、今から出発するという約束で、祝福を授けるのです。それを汚した場合には、一族が引っかかります。 イスラエルは、イエス様を十字架につけることにより、一国家が引っかかりました。それと同じように一族が引っかかります。 それで聖酒は何かといいますと、サタンの讒訴のない万物のすべてが入っています。 その聖酒を頂き、真の父母と一つになった者が、それを永遠に汚した場合は大変です。サタンよりももっと恐ろしい立場に立つのです。 サタンは長成期完成圏を汚し、蹂躙したのですが、祝福された者は、完成期完成圏を神の実体を犯した罪が残るから、永遠に許されません。 恐ろしいことです。神はそのように考えます。生涯かけてこの道を開拓した先生も、そう考えます。 (祝福を迎える一日 1978年9月22日 埼玉 神川村) 祝福とは最も大切なものであり、神様と先祖の願いであり、それを汚すことは許されないのです。 もし汚した場合には一族が引っかかる(サタン以下になる)のですから、祝福式を受けた相対者は大切な永遠の伴侶なのです。 文家のように乱れた家庭では頻繁に離婚しますが、末端の食口は「祝福」を厳かに考えている為、一度祝福式を受けた相対者と離婚することは、そう簡単に決意できることではありません。 その為、宇佐美氏のように、相対者を何としても連れ戻したいと考えるのは無理もありません。 相手の女性をノイローゼ状態に追い詰めるようなストーカー行為の背景には、「神の元へ帰ってきてほしい」という願いがあり、単なる恋愛感情だけが原因のストーカー行為とは違います。 『2010年10月1日から14日の間に約760回位置情報を取得していた』とあるように、1日に54回も位置情報を取得する程に相手への執着心が強く、ノイローゼ状態の被害者女性の気持ちを思いやる余裕さえなかったのです。 また、相手が迷惑に感じていることを察知したとしても、「祝福を守る」「一族の霊的救済」の為には嘘も方便、不法行為も方便という心境だったのでしょう。 いずれにせよ、既に脱会を表明した被害者にしてみれば、たまったものではありません。 上記のように、末端の食口は文氏のみ言を信じ、自分たちが正義であると信じるが故に、かえって不法行為や犯罪行為を犯して社会との軋轢を生みます。 そしてその背景には、イスラム過激派やオウムが犯罪を犯すのと同様、教義によるマインドコントロールの影響があるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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