|
テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:はたらくおにいさん
更新、完成版です。
今日から青島宿泊で出張です。 どちらかというと、英語が通じない中国はちょっと苦手。中国語を特に習っているわけではないし、こういう泊まりの出張は、普段の生活に現地語しか使わないので、簡単な言葉以外だけ覚え、何かあったときは筆談で通すことにする。 現地駐在所と現場は日本語と英語が可なので、仕事面では全く不安がないが、ホテルは英語が可なので、まあ何とかなるだろう。と、私の語学力はそういう程度。(^_^; 高校英語以来、後は自己流だもんなぁ。今の職場で、簡単な韓国語はあるが、大阪でも職業英語なので、仕事面では困らない。さて、どうなることか。 乗っていったのは、・・・おお、ゴールデンジェットではないですか。これ、乗ってみたかったんですよ。とはいっても、中が金ピカな訳ではないのですが。 青島の駐在は、以前、東京の同じ職場で働いていた人なので、仕事はしやすい。それにお久しぶりなので、空港でお土産と日本食、日本の活字を買い込み、お土産にする。結構、日本の本、雑誌は高いし、貴重だというので、飢えていると聞くので、こういうお土産もイイでしょう。 幸いにして、航路は快晴、気流も荒れることなく、大阪からの航路は順風満帆。(*^。^*) 快適な空の旅で、大阪から3時間ほど、韓国上空を経由して、中国・青島に到着する。 最新の飛行機のGPSの画面は、チョロQみたいな飛行機が画面を飛び回っていて、大変カワイイ。しかも、3Dでグリグリ動くし。(゜-゜*) 3D上でもまるで、地球儀の上を飛んでいるように、大阪から鳥取上空、日本海を抜けて、韓国・ソウル経由、黄海を突っ切って、青島到着と大変わかりやすい。 滑走路は1本だけだが、広大で近代的、巨大な青島・流亭国際空港に到着。現在は、国内・国際共用だが、現在この写真の右奥に、国際線ターミナルを建築中。建物サイズ的には、4月に行った、仙台空港並みの大きさだが、やはり中国、周辺が大変広々とし、道路も広く、大変開放的。 ココからはホテルへのシャトルバスを使って移動(ホテル宿泊客は無料送迎)。 聞いてはいたが、中国の道路事情は大変おもしろい。日本とは違い、右車線通行だが、それはまぁ当然国によって違いはある。信号があるところは比較的守られてはいるが、右折は自由だし、左折も信号がないところでは隙あらば入ってこようとするので、車が入り乱れる。クラクションだらけ、車だらけ、人だらけ。(^_^; さすがに、このバスはホテルのバスだけあって、無茶なことはしないし、減速すべきはしているし、大変安心できるが。 大変混沌としていて、実はそれなりにみんなよく見て、動いているという、その場に住んでいないとこの感覚はわからない。最近の経済発展の感じからして、道路周辺の広告や店、新しい建物、全てが活気あるのがわかるなぁ。 おもしろいのは、それでいて中国らしいというか、ここは車両専用道なのでは?と思われるような所でも、平気で人がふらふらと歩いていたり、路肩を枕に2,3人で昼寝をしていたり(排ガスが体に悪くないのか?最初は死んでいるかと思ったぞ)、横断歩道でなくても人が渡っていたり、もう、大阪人真っ青の世界である。 感心したのが、交通信号(写真右)。直進があと何秒青信号か、後何秒で直進、左折ができるのか、大変効率的だと思いました。これって、実は時間を見て、エンジンをカットしているようなので、経済的で、COxやNoxの削減、ひいては地球温暖化防止に役立ちませんか?便利だと思うけどなぁ。 交通機関は青島という土地柄らしく、坂が多いため、意外に自転車が少ない、電車網がないので、道路・バス・タクシー・自家用車通勤が栄えている。昔ながらの旧いバスも多いが、このようなラッピング・バス(写真左)も。思わず写真に撮ってしまったのは、ピアース・ブロスナン(^_^;。何かの宣伝に出ているらしく、どうも「007のように仕事をするぜ」とか、「007のような商品」という事を書いてあったように思える。 そんなこんなで、高層ビルが意外に多い(飛行機で降りてくるときに大変美しい街並みと高層ビル群が見えているのだが)市街地へは、空港から一般道を通り、40分ほどで到着。旧・ドイツ居留区らしい街並みと中国との渾然としたおもしろい街並みを抜けると、目の前に今日の宿泊、ホテル・リージェンシー「麗晶大酒店」が見えた。 一応、中国の基準では5つ星ホテルと言うことでしたが、まだサービスという観点に薄いのか、笑顔がなかったり、マイペースなところはあるが、設備的には欧米のホテルとは変わりない。しかし、内装の作りであるとか、メンテナンスに関しては、日本人が如何に丁寧なのかを実感できる。 近頃のホテルらしく、チップとかは特にいらないが、部屋まで荷物を持ってきてくれたベルボーイには5元(約60円)ほどのチップを渡しておく。こういうときはにこやかになるので、かわいい感じもするが、基本的に与えない方がいいらしいので、今度行く方はその時の判断に。なんにせよ、この後の対応はよくなります。 空港から市内へ出ると、そろそろ日も傾き、街は黄昏。黄砂や排ガスが多いのか、ちょっと街にモヤがかかっているような感じ。なんとなく、待ち合わせ時間まで部屋から街並みを眺めていると、ドアを中国語でノックしてくる女性あり。まぁ、5つ星ホテル内なので変なヤツもいないだろうと、英語で聞いてみると英語で答えが。ベッドメイキングだという。このあたりの管理はどうなっているのかわからないが、到着したばかりで汚くないよ、と丁寧に断る。・・・ちょっとしたお菓子を差し出してくるので、それを食べて待っているか、くつろいでいればいいらしいが。 その後は待ち合わせをして、ホテルの近くで歓迎会。ま、いい加減、あちら側も中華料理ばかりだし、コチラも初めてなので、青島ビールは当然でしょ!そしたら焼肉でしょ!!と短絡的に、韓国焼肉店へなだれ込む。 コチラのビールは冷やさないのが基本らしいが、外国客も多くなってきて、冷えたビールも頼めば出てくる。旧・ドイツ居留区らしく、そのころから作っているものらしい。出てくるコップは小さめ。2008年の北京オリンピックも宣伝している。青島は、北京以外では唯一、ヨットの会場として整備を急いでいるらしい。 で、コチラの気候・風土にあって、さすがに美味しい青島ビールと、焼肉で乾杯。ちょっとだけ、韓国語通じるのが嬉しい。カルビ、ハラミ、レバー、豚、塩タンなど、定番をずらっと並べる。さすがに韓国焼肉だけあって、突き出しも多く出てくるので、すぐにお腹いっぱいに。 サンチュや大葉のようなエゴマの葉を巻いて、あっさり系で食べたり。中国に来たけど、これはこれで、ホッとするよね。 食べながら、仕事の動線や注意事項、申し送りを聞いたりなんか。 というわけで、明日からの仕事に備えよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[はたらくおにいさん] カテゴリの最新記事
|