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2022.11.29
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カテゴリ:教会史



霊界の教えで弟子になった人たち
一番大変な作業は、肥料をかますに入れた後、それを秤まで運ぶことでした。それは誰もやりたがらないきつい作業でした。一袋は88パウンド(40キログラム)の重さと決まっていました。これを秤まで運べというのです。それで、先生は100袋も運んだのです。上達すると要領が分かります。作業が進むにつれて肥料の山は減って、結局はなくなります。しかし、秤は動かせません。なぜかというと、秤目を合わせるのに少なくとも三分から五分の時間がかかるからです。そうなると一日の作業量を果たすことができません。それで、秤を動かさないで肥料のかますを運んだのです。そんな場合には、かますを持ち上げて投げるのです。
一年に一度、模範囚を選びますが、先生が選ばれました。囚人の中には、先生を慕う者が20人いましたが、彼らは霊界から教えられたのです。しかし、彼らがいくら従ってきても、先生は彼らに話しかけることができませんでした
。それで彼らは、休憩時間のトイレの帰りに先生の所へこっそり来るのですが、いくら彼らと話ができないといっても、彼らは先生のそばに来て、自分たちが啓示を受けたことをよく話したものでした。
肥料の一山は、この家の高さくらいありました。幾つかのチームが一つの山で作業をしましたが、彼らは休憩時間になれば、ただトイレヘ行ってくるだけでした。先生は何も言わず、何も知らない振りをしました。しかし、監視員たちは神側の人につきまといました。先生はそれに気付いて、慕ってくる人たちに、近寄らないように言いました。
朝、彼らは監房から狭い廊下へ出てきて四列に並びます。その廊下は狭いのですが、先生を慕う人たちはこの瞬間に先生の所に来て、先生を抱きしめました。これが一番印象的でした。もしあの時、先生が彼らに何か命令をすれば、彼らは何でもしたと思います。
囚人たちは一か月に一度面会が許されました。親戚や家族は、はったい粉を持ってきましたが、彼らはそれを自分一人で食べることができません。同じ監房にいる囚人たちに分けてあげます。
 先生を慕った人たちは、もらったはったい粉を紙に包んで隠しておいて、それでお菓子をつくりました。彼らは毎日看守たちに身体検査されるので、そのお菓子を、見付からないように隠して作業場へ持っていきます。そして、休憩時間に先生の所に来て一緒に分けて食べます。それから昼食を食べたのです。
そのことが何よりも忘れられません。刑務所では豆一粒も、買ったり売ったりします。刑務所で一番大切なものは、米とか豆粒なのです。彼らはそんなに大事な食べ物を、先生のために食べないで持ってきたのです。
彼らは、国連軍によって刑務所から釈放された後、平壌へ行きました。その時は、たった四人だけが先生についてきました。他の人たちは、散り散りばらばらになってしまいました。それぞれ自分の家へ帰ったのでした。しかし、この四人は自分の家へ帰らないで、先生についてきたのです。このようなことは、皆さんにも想像できると思います。





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最終更新日  2022.11.29 18:21:56
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