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テーマ:モルモット(290)
カテゴリ:ペットロス
カテゴリーがおかしい気がするけど
私のペットロスにはおばあちゃんの事も 無関係じゃないと思ったのでこうしました。 純粋にペットロスの話だけ読みたい方はスルーしてください。 お別れした日にはこれで苦しみから解放された。 あの子は精一杯頑張ってくれたと ほっとした気持ちだった。 けいれんして失禁を繰り返す姿は 恐ろしく悲しくてうちの子が どうしてこんな目に遭わなきゃいけないの もう楽にさせてあげてください!と 祈らずにいられなかったから。 もういいよ。よく頑張ったね。 ありがとう、バイバイ。 大好きだよ。 そんな言葉しか浮かばなかった。 次の日おばあちゃんが危篤と連絡を受けて 慌てて病院に駆けつける。 ひどい嵐で運転は怖かった。 それでも会いたい一心で向かった。 幸い状態は落ち着いて 今日は大丈夫とのことで家に帰る。 他の症状はなかったけど 長男君が微熱で幼稚園を休ませたから。 長男君なりにモルモット君の死を 感じていたのかもしれない。 とても可愛がっていたから。 大雨のためにお墓を作ることも出来ず アイスノンを使い安置していた モルモット君の身体はとても冷たく無機質に見えた。 顔を見たくなり眠らせていた箱を何度も開ける。 あぁ、夢じゃない。もういないんだ。 何度も何度も確認するように見つめる。 拭っても拭ってもあふれてきて涙が止まらない。 昨日のお別れした時より寂しさが増してきていた。 モルモット君が旅立って2日後 おばあちゃんも遠くにいってしまった。 大丈夫だけど念の為いつでも動けるようにしておいてといわれて 1時間もしないうちに あと数10分急げ!と連絡が来て病院に急いだ。 タイミング悪く目の前でエレベーターが行ってしまい 長男君を抱えて階段を駆け上がった。 階段を上がってすぐの休憩所にお母さんとおばさんがいた。 私に気が付いて顔色がすごく悪い。 まさか走ったのとあわてられて はじめて気持ち悪さに気が付いた。 座ってジュースをもらうも動ける気がしない。 おばあちゃんに間に合わなかったし お腹に赤ちゃんがいるのに無理をした自分が情けなかった。 準備が整いきれいになったおばあちゃんと対面。 あれ?寝ちゃったの?と言いたくなるくらいきれいな顔で 眠るように旅立てたことにほっとした。 実家に移動して改めておばあちゃんを見ても不思議と涙が出ない。 お経を唱えてもらっても心が静かだった。 会いに来てくれた近所の人や親戚が 泣いているのを見ても遠くに感じていた。 出棺の時支度で数珠をはめた瞬間の冷たさに はじめて死を感じたかもしれない。 それでも涙は出なかった。 それよりも昨日モルモット君を 実家でお墓を作ってあげるために預けていったんだけど 人が来る前じゃなきゃ出来ないと 朝早くお父さんが埋めてくれていて もう2度と顔を見ることが出来ない。 そのショックが大きかった。 モルモット君のお墓から離れられなくなった私に いつまでも泣くなといったお父さん。 昔からそう。 いつまでも泣いても帰ってこないんだからと 泣かせてはくれなかった。 家に入ればおばあちゃんが眠っていて モルモット君のことを考えたらいけない気がして そっと外で泣いてから戻った。 私がおばあちゃんの為に泣いたのは火葬場。 釘を打ってドアが閉まりスイッチを押された瞬間 一気に感情が押し寄せて止まらなくなった。 自分の中の小さな命と旅立ったふたつの命。 生きるってどういうことなんだろう? 何で死は必ず訪れるの? 命についてただ考えていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月21日 10時03分28秒
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