|
カテゴリ:体験談
<病気は大いなるチャンス>
ベッドに縛られ、すべてを他者に依存して生きる状態になるまで、私は、日蓮大聖人の仏法について真剣に向き合うことはありませんでした。
すべての現実的な希望が潰えてしまった時、私に残されたのは、ただ、この仏法だけでした。絶望の闇が深かったからこそ、希望の光は、私の心を強く照らし出しました。
私には、この信心があるじゃないの!そう気づいてからは、一日に何時間も祈り続けました。御書や先生の指導をむさぼるように読み、自分を励ましてくれる一節を見つけては、ノートに書き写していきました。特に「南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さは(障)りをなすべきや」(1124p)との御文は、闘病に疲れ果てた私の魂を大いに奮い立たせました。
人間の生命というものは不思議なものです。深き祈りが生命の奥底にまで染み渡ると、病魔に侵されて枯渇した生命力が再び、全身に満々とみなぎってくるのを感じました。
【仏法は希望の生命学】大白蓮華07・9月号 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 23, 2014 06:40:32 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|