|
カテゴリ:御書講義
「幸福感は伝わる」――昨年、米ハーバード大学医学部などの研究者たちが英国の医学誌に発表した貴重な洞察です。
この知見によれば、誰かの幸福感に変化が起きると、それは周囲にも伝わり、幸福な人々の社会学的・地理的な集団の形成に寄与する。 つまり、幸福感や充足感というものは、個人がそれぞれに感じるだけではない。人から人へと伝わり、大勢に共有される傾向があるというのです。 とくに、この幸福感は隣人や友人によって伝わりやすいという結果も示されています。 この幸福感の伝播があれば、「健康を広めることも可能となり、政策や医療方針を設計する上で大きな影響を及ぼす」とも指摘されています。 人間は、決して一人だけで生きているのではない。大きな生命のネットワークの中で、互いに支え合い、影響し合いながら生きています。 信心に励んで功徳を得た歓喜と確信を、友から友へ語りに語る。そして、友また友の成長を祈りに祈る。この一念随喜の万波こそが、私たち広宣流布のエネルギーです。 今日、世界百九十二カ国・地域に広がる唱題の歓喜の大旋風は、最先端の学問研究の成果とも見事に一致するのです。 戸田先生はわかりやすく言われておりました。 「功徳の喜びを百回語っていけば、さらに百倍の功徳となって返ってくる。それが信心のすごさだよ」 私たちは今、「十界の衆生」の大海原の真っ只中で、朗々と妙法を唱え、人間革命の金波、銀波を巻き起こしている。わが同志の皆様こそ、娑婆世界を、光り輝く仏国土「三変土田」しゆく変革劇の主役なのです。 【御書と師弟】聖教新聞09・6・4 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 11, 2015 07:13:05 AM
コメント(0) | コメントを書く
[御書講義] カテゴリの最新記事
|
|