からまつそう

コンサートは盛況に終わった。
立ち上がり、ブラボー！そして拍手が鳴りやまない中、一人感極まって涙を流すのだめ。
座席で膝を抱え込んでます。
ホールを出て、由依子といる千秋の母に声をかけるのだめ。緊張気味。

評論家は新聞に絶賛する記事を書き、佐久間もクラシックライフに記事を載せている。
峰は再演を目論見、清良に声をかけるがまだコンサートでコンマスを務めた時の余韻に浸っている様子。再演には応じたが・・・

黒木や菊池にも声をかける峰。菊池は女性に囲まれ揉めている様子はあったが快諾。黒木も再演を望んでいるよう。

以前は湿気の多い日本の夏を疎ましく思っていた千秋だが、今はさほど悪くないと感じている。
そこへ千秋にご褒美とのだめがやってくる。
のだめからご褒美に期待しない千秋であったがのだめが取り出したのは千秋が目を付けていた懐中時計。
さっそく手を出すが、その前に・・・と凝視法の催眠術を試みるのだめ。本を見ながら進めていきます。

千秋は覚えていなかったようだが飛行機事故の時に、一人だけ亡くなった人がいた。
千秋の隣に母。通路をはさんで右隣に座っていた老夫婦。
ヴィエラ先生のコンサートのパンフレットを手にまた行こうと話していた。
飛行機が胴体着陸することになったとき、発作を起こした老人は薬を飲もうとしていたが・・・転がる薬瓶。気づいた千秋が手を伸ばすが激しく揺れる飛行機の中、届かない手。

子どもの千秋には、いや大人だったとしてもどうしようもできなかったこと。
今ならわかるはず。
もう飛行機に乗れますよ。

千秋の手に時計をのせて出て行くのだめ。タイマーが鳴ったら目を覚まし、目をつぶっていた時のことは覚えていない。そして・・・

千秋に電話をかけるもつながらない、携帯も切ってあると峰。佐久間から再演の件で電話が掛かっているのに・・・

その頃、空港で蒼白な顔をしている千秋。俊彦が傍にいます。
千秋と飛行機に乗るのは不吉だと嫌がる俊彦。だから由依子とは乗れないと千秋。俊彦ならどうなってもいいのか？

俊彦につかまりながらようやく乗った飛行機。千秋、傍目にかなり変な人ですよ。
ベンチに腰かける千秋。感慨深げな顔。
どうやら無事北海道に到着したようです。飛行機を克服できた千秋。
北海道は初めての俊彦は、すぐに帰って祝杯を上げる？と聞きながらも観光ガイドブックを用意していたようですが、蟹！蟹を買って帰ると千秋。残念だったね。
実は蟹を買いたくなったのものだめの催眠術の所為。素人催眠術でしたがかなり効いたようですね。（だから素人はまねしてはいけないんだね）

一方、ハリセンの家で合宿中ののだめ。自らコンクールに出場することに決めたようです。
シューベルトとシューマンを言い間違えたりはしましたが、何と今回予習済み！
のだめらしい演奏ではありましたがその変化に驚くハリセン。

演奏後、コンクールに優勝できるか尋ねるのだめに今までまともな練習をしていなかった上、急に出場を決め時間がないため今年は無理だと呆れるハリセンですが、優勝賞金200万円と留学支援を狙うのだめはいたって本気。しかし狙いは賞金かい？（いやいや千秋を海外に羽ばたかせるために、飛行機恐怖症を克服させたのですから・・・）

しかももう一曲演奏予定のリストに至ってはのだめの超絶技巧に間に合うかもとハリセンに思わせるほど。怖いほどの気迫。

北海道から戻った千秋。部屋の前にはのだめが世話を託した観葉植物とメモ。
裏軒で行き先を聞き、ハリセン宅に発砲スチロールの箱を担いで向かう千秋。
ハリセンの合宿レッスンを受けているのだめを覗き見て、訪ねられずに立ち尽くす千秋。
ハリセンでは無理だと眺めていると後ろから、ハリセン妻かおりが声をかけてきた。
千秋に振られてハリセンが変わったとかおり。
のだめをレッスンするハリセンはハリセンを手に持っていない。
おされに変ったと喜ぶかおり。何だかキラキラしています。

かおりに皆さんで食べてくださいと山のような蟹を託し去る千秋。
のだめをハリセンに託すのも良いかもしれない・・・

レッスンを終え夕食の時間、皿に山盛りの蟹。
かおりが千秋が持ってきたと告げるとうれしそうなのだめ。
のだめのために持ってきたのか・・・とハリセン。

同じころ、飛行機克服のお祝いが開催されている三善家。


次回は、とうとうのだめのコンクールのようですね。



初回限定生産。発売日2007年06月15日、予約締切日2007年06月09日。
初回出荷限定：「動く！各キャラ演奏♪ジャケット」仕様／キャラクターシール(3)／ブックレット（千秋の呪文料理レシピ付き！）TV未放映「プリごろ太　宇宙の友情大冒険　完全版」