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2007年09月14日
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カテゴリ:アニメ
網の上、音を立てて焼ける焼肉。
「そんなにお腹空いてるように見えましたか?」もごもごと話す李。
「否、ちょっとね。知ってる人と似てる気がして」
かき込んでいた茶碗を下ろし
「追いかけてる犯人とかじゃないでしょうね?」
思わずむせる霧原。
「やっぱりそうなんじゃないですか?」
「いや、その…あはははは」とすごい勢いで肉を食べ始める霧原。二人のテーブルには山と積まれた皿が…
「そのまま動くな。後ろの席からあんたを狙ってる」頬にご飯粒をつけたまま真剣な顔で言う李。
「う、ふふふふふ。ちょっとやだ!全然迫力ない」噴き出す霧原。
「そうですか?」心外な李。
「だあって。うふふふふ、あははははは」笑いが止まらない霧原。
そこではじめてご飯粒がついていたことに気付く李。少し赤くなる。
「不思議なものでね。長い間星を追い続けていると少し愛着のようなものが湧いてくる」
「仕事熱心なんですね」
「確かにバリバリやってきたと思う。でも何時の間にか組織の中に取り込まれてしまって、自分を見失いかけてる気がして」
「組織はどこも同じです。所詮都合のいい手駒として使われるだけで」
「そうかもね」

「だーかーらー、別に払えないって言ってないだろう?」凱。お会計16800円。
「ちょっと手持ちが足らないから後で持ってくるって」隣に立つキコが呆れている。
「お客さん、ブラックリストに載ってますよ」帳面を繰る店員
「確か去年も同じ手で…」
「冗談じゃない!人違いだろ?」と怒りだす凱。だが額や頬に汗。
「そうですよ。ボスがそんなにしょっちゅう」こんなお店に来れる訳が…」キコ
そこに李と霧原が。あれほど食べたのに食べ物はどこに行ったのか?という変わらぬ腹。
「ああ~!嘘、嘘!マジですかあ~?ショックぅ!年増好みだったんですか?」霧原の周りをぐるぐる回って驚くキコ。
「ちょ、年増…」思わずカバンを落としそうになる霧原。キコを吹っ飛ばす凱。
「李君じゃないか!丁度いい所に」勘弁して欲しいなあといった顔の李。

横断歩道
「星?」李
「そう、昔の星にまつわる思い出」凱
「結構皆語りたがるですよ」キコ
「思い出は美化されるっちゅうか、ま、やっぱりゲートが出現してからどことなく不安なんでしょう」凱
「不安?」霧原
「あったでしょ?この前の爆破事件とか。皆平気な顔してるけどやっぱり何となく今が不安なんじゃないの?
だから思い出に浸りたくなる。じゃ!私らはここいらで!いや~助かった!ごちそうさん」
「ごちそうさんじゃないです。ちゃんと返して下さいよ!」李

バッティングセンター
気持ち良いほどにうまく打ち返していく霧原。
うなく打てずにひっくり返ってしまう李。それを見て笑う霧原。今日の霧原はよく笑う。
霧原の止まらない笑いに李も思わずにっこり笑う。

一息つこうとベンチに腰掛ける霧原。襟元を掴みパタパタ。イオン飲料の缶を手渡す李。
「ありがと!」缶で火照りを冷ます霧原。
「良い眺めですね」
「この街はどう?好き?」
「そうですね。嫌いじゃないです。ほどほどによそよそしくてほどほどに温かい。ただの通過点のつもりだったけど、今はここが自分の居場所ならどんなに良いかなって」
「そう。でも、この街も日ごとに物騒になってきて」
「まだ平和です、この街は。妹と一緒にいた場所はもっと酷かった」
「どこかの紛争地域にでもいたの?」
頷く李。
「妹さんは?まだそこに?」
「いえ、もう」
「亡くなられたの?それは悲しかったでしょう」顔を伏せる霧原
「どうかな?」
「え」
「ホッとしたのかもしれません」穏やかな李の横顔。

どこかの学校の校庭
「知ってる?例の噂」霧原
「聞いてますけど。あり得ない」李
「私も誰も信じてないと思ったけど…見て!」ハッとする霧原。霧原の指す方向には次々明かりが消していく家々やビルが。

原っぱで望遠鏡や双眼鏡を手に持つ人々。持たない人も空を見上げる。
歩道を歩いている人も、李のアパートの隣人も。

「見えんのかい?本当に」管理人のおばあさん。縁側に腰掛け見上げるおじいさん。
配達のバイクを磨きながら空を見上げるホウムラン軒のの親父。
「お父さん!」二階で娘も。
凱とキコ達までも。

「一晩中今日は夜空を見上げているつもり?晴れるまで…」霧原
「見たいですか?昔の星」李
「見たいって言うか、見せてあげたい。でも、今の星が消えなきゃ昔の星は見えないんだよね」
「どうせ偽物の星です」
「だけど、今輝いている偽りの星が全部消えたとしたらそれはそれで悲しいような」
その時霧原の携帯が振動する。
「もう行かなきゃ。話せて良かった」と朝礼台から飛び降りる霧原。
「色んなこと考え過ぎてちょっと迷ってたんだけど」と振り返る
「迷った時は自分の直感を信じて動けば良いんじゃないですか?」李。ノーベンバー11が残したのと同じ言葉。
「あ…」
「どうかしましたか?」不思議そうな李
「あ、ううん。そうだよね。付き合ってくれてありがとう。楽しかった」手を差し出す霧原
「僕もです」握手する二人。
「じゃあ、またね」
バッグをかけ走り去る霧原。
空を見上げる李。

振り向く白。空には流れる星。「お兄ちゃん」
走り寄る黒。池の真ん中でふっと倒れる白。
抱きとめ、ホッとする黒。まだまだ流れ続ける星々。
「星戻したよ。今日も、いっぱい」満足げな笑顔を浮かべ目をつむる白。
腕の中で眠る白の首に手をやる黒。手をかけようとするところで背後からアンバーに声をかけられる。
「黒、終わったよ。帰ろう」今と比べると明らかに大人なアンバー。
アンバーを振り返りながらすっと涙を流す黒。

昔の星空が戻ると噂される0時となった。雨が降ってくる。

「駄目ですよ、雨が降ってきた」
「だから見えるわきゃないって言ったろう」
「さっきまで結構真剣に見てたじゃないですか?」
「んなことあるか!探偵はリアリストじゃなきゃ、勤まらないんだぞ!キコ」ライターに手を伸ばす凱
「はあ」
「星が消えようが、変なゲートは出来ようが周りの状況がどう変わろうと人の営みに代わりはない」ソファに寝転びながら煙草を吹かす凱。
「ボス。何か今日ちょっとカッコイイですよ!」
「惚れるなよ!キコ」それには流石に「うへ」となっているキコ。
「すべて世は事もなしか」

パン、パンパン。銃声?

とぼとぼと歩く黒。
「黒、家に戻るな」塀の上から猫
「どうした?」黒
「いいから!」猫
その時何かから逃れるようにやってくる車が黒の前に停車。銃痕のあるフロントガラス。運転席の窓を開け、堪えるように顔をしかめる黄。
「早く乗れ!」
「黄」
「俺たちは組織に切り捨てられたらしい」
「何!何故だ?」
「こっちが聞きてえよ」
「黒、お前、南米のゲート消失のことで何か隠してることはないのか?」
ハッとして猫を見るも、何かの音に直ぐ警戒する黒。
振り向くといきなり何かに押しつぶされるかのように地面に叩きつけられる黒。猫や黄も押しつぶされている。
「そう、睨むな。BK-201。これも命令でな」現れた男は契約者。起き上がろうとする黒を更に力で潰そうとする。
と、急に押さえつけていたものが無くなる。
倒れている契約者の男。胴体がバラバラになっている様。

「重力使いですか。力の強い能力者は過信しすぎて脇が甘くなりがちです」殺した契約者を覗きこむウェイ
「お前は」黒
「おっと!大丈夫ですよ。そう警戒しなくても。私は遣いで来たんですから。アンバーの。ゲートの中であなたを待ってます。BK-201」
「バカな!大体そう簡単に入れるような所じゃ…」黒を庇うように前に立つ猫。
「だから案内しようと言うのです。私が」ウェイ
「そんな虫の良い話」猫
「分かった」黒
「黒」猫
「ヘブンズゲートで何が起きたのか、俺は本当に知らない。そこで白が、妹が消えた理由も。知っているのはアンバーだけだ。だから…」黒
「それを聞きたいってのか?」黄
こくんと頷く黒。
「そうして」銀の言葉にはっと振り向く黒。「アンバーと会って。アンバーと話をして」銀
車のエンジンをかける黄。
「黄」猫
「乗れよ。送ってってやるぜ。行けるところまでな」黄
じっと見つめる黒。

公安。松本さんと話す霧原。
「何故です。何故我々の頭越しに上が動いて…」霧原
「上層部に何らかの介入があったのかもしれません」松本
「介入?まさか」携帯の振動音「お父さん」
頷く松本。父と話す霧原。
「お父さん、何?今立てこんでて…」霧原
「直ぐに避難しろ!未咲」霧原父
「避難?」霧原
「詳しいことは後で話す。直ぐに東京を離れるんだ!」せっぱつまった霧原父の声
「一体何が…あ、まさか!」
装甲車両が集まるゲート前。武装した者たちがゲートに向う。
「起こると言うの?南米のようなことが…」霧原

ゲートに入るチューブ?を睨む西島。防護服を着たパンドラ職員たち。

「取りあえずの目的は二つ。ゲートの中にドールたちを導くこと。粒子加速器を破壊すること」
コンテナに囲まれた中に集まるアンバーと契約者たち。
流星の欠片が割られる。
契約者たちに細かくなった欠片を配るブリタ。
雨霧に向って頷き、「じゃ、始めよっか!」と契約者たちに明るく声をかけるアンバー。

ED

次回、第24話「流星雨」
今回は銀ではなく、星見様の御言葉
「さあさいよいよ 終わりの始まり
 なんにも見えない 霧の中
 何が見えるか お楽しみ」

霧原が動く?黒とウェイ対決か?星見様の頬笑み?

ED 【初回限定仕様】「DARKER THAN BLACK」描き下ろし表4ステッカー封入

DVD第3巻 26%OFF 発売日:2007年09月26日 予約締切日:2007年09月19日
間もなくですね





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最終更新日  2007年09月14日 11時43分12秒
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