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テーマ:アニメあれこれ(26646)
カテゴリ:アニメ
CM
アイキャッチ(ロスとブロッシュ) ぐったり机に伏せるエドとアル 「何なんだ?この糞難解な暗号は…」エド 「兄さん。これマルコーさんに直接聞いた方が良いんじゃ…」角が複写を机に縫いとめているアル 「否!聞いたら負けになる!」 「そう言う問題なの?」 「あの~」 「シェスカ?」 「エドワードさんのお陰で母を立派な病院に移す事が出来ました。ありがとうございました」深々と頭を下げるシェスカ 「ああ!イイってイイって」 「解読の方は進みましたか?」 どよんとなるエドとアル 「君は仕事見つかった?」アル どよん… 「でもお二人のお陰でダメ人間の私でも人の役に立てるんだって思えました。ありがとうございました」 「ダメ人間じゃないよ。何かに一生懸命になれるって事はそれ自体が才能だと思うしそれに凄い記憶力がある。自身持っていいと思うよ」 「ありがとう」 部屋の外で護衛するブロッシュ 欠伸が…と足音が…驚くブロッシュの前に 「よ!」 「ヒューズ中佐」 ヒューズの後ろで緊張して敬礼を続けるロスとブロッシュ 「アームストロング少佐に聞いたぞ!何だよ?セントラルに来たら声掛けろって言ったのによ」 「いや~。急ぎの用があってさ」 「まあ俺も忙しくって…」 「あのヒューズ中佐とタメ口ですよ」ブロッシュ 「何なのよ?あの子達は」ロス 「最近事件やら何やら多くってな。タッカーのキメラ事件もまだ片付いてないし…あ!すまねえ。嫌な事思い出させちまったなあ。しかしあれだ。只でさえ忙しい所へ持ってきて第1分館も丸焼けになっちまってよ」 「第1分館?」 「ああ。あそこの書庫には事件の記録や何やら保管してたから業務に差し支えて大変だよ。…あ?如何した?」 「「へえ~」」とシェスカを見るエドとアル 「ええっ!?」驚くシェスカ 「如何だろう?中佐。この人働き口探してるんだけど」 「確かに軍の刑事記録も読んで覚えてますけど…」 「よっしゃ!今すぐ手続きだ!ウチは給料良いぞ!」 「ええ!?そんな、あの…ありがとうございます!自信持って頑張ってみます。本当にありがとう!」 ヒューズに引きずられていくシェスカ 「早速仕事だ!アハハハハハ」ヒューズ 「人浚いか?あのおっさん」見送るエド 「はあ~。何かに一生懸命になれるって事はそれ自体が才能か…言ってくれるね弟よ」 「どっかの誰かさんを見てるとね、心の底からそう思うよ」 「そんじゃ!そのどっかの誰かさんは引き続き一生懸命やるとしますよ」 アルが本を運んだり… エドが詰まって叫びだしたり…寝たり… 本を山にしながら複写を読み進む二人 居眠りブロッシュが鐘の音で目を覚ます 「おっと」 「閉館時間ね」ロス 「今日で丸々10日ですよ。閉館までよく根気が持ちますね」 ドアを開けようとするブロッシュ 「ふざけんな!」 中から聞こえてきたエドの声 覗くと資料が散乱した中で床に座り込むエドとアルが… 「兄弟喧嘩ですか?」ブロッシュ 「解けないからと言って自暴自棄になっては…」ロス 「解けたんです…解けてしまったんですよ、暗号」アル 「本当ですか?良かったじゃないですか!」 「良い事あるか!?畜生!…悪魔の研究。求めてはならないもの。恨むぜ、マルコーさんよ」 「一体何が…」 「賢者の石の材料は生きた人間だ」 ハッとするロスとブロッシュ 「しかも石を一個精製するのに複数の犠牲が必要って事だ」 「そんな非人道的な事が軍で行われてたなんて…」 「許される事じゃないでしょう」 「この事は誰にも言わないでくれないか?」 「しかし…」 「頼む!聞かなかった事にしといてくれ」 ホテルを訪ねる少佐 「何と!エルリック兄弟は今日も部屋に閉じこもっている?」 「ええ。食事もろくに摂らずに」ロス 「う~む。疲れが溜まっていたのだろうか?この所根を詰めておった様だしな」 「苦労して解読した資料の内容があれじゃあ」こっそり話すロス 「俺も思い出しただけで胸糞が悪くなりますよ」ブロッシュ 「何だ?」キラン! 「「何でもありません!」」 「あ~や~しい!」ムキムキで炎出す少佐 灯りも点けず暗い部屋の中 ソファで横になるエド ソファの後ろに凭れるアル 「兄さん。ゴハン食べに行っといでよ」 「いらん…しんどいな」 「うん」 腕を上に伸ばすエド 「何かこう、手の届く所にきたなっと思ったら逃げられて、やっとの思いで掴んだら、掴んだそいつに蹴落とされてさ…へ!神様は禁忌を犯した人間をトコトン嫌うらしい」 オートメイルの腕で目を覆うエド 「俺達、一生このままかな?…俺さあ、ずっとお前に言おうと思ってたけど怖くて言えなかった事があるんだ」 「何?」 エドが口を開けようとした時、ドアを激しくノックする少佐 「エルリック兄弟!居るのであろう?吾輩だ!ここを開けんか?」 「如何しよう?」アル 「シカトだ!シカト」 しかし…持ってたドアの取っ手ごと破れ…無理やりドアを開ける少佐 後ろでは泣いてるロスとブロッシュ 「聞いたぞ!エドワード・エルリック」 「「ひゃー!」」 「何たる悲劇!賢者の石にその様な恐るべき秘密が隠されていようとは…」キラキラで涙な少佐 「ご、ごめんなさい」 「あんな暑苦しい人に詰め寄られたら」 「軍がそのような事を行っていたとは真実とは時として残酷な物よ」 ハッとするエド 「真実…」 「如何したの?兄さん」 「マルコーさんの言葉、覚えてるか?」 「君ならば真実の奥の更なる真実に…」 別れ際にマルコーが言った言葉 「真実の奥の更なる真実。錬金術の研究書と一緒だ。表面に見える事は錬金術の一部でしかない。まだ何かあるんだ。まだ」 「現在政府関連の錬金術研究所はセントラル市内で4箇所ある。そのうちマルコー氏が所属していたのは第3研究所だ。ここが一番怪しい」 地図上の第3研究所を指差す少佐 「市内の研究所は全部回って見たけどここがそんなに大した研究は…」 と気付き指差すエド 第5研究所と書かれている 「この建物は?」 「第5研究所ですが現在は使用されておりません。崩壊の危険性があるので立ち入り禁止になっています」ロス 「ここだ!」 「え?何の確証があって?」 「隣に刑務所がある」 「それが?」 「賢者の石の材料は何だった?」 「生きた人間…え?」 「刑務所には死刑囚もいるだろう。表向きには処刑した事にして…」 「まさか…囚人が材料」想像して気分が悪そうな顔のロス 「そんな顔しないでくれよ。俺だって考えたくねえんだ」 「所轄が違う刑務所が絡んでるとなると政府が関係してるのかな?」 ぐったりするブロッシュ 「何だかトンデモナイ事に首を突っ込んでしまった気が…」 ロスの言葉に 「だから!聞かなかった事にして!って言ったでしょ?」アル 地図を丸め 「これは高度に政治的な問題になるやもしれん。吾輩が探りを入れてみる。それまで少尉と軍曹はこの事他言無用!」 敬礼するロスとブロッシュ 「エルリック兄弟は大人しくしてるのだぞ」 「「ええーっ!?」」 「うーん?」 鼻息荒く光る赤い目でじっと睨む少佐 「さてはお前達この…忍び込んで中を調べようとかと思っておったな?」 「「思ってない!思ってない!」」首を振る二人 「なんつってね!」 深夜の街を走るエドとアル 見張りが一人 「はは~ん。使ってない建物に門番ねえ」 「怪しいね」 「如何やって入る?」 「入口作っちまおうか?」 「錬成反応の光で気付かれちゃうよ!」 「となると…」 アルの手に乗り、投げ上げて貰うエド オートメイルの手で鉄条網を掴み、アルの為に下に足らす 塀を飛び降り侵入する二人 「ここもがっちり閉鎖かよ」 通風口に目がいくエド アルの肩を借り 「アルここで待ってろ」 通風口から侵入するエド 「一人で大丈夫?」 「大丈夫も何もお前のデカイ図体じゃここ通れないだろ?」 這っていくエド 残されたアル、しょぼ~ん 「好きでデカクなったんじゃないやい!」 何か物音が… 「66」 「何だよ48」 「久し振りの客人だ」 「命知らずのバカ野郎だな」嗤う66 「思ったより狭えなあ、畜生!これは普通のサイズじゃ通れなかったなあ。体小さくて良かった…うわ~!自分で小さいなんて言っちまった」 天井の通気口を破って侵入するエド 足元を照らす灯りが続く 「灯りがついてる。何が現在使われておりませんだ!ビンゴだぜ」 腕を組み外で待つアル 「兄さん、遅いなあ」 三日月を背に上から包丁を持ちアルを見る男が… カチリとした音に上を見るアル 飛び降りてくる男が包丁を振り下ろし…ガチリ ED 剣に誇りを持つ者がいた 自らを異端と知る者がいた 闇の住人達が嗤い 血を吸った刃が咆哮する 次回、第8話「第五研究所」 戦いに快楽を求め極限に生を感じる者達よ 汝らの名を示せ ED。2009年5月27日発売!「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」仕様のジャケット(描き下ろし 見開き紙ジャケット仕様)ステッカー封入 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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mkd5569さん
いらっしゃいませ! 長いばかりで抜けていたり間違いも多いのでお気づきになられましたらご指摘ください。 コメントありがとうございました。 (2009年05月21日 06時30分34秒) |