加太自然の郷
昨日の釣り後、いつもなら待合所でその日の釣り談話で盛り上がり、ダラダラと長居してしまうのだが、さすがの最悪釣果に話も盛り上がらず、皆さん言葉少なく足早に帰ってしまった。私はあまりの陽気の良さでこのまま帰るもの惜しみなく思い、以前から気になっていた加太自然の郷という別荘地を視察に行く事にした。田倉崎灯台を東に入った所でホーム船の待合所から車で約5分の所に位置する。入り口に現地案内所が有り、別荘地の入り口はゲートで管理されているようで、一般の人は入れないようになっている。パンフレットでももらって帰ろうと現地案内所に行くと、二人のメガネの管理者のおじさんがおられ、今日の釣りの話などしている内に話が弾み、現地を案内しくれるという事になってしまった。お二人とも釣り好きで気さくなとても良い方です。商売気もなく、自分達が管理している別荘地が本当に好きで自慢のような人達です。まだ買う気はないとの旨を伝えても、とりあえず見て帰って欲しいとの事で案内してもらった。まず案内されたのがお手ごろ価格のおじさん達のお奨めの別荘。別荘というには少々物足らない物件だが、中に入ってみるととてもきれいで、2階に6畳ほどのキッチン、1階に8畳ほどのリビングが有り、裏には山の斜面を利用した庭がある。30坪ほどの敷地面積だろうか、これで870万円らしい。老後に夫婦二人で住むのならこれくらいの物件でも十分なのかも?ベランダから見れる風景。南向きに位置するので湯浅方面の海がきれいに見える。確かに良い眺めだ。その他にもパナホームの物件が数件空き家になっており、かなり古くて手を加えなくてはいけない物件なら240万円ほどで手に入る。釣りの基地などで利用するなら問題ない物件だ。早くも桜のつぼみが開花しており、自然がいっぱいの別荘地です。温泉も湧いているらしく、冷泉だがアルカリ性の重層泉らしく源泉はかなり濃度が高いらしい。ポリタンク一杯を汲んできてお風呂に入れ水を足し加熱して入ると丁度良い加減らしい。温泉好きには聞き捨てならない話だ。敷地内の数箇所に海に降りる小道が有り、魚を釣ったり、貝を獲ったり、ワカメ等の海草も獲れるらしい。干潮時には『タコカゴ』を設置しておくと沢山のタコ入っているらしい。淡島神社の上辺りに少年自然の家というのがあるらしいが、その辺りまで歩いて行ける山道があるそうだ。皆さん磯遊びや山歩きなどで一日を過ごしてられる方が多いとの事。私は老後、海に近い山手でのんびり暮らしたいと考えており、毎日朝から魚を釣ったり、魚介類を獲ったりして、菜園で野菜を育てて暮らしたいとカミさんとよく話する。ここの別荘地も気に入ってしまったので候補に入れておこうと思う。それよりまず金を用意しなければ話にならない事を思い出してしまった・・