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灰砂枯松

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2011年06月10日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
白砂青松さんの意見にはなかなか面白いものがあるのですが、
この方、議論となるとメタメタになってしまいます。おそらく、議論というものを勝ち負けで判断するタイプの人なんでしょうね。
だから「墓穴を掘りましたね」なんていう中二病なタイトルを平気でつけたりします。

この人の特徴の一つに、意見としてはまっとうなのに、それを補強しようとして
いらないことまで書いてしまう癖があるようです。

最近の記事もそう。
「「あたご」裁判(1) いくら何でもこの判決はおかしいでしょう」
 http://plaza.rakuten.co.jp/whitesand72/diary/201105210000/

彼の主張は
>確かに、検察の提示した清徳丸の航跡が正しいとは言えないということはあるでしょうし、
>その作成の仕方が「恣意的」だったということも、裁判の場で明らかになっていたのでしょう。
> でもそれは、あくまでも検察の提示した航跡が正しいという根拠が無いというだけのことであって、
>被告が主張していた清徳丸の航跡が正しいというものではないってこと。」

だそうです。
確かにこの主張自体はごもっともなのですが、そのための理屈付けが変です。

>刑事裁判において、被告が自分に都合の良いことを言うのは当然のこと。
>だからそこに証拠能力なんて無いと認定するのが当然なのであって、
>有罪の根拠が無いとしても、その裏付けなどない被告の言い訳こそが事実だなんて認定を
>する裁判官が日本の司法制度の中に存在したということに、私は驚いています。

一見するともっとに見えるのですが、よく見ると変な主張がてんこ盛りです。
 1)被告の証言は証拠能力が全くない
   →信用性は加味されるが、そんなことはない
    そんなことを言ったら、被告の証言には何も意味が無くなってしまう
 2)立証責任のある検察が罪の立証に失敗していても、被告側の主張を認めるのはおかしい
   →地裁の認定した航路は、被告の証言だけで認定したわけではなく
    清徳丸僚船の証言も基にしている。
 3)今回の被告の証言には全く裏付けがない
   →しかし、この人は具体的にどの証言に裏付けがないか、何故そのように判断したかは説明していない
    
また、こんなことも主張されています。
>そもそも、被告の士官は清徳丸を「停船中」と判断していたというのですから、
>何故、最初に清徳丸が「右転」したと言えるのか、言い換えれば午前4時4分以前の針路は
>誰がどう決めたというのでしょう。

この人、意図的に記事に書いていないようですが、清徳丸は数隻のグループで行動しています。
検察も弁護側も、僚船の船員の証言に基づいて進路を特定しようとしています。
(ただし、検察は自分に都合のいいように証言を変更したことが公判で暴露されましたし、
 弁護側の航跡は地裁からは認定されませんでしたが)

ですから、答えは
 『検察、弁護側、地裁とも、僚船の船員の証言も基にして決めた』
となります。

> その点だけをみても、この判決には整合性が取れていません。

この点だけを見ても、この人は自分に都合のいい部分だけを切り貼りしていることが
よくわかります。






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最終更新日  2011年06月10日 23時21分28秒



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