ナースのひとり旅

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  イタリアへ逃亡したい

  映画、『アマルフィ　女神の報酬』見ました。私がお金出して邦画を見るって、めずらしいんです。でもこの映画は、イタリアが舞台でしょ。『天使と悪魔』に引き続き、ローマの街見たさに映画を観た。やっぱり素敵よねー、ローマ。どこに何があるか街の地理も把握してるし、自分が行ったことのある観光地がたくさん出てきたから、なんかうれしくなっちゃった。映画自体は、なんか薄っぺらいなぁと感じる部分もあったけど、スピード感もあって予想よりおもしろかった。イタリアでの撮影もキャストも、かなりカネかかってますね。やっぱり夏休み、NYじゃなくてローマに行っちゃおうかな？去年行ったばかりだけど。趣味でイタリア語も始めたい。（いや、それより今は院の受験に向けて英語でしょっ！）

  2009.07.24

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  NYでお買い物♪

  仕事で嫌なことがあって、どうにもその事が頭から離れなかったので、天気の悪い夜勤明けに無理矢理出かけて、一人で映画をみてきました。こんな時はシリアスなのじゃなくて、何も考えずに楽しめる、かる～い感じの楽しい映画がいい！そこで観たのが、『お買いもの中毒な私』。（公式HP）あたし、実はこういうくだらない感じの女の子向け映画、大好きなんです。けっこう笑えた！予想通り、ストーリーは軽くてありえない展開ばかりなんだけど、いい気分転換になったわ。まぁ、映画の途中でもやっぱり仕事のことを思い出しちゃったけど・・・。私はファッションに大金を費やすことはないし、衝動買いも少ないから、収入以上にお買い物してカードローンに悩む主人公レベッカは理解できないけど、彼女の発言や行動は見てて気持ちいい！映画の中のファッションは、『プラダを着た悪魔』や『Sex and the City』のパトリシア・フィールドが担当。かわいいけど、私にはマネできない斬新な色と組み合わせ。あんなにカラフルな服着てたら、気持ちも明るくなりそうだなー。レベッカはファッション大好き、経済を服や靴に例えたコラムを書いてて、Sex and the Cityのキャリーみたい。映画の中でレベッカは25歳の設定だけど、演じてる女優は私と同じ33歳なのよね。わ、若い！すっごくスタイルいいし。豚インフルエンザの状況にもよるけど、今年の夏休みはNYに行く予定。今から節約しておいて、NYでいろいろ買い物しようっと♪明るい色の服と、かわいい靴で街を歩きたいな！

  2009.06.24

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  マンマ・ミーア！

  最近、『マンマ・ミーア！』を観ました。疲労がたまってるので、何も考えずに楽しめる映画をと思って、ショッピング帰りに一人で観てきたの。靴脱いで座席に足上げて、リラックスしすぎ。意外と楽しかった！南の島で、歌って踊りたくなる！あたしの好きなコリン・ファースも出てるし。（「ブリジット・ジョーンズの日記」で弁護士のマーク役の俳優。）『マンマ・ミーア！』は、もともとミュージカル。サンフランシスコ留学中にこのミュージカルが上演されてたけど、「どうせABBAの曲って3曲くらいしか知らないしな～」と思って見ませんでした。でも、映画を見てたら聞いたことのある曲がけっこうあって、「これもABBAの曲だったんだ！」と思いながら見てました。ABBAというと、「若かりし頃にディスコで踊ってたおじさんが好きそうな曲」と勝手にイメージしてたんだけど、私けっこう気に入っちゃった。映画の帰りにさっそくCDを買って、毎日聞いてます。サントラではなく、“ABBA GOLD”というオリジナルのほう。映画に使われてる曲全部が入ってるわけじゃないけど十分。暇さえあれば頭の中で歌って、毎日がちょっと楽しくなります♪

  2009.02.17

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  Love Actually

  またまた今日もDVDで見ました。私のお気に入りの映画の一つ、『ラブ・アクチュアリー』。もう何度も見てます。胸にジーンとくるシーンもあれば、笑えるところもある。ハートウォーミングって感じ。いろんな愛の形があって、クリスマス・イヴの夜にそれぞれが自分の大切な人に愛を伝える。私が好きなのは、コリン・ファース演じる作家とポルトガル人のメイドの話。言葉は通じ合ってないけど、惹かれてくのが伝わってくる。そして英語とポルトガル語の、二人のずれた会話が最高。登場人物がみんなどこかで関わってるのもおもしろい。このタイトル、“Love actually is all around”という映画の中のナレーションの一部。映画のオープニングで、空港では、親子、夫婦、恋人、友人と、みんな笑顔でハグしたり再会を喜んだりしている。愛って実は、そこらじゅうにあふれてるんだ、って気づかせてくれます。クリスマスにおすすめ。

  2008.12.19

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  光と影の芸術

  高校生の頃、いつも図書館でフランドル絵画やオランダ絵画の画集を見ていた。光と影の表し方に魅せられたから。他のいろんな時代、地域の絵と比べて、明暗がはっきりしている。私、子どもの頃は美術が得意で、部屋にはたくさんの賞状があった。大学生の時ヨーロッパを周遊したときは、美術館にもたくさん行った。大人になったら、いつの間にか芸術とはとんと無縁になってしまった。だけど最近、西洋美術の本を買って、絵の中の物やしぐさが何を意味するのかを読むのがおもしろく感じるようになったの。大学で美術史などの授業もとったけど、スライドで絵を見るから教室が暗くなって、たいてい寝てたのよね。もっと真面目に聞いておくんだった・・・。今日は東京都美術館で、「フェルメール展　光の天才画家とデルフトの巨匠たち」を見てきました。最近テレビでフェルメールの特集を見て、興味を持った方もいらっしゃると思います。テレビで見るだけじゃなく、実際に足を運んでよかったですよ。あの『小路』のレンガの描き方とか、細かい部分のすばらしさがわかるんです。テレビや本で見ても、立体感や質感まではわからないもの。　昨日今日と休みだったので、実は昨日も行ってみたんだけど、すごい行列で1時間待ちだったので帰ってきちゃったの。後から知ったんだけど、昨日はシルバーデーで、65歳以上の方は無料だったから混んでたみたい。そういえば、お年寄りがやたら多くてなんだろう、と思ったのよね。今日は金曜日で、20時まで開館時間が延長されているから夜に行ってみた。すんなり入れたものの、中はすごい混雑。どうやら金曜の夜は、ペアチケットが安いみたい。私は一人で行っちゃったけどさ。それを抜きにしても、8月からやってる企画展なのに、未だに人気なのね。私、美術館なんて年に1回くらいしか行かないのに、高いお金を払ってわざわざ絵を見に行く人って、たくさんいるんですね。どちらかというと、私なら同じくらいの金額で映画を見たいと思っちゃうけど。美術館の嫌なところは、混雑で人気の絵がなかなか見られないことと、周りの人がけっこうしゃべってること。一緒に来た人と、絵についてなんやかんやとうるさいのよ。しかも、たいてい「細か～い」とか、たいしたことない感想か、ポイントずれた評価とかなんだから。一番人気の『小路』の前で、体の大きい白人オトコと日本人オンナが、ベタベタしながらしゃべり続けてた時は、ほんとイラついた・・・。おーい、みえなーい！チューはよそでやってくださーい！私はヘッドフォンを借りて音声ガイドを聞いていたので、なるべく自分の世界に入るようにしてました。このガイドがすごい仕組みで、ペン先を紙に印刷された絵にタッチすると、その作品の解説が始まるの。どうなってるんだろう？時々音楽も流れて、演奏は東京芸大。芸大って、この美術館のすぐ裏よね。フェルメール展は、上野の東京都美術館で12月14日までです。三十数点しかないフェルメールの作品のうち、このフェルメール展に7点もそろっているので、貴重な機会よね。ちなみに『絵画芸術』は出展中止になっています。ヒトラーも夢中になった『絵画芸術』、見たかったなぁ。

  2008.11.14

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  今日もフルート♪

  今日はお休み。美容院に行って、午後はフルートを習いに行きました。スケジュールの都合で、今日は久しぶりのレッスン。フルートは嫌な事を忘れて夢中になれる、私の大事な趣味。だけど、2年間教わっている私のフルートのインストラクターが、年内いっぱいで辞めてしまうことを知りました。ショックー！とっても残念。他の先生に教わるなんて、考えられないなぁ。なんかちょっと生活変わっちゃうなー。フルートのレッスンに通うことも考えて、引越し先考えたりしてたのに・・・。辞める理由は詳しくは聞いていませんが、みんな同じ場所でずーっと同じ仕事を続けて、満足できるわけじゃないものね。実は私も新しい目標を見つけ、やっと動き出したところです。でもしばらく仕事は辞めない、というか辞められないけどね。

  2008.11.07

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  意外とおもしろい歴史の勉強

  公開を待っていた映画、『ブーリン家の姉妹』を見ました。ストーリーも衣装を見るのもおもしろかった。だけど、なんだか胸がモヤモヤする映画だったなー。登場人物それぞれが見ててかわいそうだと思えるシーンが多かったし。後味悪い。どんなに身分が高かろうと、女性がどのような存在だったかなんかもわかる。どの時代も、どの国でも、あまり大差ない。高校の英語の教科書に、確かアン・ブーリンの幽霊の話があったのを覚えてる。大学生の時には、ロンドン塔のアン・ブーリンが処刑された場所にも行きました。ヘンリー8世もアン・ブーリンも知ってるけど、そのあたりの歴史はすっかり忘れちゃってて、つい最近何かで読むまで、アン・ブーリンがエリザベス1世の母親だってこと、知りませんでした。高校生の時に勉強したと思うけど・・・。映画を見ていて、離婚を認めないカトリックと断絶してイギリス国教会が成立した時のことや、アン・ブーリンが処刑されるに至ったことなどわかりやすかったです。でも、イギリス国教会ができたのって、ヘンリー8世が新しい女のために離婚したくて、カトリックだとその離婚を認めてもらえなくて怒ったから？なんて考えると、ちょっと驚き。しかもヘンリー8世、その情熱はどこへやら、妻を処刑して、結局奥さん6人もいたしね。妊娠や出産って、今以上にリスクを伴ってたんだろうなーとか、看護師の視点でも映画を見てました。当時の妊婦さんて、どんなだったんだろう。今なら何人も連続で死産とかないでしょー。『ブーリン家の姉妹』とは関係ないんだけどね、大学の時、映画で外国の文化を学ぶ授業があったの。その授業で、『わが命つきるとも』っていう古い映画を見た記憶がある。ネットでいろいろ調べてたら、あの映画って、ヘンリー8世が最初の妻キャサリンと離婚してアン・ブーリンと結婚する時、反対して処刑されてしまったトマス・モアの話だったのね。映画のタイトルは覚えてたけど、内容まったく覚えてません。たぶんそこらへんのこと、高校の世界史でやったはず。昔、世界史をがんばって勉強したのは、単に大学受験科目だったから。そうやって受験勉強としてしか勉強してないと、ただ丸暗記してるだけで、歴史のつながりとかいろんな事が起こった理由なんて考えてないので、試験が終わるとすっかり忘れてしまう。だから学んだはずの歴史に関するものを見聞きしても、その土地に旅行しても、もっと楽しめるはずのものの価値がわからないのよね。もったいない。『ブーリン家の姉妹』を見た後に、ネットで調べ、世界史の資料を読んでいたら、登場人物関係がわかるし、けっこうおもしろい。背景などがわかると、私がぽつぽつ知ってる歴史の知識、点と点が線となる。夏にイタリアに旅行する前、高校で使ってたような、絵や写真がいっぱいある世界史の資料集みたいなのを買ったの。観光地の歴史や建築を知るために読んだり、今回みたいに映画などでちょっと興味を持った歴史のページをぱらぱらみてると、けっこうおもしろいのよ。こうやって少しでも教養ふやしていきたいな。

  2008.11.03

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  ライオンキング見ました

  劇団四季の『ライオンキング』を見てきました！10年もやってるロングランだというのに、初めて見た。ミュージカルは3月に『ウィキッド』を見て以来。『ライオンキング』では、一階席の通路を動物たちが通るという話を聞いたので、一階の前から10列目、通路側のすごくいい席をとりました。私今までミュージカルはいつも安い席で見てたんですけど、『ウィキッド』で初めて前の方の席にしたら迫力が全然違ったので、これからはいい席にお金出すことにしたんです。今更だけど、すごいねー『ライオンキング』！あの動物の衣装も、歌も、ダンスも。人間が作り上げたものなのに、あそこまで表現できるなんて、芸術ってすばらしい、と感動。すごい迫力、すごい躍動感。ラストシーンで、みんなが大合唱して赤ちゃんライオンかかげるところで、感極まって泣きそうになってしまいました。子役の子ども達もさすが、って感じで。でも見てる間、子役たちの私生活が気になってしまった私。あの子たちは昼間は学校に行って、放課後はミュージカルにすべてを費やしてるんだよね？友達と遊べないし、セリフ覚えたり歌やダンスのレッスンも厳しいんだろうし、子どもにこの舞台のプレッシャーは大きすぎるし、ちょっとかわいそうだなー、とか。好きでやってるんだろうけど。いや、ママが熱心なのか？子役は前半しか出演していなくて、最後の舞台挨拶には登場しませんでした。やっぱり早く帰るのね。ちなみにパンフレットによると、私が見た時シンバの子ども時代を演じていた男の子は、将来の夢は学校の先生らしく、ちょっと意外。私以上に現実的。ま、そんなのはどうでもいいのですが。私は『オペラ座の怪人』が一番好で、まだそれ以上に好きになるミュージカルは見ていないのですが、ライオンキングもとてもよかったです。見たことのない方は、ぜひ♪

  2008.10.16

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  幸せになるためのラブソング♪

  最近、「幸せになるための15のラブソング」というオムニバスCDを買いました。これ、視聴してすぐ購入。好きな曲がいっぱい入ってる！洋画のラブコメで使われた15曲が入っていて、きっと聞いたことのある曲が多いはず。主人公の女性に共感したり応援したくなったり、女の子が好きそうな映画ばかりですよね。＜曲目＞1. プラダを着た悪魔: サドゥンリー・アイ・シー 2. ベガスの恋に勝つルール: グレース・ケリー 3. 幸せになるための27のドレス: 恋はあせらず 4. 10日間で男を上手にフル方法: キス・ミー 5. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月:　　　　エヴァーラスティング・ラヴ 6. フォー・ウェディング:　愛にすべてを 7. ベスト・フレンズ・ウェディング:　小さな願い 8. ノッティングヒルの恋人:　シー 9. ブリジット・ジョーンズの日記:　オール・バイ・マイセルフ 10. 愛しのローズマリー:　メンバーズ・オンリー 11. ラブ・アクチュアリー:　ジャンプ 12. メリーに首ったけ:　ビルド・ミー・アップ・バターカップ 13. キューティ・ブロンド:　パーフェクト・デイ 14. 25年目のキス:　キャンディ・イン・ザ・サン 15. ホリデイ:　ウィアー・オール・アローン 私、過去10年くらいに、この15の映画全部見た。こんなにラブストーリー見てたのか。・・・・・そのわりに、何も学んでない。32歳で独身の、ブリジット・ジョーンズにはなれたけど!?

  2008.09.18

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  今日も笛吹き♪

  私の休日の楽しみはフルート。レッスン料は高いけど、全然惜しくない。最近、レッスンではクラシックばかりやっています。私のフルートはただの趣味なので、以前は映画のテーマ曲とか、好きな曲を中心に吹いてました。だけど、いろいろ勉強になるからというインストラクターの勧めで、もう半年くらいクラシックばかり練習してます。いい音が出て、正しい指使いで譜面通り吹けたとしてもだめ。どんな曲でも感情を込めて吹くようにしてるけど、クラシックだとより表現力を求められるので、先生もいろんな表現を使って指導してくれます。この二つのフレーズは問と答になるようにとか、ここはコソコソ吹く感じとか。私って、最初の方で指間違えちゃうと、精神的な影響か、その後も思いがけないところでミスしちゃったりして、一曲全部がボロボロになる時がある。インストラクターに、同じ曲でもできる時とできない時の差があるね、って言われたことがあるの。「フィギアスケートの選手みたいに、一つミスするとその後もそれを引きずって、何度も失敗しちゃったりするんですよね」って言ったら、フルートを習っている他の人も同じこと言ってたらしい。私は腹式呼吸からしてなってないんだけど、唇の形や息の角度もまだまだ。それにちょっと速い曲になると、指がバタバタしちゃって優雅さに欠ける。好きなトリルも、高度な曲で出てくるとできないし。（トリルとは、二つの音を速くピロピロピロピロ～って吹くやつ。）今は、バッハの管弦楽組曲の中から数曲選んで練習しています。プロのフルート奏者のCDを聞きながら、「私にはこれ無理です！」って言ったんだけど。完璧に吹けなくてもすごく勉強になるからと、速い曲は少しゆっくりと、途中から難しくなる曲は有名な最初の部分だけなど工夫して指導してもらってます。あぁ、私もこんな曲に挑戦できるようになったのね、と一人感動。このバッハの管弦楽組曲のうち数曲は、たぶん聞いたことあるって人、多いんじゃないかな。今練習中なのが「バディネリ」。これ上手に吹けたらかなりかっこいいと思う。ちなみに私のフルートのインストラクター、20代後半のすごくかわいい女性なの。甘ったるい声や女性らしい話し方も、音大出のお嬢様って感じで。かつ、レッスン中におもしろい事も言って笑わせてくれる。いつも彼女の長いまつ毛や、ゆる巻きにした栗色の髪なんかに見とれてます。私も女ですから、休みの日にフルートしか予定がなくても、気の抜けた服装やメイクではレッスンに行けません。べつに張り合ってるわけじゃないけど。女性ならわかるかしら、この気持ち？

  2008.02.15

• シチリアーノ♪

  この間、師長さんと面接がありました。今年度の目標に対する中間評価の報告、みたいな面接のはずだったけど、私は今思っていることを正直にいろいろ言ってみた。まさか私がこんなに不満を抱いているとは、師長さん思ってもなかっただろうな。最後に、「年度末に異動したいんですけど」って言ってみた。一瞬沈黙があり、予想通り師長さんのヒステリックな声で「ダメダメダメ、嫌よぉ～出さないわよ～！」と却下された。はい、終了ー。来年も今の病棟にいそうな予感大。おとといから昨日朝にかけての夜勤は同期の子と一緒だったので、夜勤から帰ってきてからそれぞれ昼寝をして、それからその子と待ち合わせ。夜は３時ごろまで彼女とレストランやバーでまったりして愚痴言い合ったり爆笑したり。ストレス発散。そして今日は休みだったので昼まで寝て、午後から習い事に行ってきました。まずはヨガ。私は体がかたいので、途中までしかできないポーズあり。死体のポーズで呼吸を整えてたら、リラックスしてうっかり寝そうになっちゃった。ピラティスとヨガを数ヶ月習っていたけど、一応今日をもってしばらくお休みする予定。友人とグアム旅行を計画しているので、ちょっと節約して旅費を貯めるため。そして地下鉄で移動し、夕方はフルートのレッスン。今、フォーレの「シチリアーノ」というすっごく好きな曲を練習しているの。7,8年前に独学で練習したけど途中うまく吹けなかったので、今回は先生にしっかり指導してもらって、上手く吹けるようになりたい。臨時記号が多い曲なので、譜面のわかりづらい音符に○つけたり「ド＃」とかメモしたり、ちょっとズルしてます。早くこの曲を綺麗な音色で感情込めて、完璧に吹けるようになりたいな。ま、全然練習してないんだけどね。私の人生、フルートという楽しみがあってよかった。休みの日とか、よく歩きながらこのシチリアーノを鼻歌で歌っています♪月末は心の洗濯、京都ひとり旅が待っている。明日も仕事がんばろ！

  2007.09.22

• アメドラ好き

  時々、私も歳をとったなぁと感じることがある。今日はくだらないけど、アメリカのドラマを見て、いつのまにか私も大人になってしまったのね、って感じた。昔からアメリカのドラマが好きだった。宇宙人や未来や科学のことなんかがテーマだと興味持てないけど、ラブコメディや青春ものにはすぐハマる。あんまりテレビを見る時間がないからBSやケーブルには入ってないけど、NHKでやっている海外ドラマで気に入ったものは、ビデオにとって英語の勉強がてら何度も繰り返し見ている。アメリカに留学する前でもアメリカ文化に詳しかったのは、若い頃見ていた「ビバリーヒルズ青春白書」のおかげ。人種や宗教のこと、ドラッグや銃の問題、民俗的なことなど、あのドラマから知ったことはすごく多い。最近ちょっと気になっていたアメリカのドラマ、「The OC」。見る時間がないから今までレンタルしなかったけど、昨日やっとDVD借りて見ました。見る前は、「こういうの、多分あたし大好きなんだよね」と思ってた。きっと見始めたらハマっちゃって、DVD全部借りちゃう予感。また現実離れしたリッチなティーンエイジャーたちが、ビーチでパーティーして、高級車乗りまわして、狭い人間関係の中で付きあうだの別れるだのってごちゃごちゃしてるんじゃないの？で、たまに妊娠発覚なんかもあったりなかったり。WASP中心で、なぜかみんなスタイル抜群でデブがいないのよね。そんな私の予想、みごと的中。私もカリフォルニアに住んでたし、ごく普通のアメリカ人の家庭や高校生がどんな感じかだいたいわかる。「The OC」も例にもれず現実と違って、「ドラマだな～」って思うことが多い。だけど、ああいうドラマって、インテリアやファッションチェックなんかもできて、見てると楽しい。今日なんて、主題歌のピアノの前奏やカリフォルニア～♪っていうフレーズがグルグル頭を回ってた。だけど、だけど、いまいちハマれないの。ネタからして絶対私の好みのはずなのに、なんでだか自分の中であんまり盛り上がらない。いつも気に入ったドラマがあると、すぐ夢中になるのにな。10年前、似たようなビバーリーヒルズ青春白書はあんなに好きだったのに。やっぱり歳とったから・・・？私はもう、高校生が主役のティーン物に夢中になる歳じゃないってことか。「The OC」より、「デスパレートな妻たち」の方がよっぽどおもしろく感じる。あれって育児ノイローゼや離婚問題、嫁姑問題を抱える主婦がメインだけど。気づいたら、私も大人になっていたということか。（かなりいいように考えてる）歳とともにいつのまにか興味も変わって、ドラマの登場人物が自分と近くないと、共感できなくて楽しめないのかもね。ビバリーヒルズ終了後は、「アリーmyラブ」や「セックス・アンド・ザ・シティ」にハマってた。将来このまま独りなのかしらって不安を持ちつつ、プロフェッショナルな仕事を持って都会で働く女性。・・・・・あれ？どっかで聞いた話。

  2007.06.06

• ピラティス始めました

  1月に、「今年の目標」を立てた。小さな目標をいくつか書きだした中に、「運動をする」というのがある。しばらくまともに運動してなかったから。私の体型は、痩せているとは言えないけど、太っているわけでもない。ごく普通の体型で、二の腕とか太ももとか、部分的にお肉が気になる程度。ここ数年BMI19をキープ。そんな状態に甘えていたから、ずっと運動から遠ざかっていた。若い頃は、ジムに行ったり、公園をジョギングしたりしてたのになぁ。数年間、体重はたいして変わってないけど、体型はかわりつつある。明らかに、私の体の筋肉は脂肪へと変化してきているのを実感。前は毎朝腹筋してたから、お腹の真ん中にきれいな線があり、お臍の形は縦に近かった。それがいまじゃあ、お臍もたるんでびろ～ん、って感じ。ナースステーションのイスに座ってパソコンたたいている時、気を抜いていると脚が開いてしまう。これはいけない。今年1月にヨガに通いはじめ、たった3回で行かなくなった。ヨガのDVD付きの本を買ったけど、一回やっただけで本棚の飾り。そのDVD付きの本、表紙は森の中にいる白人の女性で、「全編カナダロケ」って書いてあったのに、DVDを見たら、けっこうな歳の日本人女性が映っていた。それも屋内のスタジオで。カナダで収録した、ってだけだったのね。見ててもあまりおもしろくない・・・。そんな理由で、放置。ところが、そんな私も重い腰を上げ、今日やっと、前行ったヨガ教室へ再び足を踏み入れました！レッスン12回分のチケット、24000円を購入。これで行かざるをえない。今の私にはヨガみたいなものよりも筋トレが必要だと思ったので、これからはピラティス中心に通おうと思ってます。ピラティスは数年前に一度だけ体験レッスンを受けて、けっこうキツかった記憶がある。その時インストラクターが「肛門しめて、膣しめて！」って言ってたのが強烈。今日参加したピラティスは、ビギナー向けのクラスだったこともあり、そんなにきつくなかった。でも、「背骨を一個ずつ曲げて行くように」とか、「骨盤底筋引き締めて、コルセットを動かさずに息吐いて」とか、説明を聞いてそのイメージ通りに体を動かすのは難しい。気付くと呼吸を止めちゃってる時もあって、初心者の私は効果的なピラティスができていない。アロマのいい香りが漂い洋楽が流れるスタジオで、ゆっくり呼吸して筋肉をつかう。なんだか続けられそうな気がする。終わった後は軽い疲労感があって、ちょっと気持ちがいい。今度はボールピラティスやってみたいな。高いお金払ったし、これからちゃんと通ってがんばるぞ。

  2007.05.23

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  フルートの一日

  今日はフルートのレッスン。いつもレッスンの最初にするロングトーンや音階の練習は音が出づらい。10分くらいするといい音が出るようになる。今日もそんな感じだった。フルートを再開してから4ヶ月も経ったわりに、自分ではあまり上達を感じられないけど、無駄に息が漏れていなくて綺麗な音が出てると、全然苦しくないし、吹いてて気持ちがいい。レッスンが終わってから、先生に私のフルートの機種を聞かれた。「すごく綺麗な音が出るから何かなー？と思って」って。そう言われると、とっても嬉しいちなみに私のフルートは、Altus（アルタス）という日本のメーカーのもので、機種なんて気にしたことないからわかりません。頭部管だけシルバーで、他の部分は銀メッキのもの。いつか高価なフルートに見合うだけの実力がついたら、全部シルバーのものを買う予定。帰りに、デパートで楽譜が入るサイズのバッグを買った。店員さんが、私のフルートのバッグを見て、「フルートですか？」って聞いてきた。黒くて細長いそのバッグを見ただけでわかるなんて、けっこう意外。その店員さんは、学生の時にクラリネットをしていたそうで、大きさですぐフルートだとわかったらしい。店員さんは「またクラリネットを始めたいけど、なかなかね・・・」と言って、“クラリネットだこ”を見せてくれた。クラリネットを支える親指にタコができたらしい。「生活が全然違うから、クラリネットまた始めた方がいいですよ、ぜひ！」なんてアドバイスしちゃった。音楽のある生活って潤うと思う。その後銀座に行って、いつものカフェで一人遅めのランチを食べ、またウインドーショッピングしていたら、どこからともなくフルートの音が。ふらふら～っとその音色に引き寄せられていったら、エントランスでフルート・オーボエ・ハープのミニコンサートをしていた。「あたしもフルート吹きます！」って心の中でアピールしながら、プロの美しいフルートの音色に聞き入っていた。私ももっとうまくなりたいなー。

  2007.04.13

• 笛吹き心躍る♪

  昨日まで怒涛の日勤が続いたけど、今日はお休み。本日、東京はとっても暖かい一日でした。なんと、近くの桜が少し開花していた。桜の種類によるのかもしれないけど。宮古島に行ってから、3月下旬まで2ヶ月ずっと2連休がない。一日しか休みがないと、「明日も仕事だ」と思いながら過ごしているのであまり楽しめないし、なにより旅行に行けないじゃないの！今月下旬は希望を出して2連休がとれたので、また一人旅に出る予定です。長崎を予定してたけど、沖縄本島にしようか迷ってます。夕べは強いお酒を飲んで久々に酔ってしまった。帰りの地下鉄の中でちょっと気持ち悪くなったけど無事うちにつき、目がまわっていたので服を脱ぎ捨てシャワーも浴びずに寝てしまった。アルコールが入るといつも眠りが浅くなってしまって、夜中に目覚めて「あ、ピアスはずさないと失くしちゃう」と思って耳を触り・・・あれ、ない？酔っていても大事なダイヤのピアスはちゃんとはずして片付けていた自分に驚き。その後寝付けず、今日はせっかく休みだというのに、日が昇る前から友達にメールしたり朝のニュース見たり。ランチの約束があったので、8～10時くらいに二度寝。なんとなくだるい体でぼーっとしながら外出。さわやかな日に、二日酔い気味だなんて。あまり食欲がなかったわりにペロッとランチをたいらげ、電車で急いで移動し、夕方からはフルートのレッスン。フルートを習い始めたのはOLの時。思いきって17万円のフルートを買った。毎日がマンネリ化してたので、レッスンのある毎週水曜が楽しみだったな。一緒に習っている歳の近いOL同士でおしゃべりするのも楽しかった。以前はグループレッスンで生徒4、5人一緒に習っていたので、あまり細かく指導はされなかった。おかげで自己流の変なクセがついちゃった。アメリカでもフルートを吹いていた。コミュニティーカレッジで音楽専攻の人に混じってクラスをとったり、練習室が使えたから。その時に、今でも連絡をとっている日本人の良い友達もできた。帰国後、看護学校に行っている時は習うお金もなかったし寮では練習できなかったので、もう何年も全く吹いていなかった。でも、「またフルート吹きたいな」と、ずっと思っていたんだよね。看護師になり少し仕事にも慣れ、やっと昨年12月からレッスン再開。習い始めて、今まだやっと3ヶ月。私の愛するフルートは実家に放置してたせいで、かわいそうに、ちょっと変色してた。数年ぶりに始めたら、最初音は出ないわ指使いも忘れてるわ、ちょっと複雑な譜面も読めなくなってたし、初心者同然。ある音がちゃんと出せないとき、言い訳がましく「指合ってますか」って先生に聞いてみたりして。今習っているところは月謝は高めだけど、プライベートレッスンにはとても満足。唇の形や力の入れ具合、息の吐き方や方向、顎の動かし方、姿勢など、とても細かく直してくれる。まだまだヘタだけど、時々運よくきれいな音がでると、たった3ヶ月だけどレッスンの成果を感じられる。フルートを再開してから、生活が全然違う。練習してないから上達は遅いけど、レッスンごとに少しずつ吹けるようになって一曲、一曲が終わると、すごく達成感を感じられる。忙しい日常の中で、大きな楽しみができた。大好きなことに集中できる、特別な時間。先生と話し合って、楽しんでできるようにと映画のテーマ曲などを吹いていたけど、2週間程前からは今更ながら基礎に戻って、音階や指使い、複式呼吸と音作りを中心に練習している。もう少ししたら、楽典の勉強を交えつつ簡単なクラシックを練習していく予定。楽しみ、楽しみ♪夕べはプライベートで頭にきたこと、というか、私の常識ではちょっと考えられないことを人に言われて、今日一日胃がムカムカしていた。（飲みすぎたせいだけじゃなくてね）そんな日でも、フルートを吹いている時だけは、心うきうき素敵な時間を過ごせました♪やっぱり音楽のある生活ってすばらしいわ！

  2007.03.04

• 癒してくれる Bad Day

  今朝、夜勤から帰ってきてシャワーも浴びずにまずしたこと。それはグラミー賞の受賞作品チェック。残念ながら、私の好きな曲やアーティストは受賞できず。洋楽が好きな私は、去年の1月あたりからネットでアメリカのYahoo! Musicを愛用している。（思うように国試の勉強がはかどらなかった理由の一つがこれ。）一回登録すると、いろんなプロモーションビデオが見られて検索機能もある。ラジオみたいに流しっぱなしにしていると、最近の流行の曲がだいたいわかる。古い曲や興味のないラップとかもあるけど、早送りもできるので便利。たまにCMも流れて、Master CardのCMを見たときは、アメリカ人はこういう物に“お金で買えない価値”を感じるのか、なんて発見したり。あの、○○85ドル、△△200ドル、×××Pricelessってやつね。どうやらあのPriceless広告は、100カ国以上で放映しているらしいです。4月にナースになって、初めの3週間くらいは月曜から金曜まで毎日日勤。仕事に慣れていないし、あっちこっちいろんな処置を見学させてもらったりするから、申し送りまでに保清が終わらないのはしょっちゅう。口渇感とトイレは我慢！記録は下書きして、プリセプターに直してもらってからカルテに書く。勤務の後に勉強会みたいなのがあったり、プリセプターとその日の振り返りをしたり、毎日ぐったりしてたなぁ。帰ってくるとネットで簡単に調べ物をしながらご飯を食べてた。勉強しなきゃいけないけど疲れてしまって、パソコンの前でついボーッと過ごしてしまう。その時よく見ていたのが、Yahoo! Music。よくかかる曲の中で、気になっていたのがDaniel Powterの“Bad Day”。毎日慣れない環境で新しい人間関係を築き、たくさんの事を覚えさせられる。仕事はわからないことばかり。自分に自信がない。怖い女医さんなんかもいてさー。病棟では、辛くたって笑顔を作っていることもある。帰って一人になると泣きたくなる。そんな時この曲を聴くと、誰かに「今日は嫌な事があったんだね」って理解してもらえたようで、ちょっと気が楽になった。履歴を利用して、毎日毎日飽きずに何度も聞いた。「こんな日もあるよ、明日もがんばろう」って思わせてくれる、私に元気をくれる曲。その頃から私は、Bad Dayが絶対グラミー賞にノミネートされるだろうってにらんでた。気が早い。そしてBest Male Pop Vocal Performanceにノミネートされたんだけど、昨日の授賞式では残念、受賞ならず。それでも私にとってこの曲は、新米ナースを元気付けてくれた大切な曲。これからも泣きたくなる日はきっとたくさんある。そんな時は、心の支えにこの曲を聴こう！＊ちなみに、現在はもうYahoo! Musicで“Bad Day”のPVは見られません。＊2007年グラミー賞　ノミネート＆受賞作品（英語）

  2007.02.12

• 世界地図で旅行気分

  子どもの頃から、なぜか地図を眺めるのが好きだった。寝る前に、ベッドでよく世界地図を見てた。ヨーロッパ周遊はこういうルートでまわろうとか、マレー半島を南下する時はここに寄ろうとか、ここって一体どんな国なんだろう？など、世界旅行を夢見ていた。最近私がはまっているのが、Google Earth。あの検索サイトのGoogleの世界地図。クリックして拡大していくと、屋根や車がわかるほど鮮明な航空写真が見られる。しかも世界中。ピンポイントで目的地をしぼって見ないと、飽きずにボーッと世界中見てまわって大変なことになる。地球儀をクリックしてズームズームと近づいていくと、今住んでいる所もはっきりわかった。勤務先の病院も。足を伸ばして、サンフランシスコで住んでいたアパートも発見。ハワイのハナウマ湾の珊瑚礁も見えた。インドのタージマハルや、ギザのピラミッドも訪問。イースター島のモアイは、案内あるわりに写真ではよくわからなかったな。南極はただの白い世界だった。嫌なことがあった日、自分の部屋で気持ちを紛らわそうと思うと、昔は友人と長電話するか、音楽を聴くことぐらいしかなかった気がする。でも今は、パソコンのおかげでこんな現実逃避もできるのね。ネットのおかげで、何の接点もなかった世界のことがわかるようになった。ブログでいろんな国に住んでいる人の生活がうかがえる。たまに心を無にしてパソコンの前で何時間も過ごす、やや根暗な私なのでした。

  2007.02.05

• 心をリセット、がんばります！

  昨日は水曜、映画のレディースデイ。そして今日は１日、ファーストデイ。昨日今日と夜勤明け＆休みだったので、一人で二日連続、お得に映画鑑賞♪「幸せのちから」と「マリー・アントワネット」を見た。どちらも期待していたほどじゃなかった、というのが正直な感想。でも、「幸せのちから」は、だらけかけている私にカツを入れてくれた。「幸せのちから」の舞台はサンフランシスコ。私が以前、留学していた街。映画の予告編かテレビのCMか忘れたけど、BARTという文字が見えただけで、すぐにサンフランシスコだとわかった。（BART：サンフランシスコ周辺のベイエリアを走っている電車）映画のいろんなシーンで知っている場所がたくさん出てきて、なんだかうれしかったな。留学中は、だんだん毎日がマンネリ化しちゃったけど、いま振り返ると、あの2年間は人生で特別な経験だった。もうあの時間は戻らないんだよね・・・なんて、映画を見ながら何年も前の自分を思い出していたのでした。家も財産もないうえに、息子を育てながら、仕事を得るために無給のインターンとしてトレーニングを受けている主役のクリス。私がゴスペルを聞きに行ったことがある教会が出てきた。その教会はホームレスに食事と部屋を与えている。その教会の薄暗い部屋の中で、クリスが夜中に勉強しているシーンがあった。消灯後なので、高いところにある窓からの明かりを頼りに、立ったまま本を読んでいる。ほろっと涙の出るシーンもあったけど、私にはそのクリスの勉強している姿が一番印象的だった。私も看護学生の時は、本当によく勉強した。バイトの休憩中に教科書を読む。寮に帰ると疲れて寝てしまうから、バイト帰りに遅くまでスタバでノートをまとめる。待ち合わせまでの中途半端な時間は、一人でお茶しながらガリガリ勉強。寮生は騒がしい若い子ばかりなので、隣の部屋がうるさい時は、耳栓して狭い台所で勉強した。旅行に行く時は、船を待つ間、空港で、旅先で・・・いつでも看護の本を持ち歩いていたっけ。実習中は、睡眠2～3時間で本当によくがんばった。なのに、今の私ときたら・・・。もちろん今でも看護の勉強はしているけど、看護学生の頃とは全然違う。直接患者様と接して、薬や点滴を扱っているというのに、こんなことでいいわけがない。コツコツ続けていた英語の勉強からも、すっかり遠のいてしまった。試験だのレポートだのに追われないと勉強しないなんて、専門職に就いているというのに情けない。時間を無駄にしちゃいけない。もっとプロ意識を持たなきゃならない。あきらめかけている夢も、まだ無理とは決まってない。春からは、放送大学で看護やその他興味ある分野の勉強を始める予定。今日はさっそく英会話の本を買った。急変時の看護の復習をした。これからまた、ちゃんと勉強します！患者さんのため、そして自分のために。

  2007.02.01

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