テーマ:☆奈良☆(195)
カテゴリ:奈良なおハナシ
2月9日(土)の午前は、 真弓カンス塚古墳の中にもぐったり、 cafeことだまでランチをいただいたりしました。 久しぶりに明日香まで来たので、 残りの時間は明日香の雪景色を楽しむことに。 ★ cafeことだまから、飛鳥駅方面へ戻ってくると、 雪はどんどん降り積もり、あたり一面真っ白。 神社さんも雪景色 ここ、去年の5月にも歩いている道ですが、 あの時は緑の季節だったのに、今日は雪景色。 季節の移り変わりをまざまざと感じることができました。 春に来た時はつつじが咲いて 緑濃き…季節でしたね ちょっとした坂道でしたが、 足元の準備として今回は抜かりなく、 新潟で購入した、 雪道対応スノーブーツにて歩行したため、 全然OK。 ザクザク歩けます。 例の家も雪でまっしろ 雪景色の岩屋山古墳 飛鳥駅へ戻ってきて、 久しぶりに岡寺へ行ってみよう♪と決意。 ここから一番遠い岡寺まで行って、 後は徒歩で村中を歩き回ろうと思い、 タクシー乗り場に来たところへ丁度バス登場(笑) きゃー、便数が少ないバスに丁度乗れるなんて。 ということで、日ごろの行いの良さを実感しつつ(?)、 ありがたくバスに乗せていただきました。 このバスは飛鳥駅から高松塚古墳・石舞台・岡寺方面を通って 橿原神宮東口へ行くバスです。 最初は歩いても大したことないかと思いましたが、 道がことのほか状態が悪くてぐちゃぐちゃだったので、 バスに乗って正解でした。 ワタシは岡寺入り口で下車。 そこから岡寺を目指します。 岡寺参道 この参道を登っていくと岡寺なのですが。 この坂道が結構曲者。 奈良初心者の時にゴタブンにもれず、 自転車で飛鳥めぐりをしていて、 岡寺へ行こうと山田寺跡方面からの車みちを登ってきたら、 ものすごい急坂でのぼれず、 歩いて押して登った過去があるという山です>岡寺の場所。 最初は平坦だったのですが、 途中から「登り」になります。 その手前には集落の中にある岡宮寺。 岡宮寺 梵字で「ア」が書かれた石碑が立っていて、 その前に立つと、優しい感じになれるんだとか。 ありがたくナムナムしておきました。 お参りをして、先を急ぎます。 途中からはかなり急な坂に変化。 あ~、やっぱタクシーで来たら 楽だったかなとちょっとだけ後悔。 でも、ぜいはーいいながら登るのもいいもんだ(強がり) 疲れてきた頃に丁度山門が見えてきました。 岡寺山門 岡寺だよ~ん 受付で拝観料を払うと、 「こんな日にようおまいり」 といわれてしまいましたが。 「いや、雪の日なんて珍しいからかえっていいですよ」 とまたまた強がり。 岡寺に来るのは15年ぶりくらいかな? 楼門 開山堂 本堂 奥の院へは雪の中 とりあえず本堂で日本最大の塑像におまいりして、 お守りやら、ぜんざい(?)やらを買い込みまして、 ご朱印もいただいてきました。 善哉(ぜんざい)は小豆の赤い色が邪悪を払う という意味があって、そのため、 厄払いの食べ物としても良いらしいのです。 そんなこと考えて食べたことはなかったなあ。 太子堂 雪景色の三重塔 塔のある場所まで登って、 そこから『下界』を眺めます。 西を望む明日香の雪景色 しんしんと雪は降り続き、 なんだか千年の時を越えて、 今でも万葉の時代のようです。 しかし、山門手前に目をやれば、 タクシーがスノータイヤも履かずに 走ってきたのか、ズルズルと 滑るようにして動いていたのが目に入りました。 (けっして、走っていたのではない、動いてただけ) ああ、人間は弱っちいねえ。 しばし、下界を眺めて、雪景色を満喫。 ずっとこうしていたいような気もしますが、 寒いし、時間も迫っていたので、 そろそろおいとますることに。 あと、ここのお寺の鐘は、 自由に撞けるとのことだったので、 慌てて戻って、一発、ごーん♪ 山寺に響く低音の鐘の音。 うーん、ここの鐘もいい音だ。 それから、写真を撮ってくるのを忘れたのですが、 (雪がひどくて、帰りに撮ろうと思いつつ、 ころっと忘れてしまった…) 山門の四隅には阿獅子・吽獅子・龍・虎がいます。 虎が猫ひろし風でかわいい(^^)のでした。 岡寺をおいとますると、手前の無人販売所で、 なんと「あすかルビー」が売っていたので、 思わず荷物になるにも関わらず買っちゃいました。 無尽販売していたあすかルビー♪ う~ん、いい香り♪ なんていいながら、例の急坂を下ろうとしたら、 そのあまりの急さ加減に、転んでいかないよね? ってくらいびびりました。 まだ今は雪がとけがっこうで、 ビシャビシャしてるからいいけど。 明日の朝に冷えてココが凍ったら、 とてもじゃないけど、坂道特急だろうな。 さっき、よわっちぃタクシーとか思ったのは 正直すまんかったって感じのへっぴり腰で、 蟹さん歩きで下ってきました。 下界についたときはほっと一息。 道はますますビシャビシャになっていて、 雪がやむような気配はありません。 (明日香日記・つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月23日 21時34分07秒
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