とりあえず、前を見る

出発前夜、

行事前のお決まり、寝付けない！

旅立つ時も、本当にいつも眠れなかったな

目をつぶりながら、明日の自分を想像してた

予想が出来ないことが起こるのが旅だからね

そして、いつもカブがいた

1人きりで遠出なんかしたことない

カブがいれば、本当に怖いものなしだったよ

そして、寝たかよくわからんなか、

アラームがなった。

夜も明けてない中、動き出す

ルームメイトさんを起こさぬように、静かに。

駅まではバスに乗る

あらかじめ、ルームメイトさんが

バスの時刻を調べてくれてて、

ウチはそれに合わせて、時刻を間違えぬよう動いた。

ウチが乗るバスは２３番。

前にも一度、この２３番で駅に友達と行った事がある。

何も難しいことはない！

バス停に着いたらすぐバスが来た。

番号をしっかり確認して、

バスに乗り込んだ。

初めて1人で乗るバスは緊張するー！（；゜０゜）

まだ夜も明けてないから、辺りは真っ暗。

乗ったことあるバスも、

真っ暗だと見慣れない景色ばかりにみえた。

そのせいか、バスを間違えた気にさせる。

……。

てか、本当にこんな道通ったべか！？

そー思い出すと不安が一気に加速した

日本なら運転手にすぐ確認するけど、

言葉がわからんくて、たまらんかった(´Д` )

ひたすら駅に着くことを祈った！

すると、見慣れた景色！！（;￣O￣）

！？

！？！？

！？！？！？

Σ（ﾟдﾟlll）

見慣れた景色…

ウチがさっきバスに乗り込んだバス停。

一周しちまったΣ（ﾟдﾟlll）

なっ何故にこんなことに！？？！

あわてて、とりあえず降りた

一気に焦った

シアトル行きのバスに乗り遅れる！！

カナダのバスに終点はなくて、

ずっと街を一周してると

前に友達から聞いたことを思いだした

前に乗った時は２３番で駅まで行ったのに、

なんで今は周っちゃたわけ？？

バス停で一瞬だけ途方にくれた

一本余裕を持って出てきたけど、

次にくるバスはもうギリギリの時間。

つまり、間違えたら乗り遅れる

また２３に乗っても、

駅に行かずに一周してしまう気がした…

怖くて乗れんやん！

でも乗らないと遅刻！

本当に人間て窮地に出る勇気、

なんで？

ウチは近くでバスを待つオジさんに

必死に片言の英語で質問した

２３で合ってるよと言ってたけど、

ウチの様子を察してくれて、

運転手に聞いてあげるからね(多分)と

乗る時に駅に行くのか聞いてくれた

すると、

オジさんの口から「チェンジ」とゆー言葉がでた

どーやら乗り換えが必要らしく、

オジさんは、運転手が降りるとこ教えてくれるからね(多分)と言って

自分の降りるバス停で降りて行った

乗り換えができるか怖くて、

マジに泣きそうだった

２３に種類があるなんて（ ; ; ）

運転手が声をかけてきた

どーやら、ここで降りろと言ってる

乗り換えだ！と、更に緊張したっけ

なんのことはない。

降りたバス停から、次にくる２３に乗れば良いだけだった

運転手がそー言ってくれてるのが

なんとなーく、わかって

とても安心した。

やっとこさ、無事に駅に到着！！

流れるままに長距離バスに乗れた！

ボーダーこと国境も

なんとか乗り越えた！

よっしゃーい！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

そーして！

in シアトルー！！！

1人で来れた！(=´∀｀)人(´∀｀=)

嬉しいヽ(；▽；)ノ