かすみ草 の原っぱ

リビングに、飼育ケースが２つある。それぞれに飼育マットとバーミキュライトというものを敷いて、草を入れている。

一つのケースにはクサキリギリスとキリギリス（つがい）とフタホシコオロギ。クサキリギリスは、昨年の秋に幼虫で捕まえてきたのが脱皮して冬眠して冬越ししたもの。２匹いたのだが一匹は死んだのか、食われていなくなってしまった。キリギリスは、６月頃幼虫を捕まえてきて、成虫になるまで何になるのか分からなかった。フタホシコオロギは、某実験用のお下がりで養殖物。

もう一つのケースには、ツユムシ、ショウリョウバッタの幼虫、エンマコオロギの幼虫、ヒシバッタ。
これらは全て、近くの川の堤防の草むらで捕ってきたもの。

餌は昆虫用の蜜、鰹節、野菜類。意外に人参が大好きで、入れるとすぐに寄ってきて最後には形がなくなってしまう。きゅうりやブロッコリーの軸も好きみたい。時々霧吹きで水をやると、壁面に着いたものを飲んでいる。

毎日、ギーッ、チョン、チリチリ、ジーーーと虫の音とともに暮らしていてなかなかいいものだ。草むらにいるようで、じめじめと暑い日でも涼しい気分になる。

ところで、今日娘の友達が遊びに来た。リビングに入るなり、「なんか変な音がする。」と言った。家の中でこんな音は、普通しないからなぁ。
お絵かきを始めたが、集中できないようで「うるさーい。」と幾度となく言う。うちの子たちに「うるさい？」と聞いても「別に。」と言うだけ。慣れてるのかな。

同じ虫の音でも、受け取り方が色々あるもんだなぁ。