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カテゴリ:暮らしの中で
ある人のお気に入りの居酒屋の話をしてもらった。
その人が、ほかの人にその店を紹介すると、とても好評なのだそうだ。 店に入ると「お帰りなさい。」 客が黙っていたり「こんばんは。」などと言おうものなら、 「ただいま、って言って。」と言われるそうだ。 お母ちゃんが迎えてくれるような雰囲気らしい。 料理も、創作料理でありながらおふくろ料理風だそうだ。 帰るときには「行ってらっしゃい。」「行ってきます。」 ほっとしてゆったりくつろげる雰囲気なのだろう。 外回りの営業職の人に評判がいい店らしい。 行ったことはないが。 こんな話を聞きながら、いい雰囲気の店なんだろうなと思う反面、複雑な思いを抱いてしまった。 本来、家庭にあるはずの、いや、あってほしいと言うべきの、温かな包み込むような雰囲気。 このような店が流行るということは、多くの家庭には既になくなっているのか。 寂しい気がする。 わたしの家族がもしそんな店に行って、ほっとしているだなんて、想像するだけで寂しすぎる。 主婦として、家庭づくりは家事と同じくらい、あるいはもっと大切にしていきたいなと思う。 家庭がくつろぎ、憩い、団欒の場となり、そうあるように。 家庭づくりをしようと思い始めた頃は、自分が感情を殺していた要でかなり無理があったし、しんどかった。 けれど、自分自身がくつろぎ、憩い、団欒できるようにと思うと、いらいらすることも少なくなったように思う。 そりゃ、家族のやることなすこと気に入らないこともあるけれど。 私自身が、家庭の中にあって平和な気持ちを持てるように。 家族も同じく、家庭の中で平和な気持ちを持てるように。 これって、連れ添っていく限り一生の目標だなーって思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.24 13:54:12
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