かすみ草 の原っぱ

外出先から戻ると、玄関ドアの取っ手に何やら草？の入った大きな袋が下げてあった。
メモはない。
中を開けてみると、モロヘイヤの束と細いズイキの束がどさっと。
まだみずみずしさが残る。
心当たりの場所を思い浮かべる、心当たりの方を思い浮かべる。
きっと、あの畑から、あの人が。

畑からの便り。直送品。
きっと今朝行って来られたのだろう。

夏の最後に、勢いよく茂ったモロヘイヤは株ごと掘り起こしみんなで分けたのだろう。
ズイキも掘り起こしたのかな。
2年ほど前までときどき足を向けていた畑の情景を思い浮かべ、懐かしむ。

モロヘイヤは、葉っぱをちぎって洗い、ベランダで乾燥させてからフードプロセッサーで粉にし、保存できるようにしておこう。
ズイキは早めにさっと茹がいておこう。

新鮮な野菜に囲まれる幸せ。
手間をかける幸せ。
葉の間から出てきたナメクジは、子供たちの犠牲になってしまった・・・。
子供ならやりたくなるコト。