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May 14, 2008
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本をテーマにしたアンソロジーだけあって、本屋(古本屋)ネタ多し。
また、猫の出演率も高い。
分からないではないな・・・
初め(恩田陸)と終わり(三崎亜記)だけ関連付けた物語であるが、あとは自由に展開。

・恩田陸 飛び出す、絵本
森で飛び回る本と本の狩人の話

・本多孝好 十一月の約束
登校拒否時だった僕に取引を持ちかけた老人は約束の日に現れなかった。
だが、そのことがきっかけでいろいろな本を読むようになった僕。

・今江祥智 招き猫異譚
「選書」(客の好みそうな本をみつくろってくれること)もしてくれる本屋には
目利きの看板猫がいた―

・二階堂黎人 白ヒゲの紳士
本屋に来る白ヒゲの紳士は、いつも文庫の棚を入れ替えていった。

 文庫の整理番号を暗号とするのは「配達赤ずきん」でもあったな。

・阿刀田高 本屋の魔法使い
いつも魔法のように本を取り寄せてくれる本屋のおばあさんがいた。

 これも本が飛んでくるといった意味で「初め」と「終わり」の話に関連付けていたのかも?

・いしいしんじ サラマンダー
祖父が本を丁寧にめくるのは、ある人からの手紙を探す癖がぬけないからだった。

・柴崎友香 世界の片隅で
難しくて分からないような本も、誰かが書いて誰かが読んでいる。

・朱川湊人 読書家ロップ
飼い猫ロップはロシア語の本がお好き?

・篠田節子 バックヤード
傷ついた時に辿り着いた本屋の地下には新陳代謝する活字の魂や作家の年が住み着き、働くものを驚かせたり、励ましたりする何か(モノ・人・場所)があった―

・山本一力 閻魔堂の虹
猫あり
貸し本屋・閻魔堂店主は、お屋敷の娘との縁に期待するが―

・大道珠貴 気が向いたらおいでね
彼と待ち合わせるのはいつも本屋で。

・市川拓司 さよならのかわりに
記憶を読み、その人の人生を一冊の本にしてくれる店のバックには感傷的な死神がいた!?

・山崎洋子 メッセージ
気がつくと本がぐちゃぐちゃに。初めはバイトの青池君を疑うが―

 こちらも本が暗号となってメッセージを送っているというつくり(息子から母へ)

・有栖川有栖 迷宮書房
山中で入った本屋は望む物語を具現化出来た―

 「注文の多い料理店」へのオマージュ作品、かな?

・梨木香歩 本棚にならぶ
どんどん崩れゆく私の身体は本に混ざっていくのだろうか?

・石田衣良 23時のブックストア
本の話が合う年下の書店員に告白された弓佳。

・内海隆一郎 生きてきた証に
いつの間にか書棚に入っている自叙伝。棚差ししたのは誰か?

・三崎亜記 The Book Day
役目を終え、本の墓場へと向かう本、新たな持ち主へと長い度を続ける本の群、飛び立つ本との別れ





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Last updated  May 14, 2008 10:38:50 PM
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