趣味のブログ

アニメ　ナルトの感想です

オビト死す　彼の最期の想いは

本編

ナルト、そしてカカシをかばいカグヤの共殺の灰骨を受けたオビト

カカシもサスケをかばおうとして死のうとしたのだが

オビトはカカシにはまだ生きてもらおうと

カカシが受けるはずだった灰骨を神威で消し去った

灰骨を受けたオビトの体は崩れ始める

カカシは何故だと

お前の力はまだここで必要だとオビトに

カグヤと黒ゼツはチャクラを練り直すと

カカシは何故役に立たない俺のためにと言うが

オビトは敵に注意しろと

この超重力から奮い立つナルトとサスケ

オビトはナルトとサスケとサクラを支えるためにまだ死んではならないと

崩れるオビトを助けようと力を与えるが

黒ゼツはもう手遅れだと

オビトももうチャクラを無駄に使うなと

黒ゼツはオビトがどっちつかずの屑だと

敵味方双方から忌み嫌われ悲しんでくれる者もいない

誰もいない

大切な人を失い夢をかなえられない

失敗だらけの間抜けだと侮辱する

怒るナルトだが

オビトはそうだと

あの悲劇の後

オビトはこの世の因果を断ち切るとマダラの誘いにのり

マダラの影武者となり長門たちを自分の手札として勧誘しようとした

弥彦はあの時拒否したが

長門には伝える

そしてその後オビトは4代目水影を洗脳した

リンの墓に供えられた花を捨てたのも苛立ちか

そして九尾を操り木の葉を襲撃し

師である四代目とクシナを死に至らしめた

その後長門たちを利用して暁を作らせ

人柱力たちを捕え尾獣を集め

第4次忍界大戦を引き起こした

その時カブトに脅されて手を組むことにもなった

そして穢土転生されたマダラとともに

十尾を操り多くの者の命を奪った

ネジやシカマルの父たちも

罪人の俺にふさわしい最期だとオビトは

サスケは輪廻眼の力が戻り

カグヤを襲撃するが

かわされ空間の中枢に

サスケはナルトにオビトはもう助からない

俺が陽動をかけると

ナルトの様子を見て先に行くと

オビトを助けようにももう手遅れだとナルトも悟る

もういいありがとうと言うオビト

俺はお前と戦って何か目が覚めたような気がしたと

あの時俺もお前も無力な忍び

誰でも俺のようになるというオビト

そうはならないといったナルト

この世界を終わらせようとしたオビト

戦いを止めなかったナルト

まっすぐ自分の言葉は曲げねえ

それが俺の忍道だと

修行時代　火影になると宣言したオビト

ナルトを見ていると昔の自分を見てるようで後悔したと

だが何よりそれがうれしかったと

昔何度も火影になった自分を想像したと

あの時の気持ちを思い出させてくれたと

ナルトとサスケの二人の想いがオビトを打ち破り

もし里に戻ったらどうなってたのかと

その光景が見えた

仲間たちとともに戦う自分

火影になったオビト

笠を渡したのはカカシ

軽口をたたき合うオビトとカカシ

リンの前で誓うその姿

書類の前でぼやきながら仕事をするオビト

子供たちに火影様と慕われる姿

もし普通にナルトたちが一緒にいたらと言う姿も見えるな

だけどここは平和な里

里があり、仲間がいて火影の俺がいるという

その想像をするだけで心の穴が埋まっていくようだと

死を悟りきった男だからこその本心

リンの前で火影になる

そう約束したオビト

オビトを信じてくれたリン

想いは届かなかったけど信じてくれたリン

オビトはナルトに言う

これから先も多くの苦しみがあるだろう

それでもお前は変わることなくその忍道を貫き通せと

まっすぐ自分の言葉は曲げない

それが俺の忍道だ

そう言ったなと

そしてオビトは最期に言う

お前は必ず火影になれ

最期にそう言い残して崩れていった

一人の男がここでその命を終えた

遠くでサクラもそれを見届けた

サスケはカグヤたちと戦っていた

オビトを虫けらといいその死をあざ笑う黒ゼツ

ナルトも刃向かうと同じになるという

ナルトは言う

俺と同じように火影を目指したオビト

俺には格好よくしか見えないと

そして命を落としたオビト

その前にはリンの姿が

ようやく再会できたのか

幼い頃の姿に戻った

手を差し伸べるリン

約束を守れなかったというオビトだが

頑張ったんだって

ずっと見てたって

その顔には大粒の涙が

次回に続く

死したオビト

だがその最期の力を一人の男に

そしてついにカグヤとの戦いもクライマックスへと