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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:映画
実は少し前に劇場版ガンダムSEEDを見ました この時点ではすでに特典配布は終わってましたが 個人的にガンダムシリーズはそこまで興味がないのですが SEEDは見てました しかしまさか20年経って映画化されるとは驚きでしたね ここからネタバレも含まれますので 結論をいうと面白かった 劇場版だけに迫力は確かにあったですね あとOPとEDの曲も最高だった 個人的にはEDが一番気に入ってます とはいえOPとはタイプが違うのでどちらかが上ということではないです SEEDの始まりと終わりの曲を担当してくれた人たちが劇場版でというのは感慨深いです ここからは内容にも触れます
今回のメインは キラとラクスの二人の愛だったと思います ふたりとも重荷を背負いすぎだなと思いましたね 本来なら平凡な人生を生きたいだろうに そして今回の敵のせいで二人の関係が危機に陥ることにもなります しかし改めて思うと キラもラクスも無理をし続けているのだと感じます 能力はあっても心は普通の人間と変わらないのだと思います 世界と自分たちの幸せを天秤にかけさせられて 周りは無責任に勝手なことばかり言ったりするしな 「必要だから愛するのではない 愛しているから必要なのです」 この言葉は今回の物語を象徴するラクスの名言だと思います キラもまたラクスだから愛してるのだと言っている しかし改めて見るとキラが戦う理由ってほとんどラクスのためというのが大きいようですね 世界平和とかそういう大きなもののためじゃない 本来のキラは自分と身近な大切な人たちが幸せならそれでいいと思っている だがそれでいいのだと思う 人は基本的に自分が幸せになるため 自分の身近な人間が幸せでいてほしいだけなのです 人が背負えるものには限界があるのだから 大切ななにか一つを心のなかに据えておく それが力になるのだと思う 他にも 劇場版で出てきたアグネスという女性キャラがいましたが かなりの問題児でした 言動や性格もアレでしたが キラをラクスから寝取ろうとしてるという ただコイツ自身ルナマリアの話からすると 他人の男を寝取るのが好きだったり 他人をスペックでしか見てなかったりする いわゆる悪女でしたね まあ当然そんな女 キラからすれば汚物でしかないですね その結果裏切りを起こすとか まあ現実にもこういうやつがいるとは思うが 関わっちゃいけないタイプですね 今回の劇場版に置いてシンとルナマリアも登場してます 劇場版のシンはなんというかものすごく明るくて 年齢の割にガキっぽいという感じがしました Destiny時代は怒ってばかりで荒れてましたが 今はキラにも懐いてたりして でもまあこれはそもそもあの頃のシンが異常だったんだと思う 戦争で家族を目の前で一気に失ったことで心が傷ついてしまい 嫌でも大人にならないといけなくなってしまった だから今完全ではないけど本来の明るいシンに戻っていってるのかもしれない 劇場版では殺伐とした状況の中でそれをやわらげてくれます そんなシンだけどルナマリアとの関係は良好なようです TVではあまり良いとは言えないきっかけでカップルになってましたが それでも二人が恋人というのは周知の事実のようですね ちなみにルナマリアが過去に彼氏がいたという情報も出てます でもアグネスにとられたという まあ驚きはあったけどルナマリアなら不思議でもないかな 二股とかそういうのならともかく 完全に過去の話ですしね そもそも他のキャラだってそう キラもラクスと恋人になる前 別の女と関係を持ってたし ラクスも形だけとはいえアスランの婚約者だったし アスランも女性関係で振り回されてたし シンもステラとのことがあったし 過去のことであれこれ言うなってことだよ むしろルナマリアに恋愛経験があるからシンとうまくやっているのかもしれないし ただシンがまだ精神的には子供だからその先に進むのはまだ難しそうですね でもルナマリアがシンのことを愛しているのがよく分かるシーンもありました 死んだと思っていたシンが生きていて再会できたときのルナマリア このときのルナマリアを見てると本当にシンを愛してるのだとわかる 終盤でアグネスが勝手な思い込みで二人の関係を判断してたけど ルナマリアはシンのことが好きだとはっきり言ったり そんなルナマリアの姿を見てるとアグネスがいかにガキの考える恋愛なのかと思う この二人の関係や状況はキラやラクスにとっても理想なのかなと 余計なしがらみがない分も ちなみに今回のアスランは頼りになり とても強かったと感じます 物理的にも精神的にも 迷いがなかったらキラよりも強いってことなのだろうな まあもともと軍人として訓練を受けてるし それが当然なのだろうな あとギャグ要員なところもあった やはりアスランにとって大事な女性はやはりカガリなのだなと ちなみにアスランは恋人としてはつまらない男と思われがちなようです まあ女性とのデートでうまくエスコートできるタイプじゃなさそうですしね ラクスとの婚約者時代もそんな感じだったようで まあキラも女性をうまくエスコートできるタイプじゃなさそうですが もともとアスランとラクスが合わなかったってだけなんでしょうね アスランはむしろ女性のほうから引っ張っていかないとだめなようで 他にも今回の敵は今までになく最低最悪だったと思う 基本的に相手を殺すことを避けるキラですら 滅ぼすしかないと思わされたのだろうから 最も所業を考えるとそれは当然だし やらかしたことの責任はとらせないとならんだろうからな やはりどうあがいてもわかりあえない存在や 排除するしかない相手もいるんだなと それでも争いが絶えない世界 これはいま現実でも同じ 相手が思い通りにならないから力付くで従わせようというのはやはり間違っている そのせいで被害を受けるのは無関係なものたち 戦争を始めたやつらは安全な場所にいるのだから それがやはり許せないと思う 作中ではデスティニープランについても触れられていた 個人的にですが 全否定はできないところがあると思う 遺伝子によって自分の向き不向きがわかるならそれを知りたいと思うし 自分が進むべき道がわからない人もいるのだから それ自体が悪いとは思わない ただその程度にとどめておくべきじゃないのかなと 何もかもすべてを力で抑え続けるのは不可能だろう 少なくともいつか必ずどこかで破綻はしたと思う 他にも ムウとマリューはさっさと結婚しなさいと思ったり 今回二人も出てたけど TV版とムウとマリューの状況が逆になってたかもしれない 今回の話で 長い間戦い続けてきたアークエンジェルがついに最期を迎えることになったりもして アークエンジェルの終わりはSEEDの完結も感じさせられましたね まあこうして色々と言いましたが 一つ言えるのは見る価値が非常にある映画だった それは間違いないですよ そして人間というものがどういうものなのかも感じさせられる どれだけ特別な力があっても 特別な人間などはいない 人は自分と身近な存在のためにしか生きられないのだと 一人が背負うのも間違ってるし まして一人に背負わせるのも間違っている 個人的には真の平和などこの世にはないのかもしれない でもたとえ偽りでも戦争よりはましだと思う 完璧や完全を求めすぎるから失敗する 色々と学ぶ所も多いなと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 10, 2024 08:14:30 AM
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