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おでん(おでん)【煮込おでん 関東煮 おでん屋】《季 冬》
お‐でん【▽御田】《「でん」は「田楽(でんがく)」の略》 さつまあげ・はんぺん・焼きちくわ・つみれ・蒟蒻(こんにやく)・大根などを、汁をたっぷり使って煮込んだ料理。煮込みおでん。関西では、関東だき・関東煮とよぶ。(小学館刊行「大辞泉」より) おでん屋の低き神棚煤けをり 牛島清治 ぐつぐつと煮え立っているおでん鍋。そこから立ち上る湯気までもが焦げ茶色に染まっています。 同じように茶色く煤けてしまっている神棚にも、その年月の内に日本酒の香りが甘ったるく染み込んでいるようです。寒くなればなるほど、受け継がれてきた出汁のたっぷりと染み込んだアツアツのおでんが五臓六腑に染み渡り、コップになみなみと注がれた冷酒の味をも格別なものにしてくれるのです。(秋桜歳時記) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2002年11月25日 22時40分13秒
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