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さて、大学病院の先生に「手術をする病院もありますよ。」とまで言われた、結構大きな頚椎ヘルニアでしたが、先生の治療方針で保存療法による治癒を目指したことは、前回までに書いたとおりです。今回は回復するために行った療法について、少し詳しく書きたいと思います。
首吊り(?)療法は未体験 頚椎のヘルニアというと、首を吊ってもらったという話をよく聞きますが、実のところ私は未体験なのです。頚椎ヘルニアのサイトで「首の牽引をされて、かえって悪化した。」という記述もよく見られますが、「首を吊ってもらうとしばらく症状がなくなるよ。」というアドバイスも先輩から受けており、少しでも楽になるなら首を吊ってもらおうとずっと考えていました。牽引ではないのですが、通っていた鍼灸治療院で、タオルや手技による首の牽引はしてもらっていましたが、効果のほどは実感できませんでした。大学病院での3回目の診療時にE先生から「引っ張ってみてもいいんだけどね。もう少し様子を見てからにしますか。」と言われ、結局今日に至るまで、首吊り療法は受けずじまいでいます。 マッサージ 鍼灸治療院では、最初のうちはうつぶせになってマッサージを受けていましたが、首を上げるような体制になるため、電気治療を受けているとかえって、足がしびれてきたりするため、仰向けになってマッサージをしてもらうようにしていました。首や肩が痛くて仕方がなかった時期は、首の筋肉がすべて筋肉痛になっており、マッサージでほぐしてもらうのが何よりの治療でした。 お灸 最初のうちは、頚椎ヘルニアとはわかっていなかったため、痛みを和らげるため3回ほど首から背中まで、お灸をしてもらいましたが、大きな効果はありませんでした。 鍼(はり) 最初は、鍼を打ってから電気を流すという治療を試しましたが、余計に左手がしびれてしまったため、電気を流すのは以降やめてもらいました。今になって思えば、うつ伏せで治療を受けていましたので、首が上向きになって、ヘルニアで神経が圧迫されてしびれていたのだと思います。首や肩がパンパンに張ってしまった時は、細めの鍼を打ってもらい、結構コリの緩和には効果があったと思います。ただ、鍼治療は保険が利かないため、治療費のこともあり、それほど回数を受けることはありませんでした。そういえば、最初は置き針という小さな画びょうのようなものをシールで貼る治療も受けましたが、これも効果は実感できませんでした。 電気治療 いわゆる低周波治療器の親分のようなものだと思うのですが、非常に強力な電気ショックをパッドを貼った部分に10分ほど受ける治療です。聞いた話によると、市販の低周波治療器の数倍の電気を流すことで、より高い効果が得られるとのことです。実際、首や肩への電気治療を毎回10分受けることにより、コリが多少解消した気がします。 低周波治療器 マッサージ屋に毎日通うわけにもいかないので、オムロン製の低周波治療器を購入し、マッサージに行かない日は肩への治療を10分間おこなっていました。電気の刺激が気持ち悪いし、ずっと効果はないと思っていたのですが、鍼灸治療院の電気治療もどきになるかなと思い試しました。効果のほどは、実感はできませんでした。 パナコラン これこそ、効果が実感できない器具の筆頭なのですが、ナショナル製の高周波治療器です。何の刺激もないのですが、昔肩こりに非常に効果があったので、今回も肩の痛みの緩和に効くのではないかと思い試してみました。結果としては、痛みには効きませんでした。まあ、実際、コリをとるものであって、痛みをとる治療器ではないようです。結局、2週間ほどでやめてしまいました。肩こりには効果あると思いますが、あまりメジャーにならない治療器ですね。 お風呂と入浴剤 お風呂につかって患部を温めると、効果があるということで、温泉効果のある入浴剤を使用して、毎日入浴するようにしました。病気になる前は、あまり湯船にはつからなかったのですが、首や肩を温めるために、雑誌をお風呂に持ち込んで、長時間湯船につかるようにしました。入浴剤としては、「ツムラの薬湯バスクリン(冷え性、腰痛、神経痛、リウマチに)」や「きき湯(マグネシウム炭酸湯)」が効果があったように思います。今でも、きき湯は愛用しています。(別に私はツムラのまわしものではありませんよ。) ドライヤー 髪の毛を乾かすときに、ついでにドライヤーで首をあたためました。まあ、何でも効果がありそうなことは実践していたというところです。効果はあったかどうかはわかりません。 今回は症状と治療法については省略します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.01 22:49:30
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