オコエよ「力で目立て」
いやー,年末に来てやられてしまいました。仕事納めの28日。朝から,なんだか疲れてるなぁ,と思っていたら,夕方ごろから本格的に具合が悪くなり,「ゴミ流し」も乾杯で退散。こんなこと会社に入って初めてのこと。帰宅してからベッドにもぐりこんで,次の朝病院に行ったら「インフルエンザA型」の診断。いったいどこでもらったのやら。今は1回飲めば効く「ゾフルーザ」という薬ができたということで,そのおかげで,飲んで24時間でピタッと熱が下がったのはありがたかった。苦しかったのは2日間くらいですみましたが,その2日間は半端なかった。熱も40℃オーバーまで上がりましたし,辛かった。。。昨日くらいからは,だいぶよくなったけど,まだ普通の感じではありません。お医者からは5日間は安静にするように。と言われているので,年末年始の休みはこれでパーですね。さて,そんな中で見つけた記事。ちょっと長いけど,全文引用します。オコエよ、真面目に頑張れ! 楽天平石洋介監督(38)が30日、オコエに熱いメッセージを送った。気の緩みが容姿に直結してきた過去を問題視。「キャンプ始まりましたという大事な時に、変な髪形とかで登場したとか、ちゃんと髪を切っていなかったら、俺が監督室で切る」と真顔で言った。昨季もそんなやりとりがあった。CSの西武戦を控えた10月、当時2軍監督だった平石監督のもとに、1軍からオコエの昇格が伝えられた。「チームは大事な時期。ちゃんとした髪形で行きなさい」とオコエに話したところ、指揮官の熱意を気合MAXで上回った。それまで両サイドを刈り上げたパーマ姿だった“やんちゃ”なオコエが、丸坊主姿でメットライフドームに登場したのだ。平石監督 オコエの持っている能力という部分は、誰もが分かっている。ただ、ここまでそれを生かし切れていないし、1年間続けて活躍できていない。彼も来年で4年目。ライバルも続々と入ってきている。もう若手ではない。彼はやれば、言えば、できるって僕は分かっている。髪形とかを気にしている時間はないと思っている。愛情深く見守っているからこそ、あふれ出る厳しいメッセージ。「常々、報道陣の人にもオコエを持ち上げ過ぎないでと言っていますけどね。アイツはもうレギュラーを取らないといけないし、そういうアピールをしてほしい。髪形ではなく、力で目立ってほしい」。果たして、オコエのキャンプインは。(ニッカン)どうも,このオコエという選手は「のれんに腕押し」というところがあります。才能は随一。誰もがそれは認めるところ。しかし,実績が伴わない。足りないところは姿勢や努力というところではないか,と周りには見えているのですが,本人は一向に意に介さず。言われれば,当座は殊勝に対応しますが,また元の木阿弥。正直,そろそろ「今年こそは」という期待から「どうせ今年も」というあきらめに変わりつつあります。平石監督はいい加減目を覚まして真剣に野球に向き合え,ということを言いたいのでしょう。このメッセージが本人の心の底に届くかどうか。昨夜,年末恒例の「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」やってましたね。取り上げられたのは,ヤクルトの古野,元オリックスの塚田,そしてソフトバンクの城所。みな,それぞれにドラマはありますが,やはり感情移入したのは城所。対戦していて,なんでそれを取るかなぁという好守備や,ここでは絶対に打たれたくない,というところでチョーンとヒットを打ったり,まぁ,相手にとっては嫌な選手でした。それにしても日本一決定の夜の1:30に球団から電話がかかってきて翌日には戦力外通告とは。厳しいものです。結局,城所は現役の道を閉ざされ,球団傘下のジュニアチームの指導者になることに。野球にかかわれる第二の人生が開けてよかった。今年の好調さやトライアウトでのプレイを見ると,まだまだやれると思ったけど,こういう選手でもどこからも声がかからない,というのを見ると,プロ野球の編成のめぐり合わせかな,とも思います。城所がホークスの選手たちから送別会をしてもらうシーンがありましたが,柳田や甲斐,千賀,福田からまだまだやれるのに,と惜しまれていたのはせめてもの慰めだったでしょうか。こうやって,努力を重ねて実績を積み上げてきて,ケガもないけど,現役を退かなければならない選手がいるNPBという世界。オコエもうかうかしていると,この番組で取り上げられないとは限らない,そう思ってしまいました。もし、よろしかったらクリックを…。にほんブログ村