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カテゴリ:家族
3.11からもうすぐ半年。
あの全てが終わってしまいそうな恐怖を境にして,世の中が大きく変わったのを確かに感じました。 震災直後は。 でも,半年が過ぎようとしている今,何事もなかったように,また以前の世界に戻ろうとする,見えない力が働いているのを感じます。 それが,ホメオスタシス(恒常性)なんでしょうね。 さて,あれから半年ということは,震災から1か月後に誕生した我が家の孫ちゃんは5カ月になりました。 あのときは,まだおなかの中にいた彼女が,今は寝返りをうち,人見知りをしている姿を目の当たりにすると,感慨深いものがあります。 長男夫婦は,自分たちの子供を守るために,移住を真剣に考えているようです。 どんな形があるのか,どうしていきたいのかを,自分たちの感覚で決めようとしています。 仙台に住んでいても大丈夫に思える状況も確かにある。 でも,明らかに毒性のある物質の量が増えているという明確な事実がある。 そして,明らかにされていないこと,私たち人類には分からないことがたくさんある。 誰のせいでとか,原発がなかったらとか,東電が悪いとか,政府が頼りないとか嘆いても,その事実は変わらない。 そういう現実に住んでいるという事実をどう受け止めて,何を第一優先として生きるのか? これは,全ての人類が選択を迫られていることなんだと思います。 そして,実は震災があろうがなかろうが,原発が爆発しようがしまいが,何を優先して生きるかということは,実はさまざまな場面で問いかけられているんだと思います。 人生は長くても100年,すごく長いようで,意外に短い。 優先していることが,生きているうちに体験したい一番なのか? そう考えたら,優先したいこと以外だけで生きているのはもったいない。 自分が望む一番をただ大切に,今起きていることを謙虚に受け入れ,望む先に進むだけ。 そんなシンプルな生き方をしたいです。 たかが100年の命ならば これも人世の運命と一歩退け神の子よ ~佐々木藤子「花」より~ 義母の作った詩の一節を思い出します。 私は,この詩を聴くたびに, 謙虚に出来事を受け入れて,そのときの自分の感情の流れに身を任せ,執着を手放して前に進め と義母に言われているように感じます。 義母の想いを受け継いだ息子たちが,自分たちの力で,幼い子供を必死に守ろうとする姿に勇気をもらいます。 そして,彼らがどんなことがあっても大丈夫だと思える今のこのときに最高の幸せを感じます。 何があってもきっと大丈夫。 そう信じてる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
シンプルな生き方、普通に幸せな生き方は昔からの希望です。
ふっつ~に幸せな家族を作る事。 今の妻と一緒になって、ああやっと幸せになれる( ´ ▽ ` ) そしたら、ななめ45度から原発問題。 こんなゴチャゴチャ問題だらけの世の中でも、やはりシンプルな生き方がしたいもんですが。。。 ふふふ(謎笑) (2011年09月10日 02時24分41秒)
その,”ふっつ~”こそが奇跡の連続の上に成り立ってる。
だからこそ,それが愛おしいし,大切に思えるんだよね。 シンプルになったら,その大切なもののためにエネルギーを集中できる。 だからこそ,小さな奇跡をたくさん引き寄せることができるんだと思います。 でもそれが一番難しいんだよね。 でもたけちならきっとできるはず。 ふふふ(謎笑) (2011年09月10日 10時40分33秒) |