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日本聖公会性的虐待事件顛末記

日本聖公会性的虐待事件顛末記

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パウロ桂小五郎

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トマス@ Re:日本聖公会はこの問題をどうするつもりなのだ(02/26) このたびの事件につきましては、被害者の…
パウロ桂小五郎@ Re[1]:理解不能(03/10) 。。さん >従軍牧師は軍隊や戦争に賛成…
。。@ Re:理解不能(03/10) 従軍牧師は軍隊や戦争に賛成しているので…
パウロ桂小五郎@ 理解不能  日本聖公会の正義と平和委員会などは、…
__@ 。。 米軍の中にアングリカンな教会があるから…

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2008.04.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類


 【祈りの有無】というブログを読んだ。H司祭の性的

虐待事案を隠蔽し続けている主教や常置委員に対する不

信感、そうした不信感を払拭しようともせず、ただひた

すら隠蔽工作をし続けているK主教と常置委員会は、

TERA氏が言うように、間違いなくカルトだろう。「カル

ト」とは、近代民主主義国家において、そこにある法体

系をも超えられると考え、それを実行してしまう宗教集

団を言う言葉であるとすれば、現在の日本聖公会京都教

区は間違いなくカルトであると言うことが出来るのでは

ないだろうか。H司祭は間違いなく性的虐待行為をし続

けたと高等裁判所は認定しているが、それをまったく意

に介すことなく、裁判記録を閲覧することもなかったか

ら、「聖光幼稚園在任中は問題がなかったから」と、多

額の退職金を幼稚園はH司祭に支給してしまった。


 京都教区は、あの高等裁判所の判決が出た段階で審判

廷を開き、その審判廷でH司祭を終身停職にしておくべ

きだったのだ。そして、それを理由にS教会の牧師及び

S幼稚園の理事長兼園長を懲戒免職にしておくべきだっ

たのだ。そうすれば、ここまで問題は大きくなっていな

かっただろう。H司祭の性的虐待行為の犯罪性は低減す

ることはないが、少なくとも日本聖公会京都教区の責任

は故京都教区まで重大な問題にはなっていなかったはず

だ。にもかかわらず、日本聖公会京都教区はH司祭を擁

護することに奔走してきたし、時として虚言を用いた文

書を全国の聖公会の教会や関係団体に送付してしまった。

あるいは、H司祭自身も被害者に対して、まったくそん

なシーンはなかったと被害者やその関係者が言っている

「性的虐待行為」に関して謝罪する文書を送り付けた。

これなどは、被害者とその関係者を徹底的に侮辱してい

ることにならないだろうか。言い換えれば、H司祭は高

等裁判所の判決が確定しても「事実無根」を主張し続け

ているのだが、日本聖公会京都教区はあの謝罪の記者会

見で、高等裁判所の判決が確定した後で謝罪の記者会見

を開いて、H司祭のいう「事実無根」には何の証拠もな

いということを認めたのではないのか。


 だから、2ちゃんねるに書き込んでいる司祭たちの反

論が実にむなしく見える。H司祭がS幼稚園に在職中に

も性的虐待行為をしていたことは、裁判記録で明らかに

なっている。そしてここまで来て、日本聖公会京都教区

が事件を隠蔽し続け、嘘の情報を流し続けてきたことが

明らかになってきた。問題の一つは、それでも沈黙し続

けている日本聖公会の司祭や主教達だ。H司祭はS幼稚

園に在職中にも性的虐待行為を続けていたことが、裁判

記録で明らかになっているにもかかわらず、M司祭が

「S幼稚園在職中には問題がなかった」というような発

言をしたことを、日本聖公会の主教会や管区は何故問題

にしないのか。堅く口を閉ざしていることは、結局は加

害者を擁護し、被害者を二次的三次的に苦しめることに

しかなっていないということが何故理解できないのか。

問題は、『1)被害手記を読んで一旦退職させたH司祭

を何故復職させたのか。2)高等裁判所の判決が確定し

た後でも、一度も裁判を傍聴しに行っていない主教や常

置委員は(K司祭だけは一度傍聴に行ったそうだが)、

なぜその時点でもH司祭の「事実無根」を信じてしまっ

ていたのか。3)被害者とその関係者から出されている

2項目の要望を、日本聖公会京都教区は何故すぐにそれ

に答えないのか。二つの項目のうち、先のものは既に退

職したが、しかしこれは懲戒という意味が一般的には理

解できない仕方だ。そして、二つ目の要求に関しては、

まったく回答が出されていない』というところにあるだ

ろう。


 歴史に残る愚行だ。

 女児に対する性的虐待を行った現職の司祭を、法憲法

規で裁くことなく、法憲法規上は許されていない「祈祷

書による判断」でH司祭を陪餐停止にしてしまった。法

的理解からすれば明らかにこれは無効である。そして、

そのことをも常置委員であるM司祭は理解できていない。

幼稚園の園庭で車を走行させることが出来るくらいの傍

若無人さをもった司祭であれば、当然のことなのかもし

れない。しかし、この愚行によって被害者やその関係者

だけでなく、他の人々の中からも教会を離れてしまう人

が出てくるだろう。いや、もう出てきてしまっているか

もしれない。だとしたら、K主教や常置委員は大きな責

任を負わなければならないだろう。1)被害者に対して

虚言癖がある、あるいは妄想による告発だと発言したこ

と、あるいはH司祭のそうした発言を何の証拠もなく許

容してしまったこと、2)2007年1月29日の文書

で偽証していること、3)2007年11月23日文書

で「原田文雄元牧師が、真実に悔い改めて、被害者及び

関係者に心からの謝罪をし、被害者及び関係者が癒され

ることができますように、今後も教区を上げて働きかけ

るつもりです。」と書いておきながら、その後の進展に

関して何ら報告していないこと。これらの問題性は、H

司祭の性的虐待の事案が事案であるだけに、極めて悪質

であると言わざるを得ない。






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Last updated  2008.04.18 23:06:54



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