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裁判記録に残っている訴状の中の「被害手記」のような部 分に記されている一節だそうだ。あの訴状の「被害手記」の 部分は、牧師以外は読まない方がいい。また、若い牧師も読 まない方がいい。相当なショックを受けることは間違いない からだ。「糾す会」がまだ「考える会」と名乗っていた頃か ら、裁判記録にあることを少しずつ書いていたが、一般信徒 の方々に強烈なショックを与えないためだったと聞いている。 極めてわいせつな行為を、被害者が小学4年生から中学3年 生までし続けていた人物が、幼稚園の園長をしていたという ことを考えたら、誰しもゾッとするだろう。
の中で、神様や先生方の大きな愛情につつまれて大切に育ま れてきました。今思えば問題を抱えた園長の下ではありまし たが、聖光幼稚園には、園児を見守る多くの人々の善意と優 しさがありました。」と「卒園児の母親」は書いているが、 「問題を抱えた」どころか、明らかに性犯罪者だった人物が 理事長兼園長をしていたのだ。しかも、その間に慰謝料請求 裁判が行われていたのだが、S教会だけでなくS幼稚園の理 事の中にもそれを知らない方がいらっしゃったという。しか し、理事の中には日本聖公会京都教区主教がいたのであるか ら、このK主教は他の理事に対してあの裁判のことを秘匿し ていたことは間違いないだろう。
3月30日に判決が下されることも、K主教は知っていたは ずだし、もし知らなかったとすれば教区主教として職務怠慢 であったとしか言いようがない。判決が出ることを知ってい ながら、2005年2月に開かれた理事会でH司祭に対する 退職金を支給することを決定したことに、何故異論を唱えな かったのか。たとえ欠席していたにせよ、理事会での決定に 関して報告を受けていたであろうから、その決定を保留にす るべく、主教として指導が出来たはずだ。しかし、そうした 動きは一切なく、H司祭は慰謝料+裁判費用に当たる金額の 退職金を受け取ったという。
に行われた「謝罪」の記者会見で、H司祭の加害行為を認め たのではないのか。少なくとも、新聞やテレビの報道では認 めたとされていた。あの2005年12月9日の時点で何故、 H司祭に対して退職金の返還要求をしなかったのか。現在の S幼稚園の理事長であるM司祭は、あの時に常置委員ではな かったのか。そしてもう一つの問題は、K主教やM司祭をは じめ他の常置委員は、裁判記録が永久保存され、それを閲覧 することが出来ると知った時に、何故即座に閲覧しに行かな かったのか。結局は、女児に対する準強制わいせつという犯 罪を犯し続けていたH司祭を庇護し、その行為を隠蔽してい ることになるのではないのか。K主教と常置委員会はもう、 いい加減で投了した方がいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.28 17:36:58
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