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日本聖公会性的虐待事件顛末記

日本聖公会性的虐待事件顛末記

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パウロ桂小五郎

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トマス@ Re:日本聖公会はこの問題をどうするつもりなのだ(02/26) このたびの事件につきましては、被害者の…
パウロ桂小五郎@ Re[1]:理解不能(03/10) 。。さん >従軍牧師は軍隊や戦争に賛成…
。。@ Re:理解不能(03/10) 従軍牧師は軍隊や戦争に賛成しているので…
パウロ桂小五郎@ 理解不能  日本聖公会の正義と平和委員会などは、…
__@ 。。 米軍の中にアングリカンな教会があるから…

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2008.05.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類


 「糾す会」の代表とS幼稚園の元監事(当時は現職の監

事)が、現在のS幼稚園理事長であるM司祭と面会した時

の録音テープの一部を聴いた。それは、M司祭が「S幼稚

園は現場ではない」ということを必要に「糾す会」の代表

に力説しているところだが、確信を持ってそれを言ってい

ることがはっきりと判る。裁判記録を読んでいないことが

これではっきりと判るし、M司祭自身が「読むか読まない

かは私の自由だ」と発言したというから、間違いないだろ

う。そして、裁判記録を閲覧したかどうかは、裁判所へ行

けばすぐに判ることだが、裁判記録を読みもしない者が、

どうして「S幼稚園は現場ではない」と発言したのか。


 鞍馬天狗の裁判記録閲覧メモからすると、前任地の教会

時代には、頻繁に性的虐待行為が行われていたのだが、S

教会及びS幼稚園に在職中には回数的には少なかったこと

は事実であろうが、しかし確実に性的虐待行為が行われて

いたことが認められる。そして、S幼稚園時代に性的虐待

が行われていたことに関して、回数の問題ではないことも

明白だろう。こうした性的虐待をしていたS幼稚園の園長

に退職金を支払ったということ自体問題であるし、それを

指摘した監事を解任するということは暴挙としか言いよう

がない。そして、H司祭もM司祭も日本聖公会京都教区に

所属している司祭であり、K主教は過去も現在もS幼稚園

の理事であり続けている。


 こうした事態を引き起こしている日本聖公会京都教区が、

あの裁判所に提訴した被害者とその関係者が、H司祭を復

職させた経緯を明らかにして欲しいと要求しても、いまだ

に常置委員会の議事録を隠蔽していることも理解できる。

謝罪の記者会見を開いておきながら、K主教以下常置委員

たちは、H司祭の性的虐待行為を徹底的に隠蔽しようとし

ていたのだ。被害者とその家族の苦しみや痛みなど、まっ

たく無視しているのである。と同時に、京都教区内の信徒

には、事件のことを隠し続けていたのである。つまり、主

教と常置委員会は、H司祭の性的虐待行為を隠蔽するだけ

に止まらず、H司祭に多額の退職金と報奨金を付けて、他

の教会に転任させたのである。H司祭が陪餐停止という処

分を受け、その転任した教会を退職させられたのは、S幼

稚園から退職金を受けてから半年以上経ってのことである。

その間に、高等裁判所で敗訴の判決を受けたH司祭は、最

高裁判所に上告して「却下」されている(民事訴訟法の第

317条)。


 日本聖公会京都教区の裏の世界で何が起こっていたのか。

誰しもそれに深く関心を持つだろう。しかし、誰にも見え

ないから「裏の」世界なのだ。犯罪や人権無視は、こうし

た裏の世界で起きることが多い。「そんなことは聞いたこ

とがない」という言葉や、「我々には知らされていない」

という言葉によって、多くの裏の世界が隠蔽され続けてい

る。事実、裏の世界のことを知らないで、好き勝手なこと

を発言した聖職がいると聞いている。自分自身の過ちは、

誰も知らないだろうと思っているのかもしれないが、「蛇

の道は蛇」という言葉をご存じないようだ。主教選挙で札

束が飛んだことがあるという怪情報も、あながち嘘ではな

いかもしれない。選挙の前には、司祭館の電話がよく鳴る

らしい。こうした宗教教団がカルトでなくして、何がカル

トなのか。今夜、鞍馬天狗の隠れ家で、風来坊氏とTERAさ

んと鞍馬天狗自身に会える。

 






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Last updated  2008.05.20 16:48:51



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