ホームと反対のドア開く JR博多駅、けが人なし
二十四日午前十一時十四分ごろ、福岡市のJR博多駅に大分発博多行き特急ソニック十四号が到着した際、ホームとは反対側のドアが数秒開くトラブルがあった。乗客約二百人は先に開いたホーム側ドアから降車中で、けがはなかった。
JR九州によると、車掌(四十五)がドアの開閉スイッチを操作する際、左右の確認を怠ったのが原因。車掌は博多駅到着直前、車両内のトイレの扉を点検中に一時トイレ内に閉じ込められ、慌てていたという。
博多駅でホームにいた交代要員の運転士が、停車後も特急のドアが開かないのを見て、運転席に入りホーム側のドアを開けた。
JR九州では、熊本県の肥薩線人吉駅近くで十八日、走行中の普通列車のドアが開くトラブルがあったばかり。列車追突などの事故も相次ぎ、社を挙げて安全対策に乗り出していた。
平成十七年 十月五日
中島らも「首狩りママ」を聴きながら