今日の夜のこと。

いつも、こうちゃんが先にお風呂にはいってその次に私が入る。こうちゃんが入っている間に私が入る場合もある。

私がお風呂からでるとだいたい９時をまわるくらいで・・・・こうちゃんはもう寝なければいけない時間。

お風呂から出たこうちゃんは、たいていゲームをしている。
学校から帰ってすぐに遊びに行ってしまうこうちゃんには、この時間くらいしかゲームをさわれない。

いつも、「歯磨いた？？」ときくと「まだ」という。
「なんで、今の間に磨いとかないの？？もう、寝る時間やろ！！毎日毎日同じこといわれているのに何でできんのやろ～～～ね・・・まったくも～～～～」
と、ははのぐちぐちを聞きながらこうちゃんは歯を磨く。

たまに、「歯磨いたの？？」の問いに「もうみがいた。」と返事するときもある。ふ～～ん。と洗面所をみるが・・・磨いた形跡がないときがある。「本当に磨いたの？？」と問い詰めても磨いたといいはる。むむむむ・・・ほんとうか？？？

と疑問に思う場面もときどきあったが、そのままにしていた。

で、今夜の話。

私がお風呂から出ると、やっぱりゲームをしているこうちゃん。「歯、磨いた？？」ときくと、「磨いた」という返事。

しかし、やっぱり洗面所にその形跡はない。
全く濡れていない。こうちゃんが歯を磨くとあっちこっちに水が飛び散っているはずなのだ。そして、決定的な証拠。
歯ブラシもコップも全く濡れていなかった！！

今日はガツンというたろう！！

と思い。「こうちゃん！！本当にみがいたんか？？」
ときいても「磨いた」といいはるこうちゃん。

本当か？？と何度も問い詰めたが「磨いた」と言い張る。
「洗面所も濡れてないし、歯ブラシも濡れてないのにどいやってみがいたの？？」ときくと、目が真っ赤になってきた・・・・それでも「磨いた」と言い張る。
耳をちょっとひっぱった。それでも「磨いた」

強情やな～～～でも、いつも折れるわけにもいかない。うそはいけない。

で、ものすごく怒っていることをわからせようと、きつい声で問い詰めた。こうちゃんは、大きな声で言われるだけでかなりびびる。それでもまだ言い張る。

頭にきて、ほっぺを１・２回はたく。（注虐待ではありません。はたくといっても、手のこうでぺしぺしとしただけで、そんなに痛くないはず）

このあたりで、真っ赤な目から涙がじわ～～～～～～～

「うそなんでしょ？？？」

「うん・・・・・」

で、なんで、そんなことでうそをつくのか聞いてみると
「歯を磨くと疲れるから・・」で、また、ほっぺをぺし！！

うえ～～～～ん！！！！！

歯を磨くことは自分のためなのに、なんで、うそをついてまでも磨きたくないのか？？？？

それよりも、平気でうそをつくことも悪い。何度も問い詰められているのに認めないのも悪い。
うそばっかりついていると、本当のことを言っても信じてもらえなくなるよ。
ということを、言い聞かせる。

ぼろぼろ泣きながらきいているこうちゃん。

あう、あう、あう・・・一回泣き出すといつまでも泣いているーー

わかればいいよ・・・もう・・・

まあ、きっと、「磨いたの？」ってきかれたときに「まだ」というと、そのあと私がぐちぐちいうのがいやでつい「磨いた」っていっちゃったんだろうけどね・・・（このぐちぐちがなければ、私もいい母親なんだろうけど・・）
一回それが通ると何回でもするようになる。
そのうち、うそをついても平気ななる。歯を磨かなくても平気になる。やっぱり、ガツンと言うときは言わな。

で、「ごめんなさい。もうしません」とこうちゃんが謝って終わる。

布団を用意していると、こうちゃんがおずおずと言ってきた。

「あの・・・・おしっこ、ちょっともらしてしまいました」（敬語）

「パンツはきかえたらええやんか」

「はい」

まあ・・・しおらしいわ・・よっぽど恐かったんかいな。怒っている時の母親の顔ってきっと鬼みたいだろうね～～～
でも、笑顔で怒ってもきかないしね～～～－－

まあ、そんなんで、しゅ＝＝＝ん。と眠りについたこうちゃんでした。「まま、こうちゃんのこと想って怒るんだからね、こうちゃんがきらいなんじゃないからね」と、眠りにつくこうちゃんにささやく。

あ、そうそう、

日本テレビで「光るとともに」というドラマがはじまるみたいね。

この原作のまんが、一巻だけよんだことがある。

自閉症の子供の話だ。

自閉症の子をもった親の悩み、苦しみがよく描かれていた。

こうちゃんが、ＬＤだといわれたばかりのときによんだので、なんか、重なって泣いちゃった～～～

ＬＤと自閉症ってちょっと似ているところがある。
ＬＤにも、もちろんいろんなタイプがあって、幅がかなりひろい。その、ＬＤの特徴を全て持ち合わせる子供を自閉症という。と、書いてあった本もある。

私もとても詳しいわけではないけれど、自閉症の子供は決して少なくない。
自閉症は障害なのか・・？？そんなことを考えたことがある。障害というよりは、まったく、感じ方、考え方、見え方が違う子供たち。というような感じがする。彼らのことを、普通の人は理解できないだけ・・・・
独特の感性の中で生きる子供たち（大人もいますが）
そんな印象。理解してくれるひとがまわりにたくさんいれば、そんなに障害ではなくなるのにね・・・・

このドラマがどんなふうに描かれるのかはよくわからないけど、とりあえず、見てみようと思う。
水曜の１０時からみたいです。