河内保二主宰の経済工学リサーチの発信情報

先日の台風12号に続いて、台風11号がまもなく九州に上陸すると、気象予報は報じている。猛烈な豪雨が集中的に降る可能性があるので、土砂災害、洪水、浸水の警戒が呼びかけられており、これに落雷、突風への注意が加わる。10日の日曜日には関東にも影響が及ぶという。列島が水浸しの災害とならなければよいのだが・・・。
　■温暖禍　避難　避難で　明け暮れる　　　土筆
　■避暑ならぬ　避難で過ごす　夏盛り　　　 土筆

企業活動もサステナビリティを実現しなければならなくなっている。アパレル業界もファッション業界もサステナビリティを掲げ、グリーン化に真剣に取り組むようになってきた。
◆H＆Mがサステナビリティファッションに注力
先日、ファストファッションを代表するブランドH＆Mがサステナビリティファッションに注力した商品を発表した。サステナビリティとは「持続可能性」を意味する。要は、地球環境、生産過程における労働環境、リサイクル意識、などに配慮したファッション、ということだ。ソーシャルトレンドニュースが2014年07月28日に伝えた。
◆ファッション業界も7月23日開幕した日本最大のファッション展示会「JFW インターナショナル・ファッション・フェア（JFW-IFF）」で、600社の出展企業が新作を発表したが、近年のエコ志向からサステナブルをキーワードに掲げた「グリーンファッション」エリアが設けられたのが、時勢を反映している。

筆者が企業経営が「グローバルグリーンブランド強化」を戦略として進めるように提言してからちょうど1年になる。現実の業界がH＆Mブランドやファッション展示会「JFW 」において、サステナビリティやグリーン
ファッションを打ち出したのは、筆者の提言が業界に浸透し始めたと受け止めて、感慨深く思っている。