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毎日がしあわせ日和~風の里からありがとう

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2006年11月28日
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カテゴリ:気づき



コブシ


我家のさざんかの隣りのコブシの木♪

葉っぱをきれいに落としきってから いくらも経たないとというのに

もう新しいいのちが芽吹いています緑ハート

一見カラカラの木肌の奥に

こんな瑞々しいいのちが脈々と流れているなんて。。。

生きてるって すばらしいことだねきらきら









かれこれ一ヶ月ほど前のこと。。。

不思議な不思議な体験をしましたハート(手書き)




我家には 大人の手のひらほどもある大蜘蛛が住みついています。

あたたかい季節になると 1匹、2匹と姿を現し始め、

夏には常時5~6匹が家中をウロウロと (^◇^;)

冬が近づくと だんだん数が減っていって やがてすっかりいなくなります。

10月に入ってしばらく経つと 今年も残り1匹だけになったようでした。



私は 虫はそれほどニガテな方じゃないんですが、

このキングサイズの蜘蛛さんだけはちょっと・・・

いや、壁や天井を動き回ってる分には構わないんですが、

側に寄ってこられるのは、ましてや 触られたりするのは

カンベンして~、って感じで (ーー;)



幸いなことに 蜘蛛さんの方でも 人間はやはり怖いようで、

近づき過ぎたと氣づくと 向こうの方から急いで逃げ出してくれるので

これまでは何事もなく済んでいたんですが。。。




そのとき 私は荷物の包装をしていました。

そして ふと 膝元を見ると・・・

なんと あの大蜘蛛が すぐ近くまで寄ってきているではありませんか!

びっくり仰天、あまりにゾゾッとしたのと、

集中して作業していたところをジャマされたのにムカッとなって、

手元にあった物差しで ポ~ンと部屋の向こうに弾き飛ばしてしまいました。



弾き飛ばすか飛ばさないかのうちに、

「いけない!!」

と激しく感じました。

なぜか、

この蜘蛛さんは なにか言いたいことがあって 敢えて近づいてきたんだ、

そして これが最後で もう二度と会えないんだ、って

一瞬のうちに はっきりとわかったんです。



蜘蛛さんは ストーブの下の隙間に駆け込んでしまい、

私は必死で

「ごめん!ごめんね!お願いだから もう一度出てきて!」

って 何度も何度も呼びかけたけれど、出てくることはなく、

そして ほんとうにそれっきり 二度と姿を見ることはありませんでした。。。




このときの氣持ち。。。なんて言ったらいいんでしょう。。。。

大切な身内や友達に ひどいことを言ったりしたりしたまま

二度と会えなくなってしまって 後悔に責めさいなまれるような、

悲しくて 切なくて 胸をかきむしられるような氣持ち。。。

まさか 蜘蛛に対して

こんな氣持ちになる日がこようとは思いもよりませんでしたが。。。



もうほんとに会えないのかなぁ。。。。

なんてひどいことをしてしまったんだろう。。。。ごめんね。。。。

思い出すたびに 涙にくれていました 。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。

いや、ほんとうに。。。




そして 数日後の晩。

このときも やっぱり蜘蛛さんを思い出して 涙ぐみながら横になっていました。

と・・・・

枕元を なにかがサッと走るのが見えました。

目の隅で一瞬捉えただけだったけど、

金色がかった虹色とでもいうのか、

透明だけど 美しい色の 光の塊。。。。

その形、その動き・・・・・あの蜘蛛さんだ!!

え!?いや、まさか・・・

そう思った次の瞬間、

光が走った先に置いてあった ティッシュの紙ケースが

“タカタカタカッ”と鳴りました。

この音は・・・間違いありません!

蜘蛛さんが 障子やふすまの上を走り回るときに いつもたてていたのと

まったく同じ音、同じリズムです。

飛び起きて、

よかった~!!やっぱりまだ生きてたんだ!

とワクワクしながらケースの周りをさんざん探し回りましたが、

蜘蛛さんの姿は 影も形もありませんでした。。。




しばらく呆然としていましたが、

やがて 少しずつ氣が落ち着くとともに、

“あの光も あの音も やっぱりあの蜘蛛さんだったんだ~”

って じんわりとそう思えてきました。

幻覚と幻聴って片付けることも出来たはずなんですが、

なぜかそう思うことを選んだんです(^^)




あの蜘蛛さんは もう前と同じ姿ではなくなったけれど、

今もどこかで存在しているんだきらきら



そして、いつまでも 後悔して落ち込んでる私に

「こうしてちゃんといるから もう悲しまないで」

って言いに来てくれたんだ。。。そんな氣がしましたハート(手書き)




今でも 思い出すたびに

あれはいったい何だったんだろう?

って思います。

現実? 空想?

どっちでもあり、どっちでもないのかもしれないなあ。。。




でも・・・

あのときの光の色と “タカタカタカッ”という音は

私の目と耳に 今でもはっきりと焼き付いていますきらきら




そして、 あの荷造りのとき 蜘蛛さんが

わざわざ近寄ってきてまで 何を伝えたかったのかは

未だによくわからないままですが。。。



ただ、あれ以来

世界って 自分が五官でこういうものだって捉えてるのより

ずっとずっと広くて 深くて 不思議なものなのかもしれないなって

思えてきましたダブルハート




思い悩んで なんとか答えを見つけようと焦って

アタマの中がぐるぐる回ってるときなんかに、

ふと こんな声が聴こえてきます。




“見える・聞こえる・知ってる世界の中だけから

 ムリに答えを見つけ出そうと焦らなくてもいいんだよスマイル

 世界って あなたが思ってるのよりずっとずっと

 広くて 深くて 不思議で 優しいんだからねハート












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最終更新日  2006年11月28日 14時58分38秒
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