カテゴリ:日々のカケラ
「あめつちのしづかなる日」という言葉に親しむようなって、そろそろ1年になる。生涯でただ1冊の写真集と、千晶さんとのコラボレーションコンサートのタイトルというだけでなく、ぼくにはこの地上ばかりかいつも天をも忘れずにいさせてくれる、崇高な言葉になった。 白山の室堂で夕暮れのひとときを過ごした。大空を背景にして珍しくぼくまで記念写真を撮ってもらったりしながら、友らとの愉快なひとときだった。その間にも、山の空はどんどんと変わる。強い風が雲にプレゼントする変化は、いくら見ていても見飽きない。ほら、天国への階段だ。見つけて思わず叫んでしまたった。ほんとうにあの雲の上を歩いて、天国へ行けそうな気がした。 しばらくその階段に見とれていた。空、でっかいなぁ。地上から見上げる人の姿は、天上界から見えるだろうか。きっとでっかい心で、地上の仲間たちを見守っているんだろうなぁ。階段は、数分で消えてしまった。けれど、ぼくの心の階段はもう決して消えないだろう。白山でのあめつちのしづかなる日が暮れながら、心にあったかな贈り物を残して行った。 めぐり愛・言葉(こころ)がつなぐ幸せ結び お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 10, 2007 02:13:16 PM
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