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![]() 扉の横には貼り紙 「これはあの日行きのエレベーターです お好きな階までお連れ致します」 エレベーターに乗り込むとそこには キャプション付きのボタン 1989 初恋 1990 幸せとは何かについて考える 1991 部活に明け暮れる 1992 バンドを組む 1993 大学生の塾講師に副詞とは何かを教授する 1994 クラスの女子から総スカン 1995 自転車で真鶴半島へ、復路横浜で気を失う 1996 理転 1997 友人を亡くす 1998 歌で人の心が動く事を知る 1999 深夜の大学で歌う日々 2000 インディーズデビュー 2001 研究の為、北海道一人旅 2002 初対面の中学生にキモイと言われる 2003 埼玉の奥地で物理を教える 2004 関西ツアーに出る 2005 囚人の前で歌う 2006 ジョンの命日にNY一人旅、ground zero 2007 見付けられなかったモノを探しに再びNYへ 2008 組織の中で働くという事を覚える 2009 縁、出会い、別れ、再会など、運よりも大切なモノを感じる 気付くとエレベーターは下降を始めている 無意識のうちにボタンを押してしまったようだ どのボタンを押したのかは分からない 僕は慌てて、非常ボタンを押した… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.11 22:44:15
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