カテゴリ:映画のお話
昨日は「レヴェナント 蘇えりし者」の重さにやられたようで、ブログ書いてさっさと寝たのであります。
でも、映像的にもっと凄いのが「アイアムアヒーロー」のようであります。映像に怖さを感じない某パ×ン氏に「面白かったぞ」とさらりと言われ、観てみようと軽々しく思ったところを身内から次のように止められたのであります。 悪いことは言わんから、止めておけ。 曰く――、 数人の友人と呑んだのち、レイトショーでも観ようぜと潜りこんだ「アイアムアヒーロー」。マンガでそれとはなしにストーリーは知っていたものの、R15指定と主演大泉洋というキャスティングに、さほど過激な演出はなかろうと高を括ったのが大間違い。 このハードな映像、どう考えてもR15じゃねえだろう。R30か40くらいは絶対に行ってる。いや、Rの数字がデカイほど怖いわけではなかろうが、とりあえず15は違うだろうと抗議したい。 いちばん可哀想だったのは、グループのひとり、前情報ゼロの女の子。 アイアムアヒーロー+大泉洋=ハートフル? コメディ? ゾンビ出てきても、笑っちゃうんでしょ? そこにいきなり、甘えた横っ面を引っ叩くような、マジなゾンビにスプラッターだ。 その子、上映前に「ポップコーンなんてもう食べられないよ。お腹いっぱいなのに、なんでそんなもの買ってるの?」と言っていたくせに、恐怖を紛らわすため人のポップコーンに手を伸ばし、ばりばり。それでも怖くてせめて音だけでも遮断しようとしたらしく、ヘッドフォンして音楽聴き始めやがった。ちなみに聴いていたのはブルーハーツだ。まあ、どんな楽曲というより、人間追いつめられると思わぬ行動に出る、といういい見本だな。 極めつけは映画が終わり朝方の新宿を歩くと、前に、ふらふら歩くホームレスのおじさんが・・・・・・。 あれ、ゾンビじゃね? 本気でそう思い、背筋が寒くなった。 だから、 気の小さいあんたは、 止めておけ――。 ああ、危ねえ。 某パ×ン氏の甘言に乗り、もう少しで心臓発作を起こすところでありました。 写真は、アイアムアヒーローを思い留まり、できた時間で塗装中のバランであります。 やはり俺には、明るく楽しい東宝怪獣映画がぴったりだぜ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.06 22:35:54
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