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屋根裏神護・ブログ編

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神護かずみ

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2023.10.21
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カテゴリ:プロレス
 今日は神保町へ。
 書泉グランデで、『格闘家アントニオ猪木―ファイティングアーツを極めた男―』を購入でありました。
 ちなみに、お昼の十二時の時点で店頭にあったのは十二冊。わたしが購入したので、あと十一冊。
 これは流し読みできない書籍なので、逸る気持ちを抑えながら、じっくりと購読開始。

 プロデューサー宮﨑晃彦氏の『はじめに』で、もう震える。この下りは、氏のYouTubeチャンネルで先行公開されていたものの、目を通すと改めて胸に沁みる名文である。これは前書きでも序文でもなく、著者の木村光一氏とプロデューサー宮﨑晃彦氏がこの本にかけた『決意表明』であり、古くからアントニオ猪木を敬愛してきた者たちの魂を鼓舞する静かな檄文である。

 とはいえ、内容はけっしてマニアックで固いものではなく、アントニオ猪木の足跡を辿りながら技術背景を紹介する形で、読みやすさにも充分な配慮がなされている。

 アントニオ猪木に関する書籍は山のようにあるものの、わたしが知るかぎり唯一無二のこの本で、アントニオ猪木が格闘家として再武装されんことを。
 アントニオ猪木が死して、早一年。
 神となり、伝説と化したアントニオ猪木に、新たなロマンを観ることのできるこの本に、感謝。

 わたしはこの本で、アントニオ猪木を探しに行く……。






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Last updated  2023.10.21 23:30:08
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